『ファーストクィーンシリーズ』とは?!
ファーストクイーンとはその昔、呉ソフトウェア工房が発売したシミュレーションRPGで、当時としては画期的だった「ゴチャキャラシステム」の発案で、一世を風靡したゲームです。
ファンタジーの世界観で、桁外れの数のかわいらしい3頭身キャラが大活躍するという、他とは一線を画す存在でした。
「ゴチャキャラシステム」とは
ゴチャキャラシステムとは、軍隊の兵士を一人一人描いて、それらが実際に画面上を動き回って戦うシステムです。一つの軍隊を、数字だけで見るのではなく、兵士一人一人の個性までを表現したシステムです。
これは当時、とても新鮮でした。ドラクエやFFではせいぜい4~5人のパーティだったときに、10人以上の仲間キャラが同時にばらばらに動き、たくさんの敵キャラと戦う様には、驚かされました。
作ったのは『呉ソフトウェア工房』!
株式会社呉ソフトウェア工房(くれソフトウェアこうぼう)は、埼玉県さいたま市に本社を置くコンピュータソフトウェアの企画、開発および販売を事業内容とする日本の企業。社長の呉英二(1952-)はもともと中学校で理科の教師をしていたが、1978年に発売されたシャープのパソコン「MZ-80K」に触れたのをきっかけにマイコンに熱中するようになる。
教師を辞め、フリーのゲームデザイナーとして電波新聞社から何作かの作品を発表したのち、1985年に有限会社呉ソフトウェア工房を設立。1992年、株式会社に改組。
一画面に大量のキャラを登場させる「ゴチャキャラシステム」によるゲーム作りを得意としている。
OBSLive 2014/06/28
via www.youtube.com
開発元である「呉ソフトウェア工房」は社員が5人にも満たない小さな企業である。しかし社長自ら「業界最年長プログラマー」と名乗り気を吐いていることでも知られ、PCゲーム業界ではそれなりに有名である。
パッケージイラストが豪華イラスト陣!
自社作品のパッケージイラストに非常に力を入れていることで知られている。それもそのはず、I~IIIは天野喜孝、IV及び「ダークセラフィム」は末弥純であり、小さな企業であることが信じられないぐらい豪華なイラスト陣である。
88年、シリーズの前身『シルバーゴースト』が発売!
『シルバーゴースト』
メーカー名 呉ソフトウェア工房
開発元 呉ソフトウェア工房
英語表記 Silver Ghost
機種 PC-8801/SR
発売日 1988年 4月
価格 7,800 円
ジャンル ロールプレイング
シミュレーション
メディア FD 5.25" 2D
( 3 枚 )
開発元 呉ソフトウェア工房
英語表記 Silver Ghost
機種 PC-8801/SR
発売日 1988年 4月
価格 7,800 円
ジャンル ロールプレイング
シミュレーション
メディア FD 5.25" 2D
( 3 枚 )
リアルタイムストラテジーという言葉がなかった頃、「ゴチャキャラ」という呼び名で親しまれた敵味方入り乱れての集団戦闘が楽しいシミュレーションRPG。
この作品は人気を博し、「ファーストクイーン」「DUEL」などが作られるキッカケとなった。
PC88でSilverGhostをだらだらっと実況してみたpart1
via www.youtube.com