「佳子さまフィーバー」歴代のプリンセスフィーバーを振り返ります。
2016年6月17日 更新

「佳子さまフィーバー」歴代のプリンセスフィーバーを振り返ります。

「佳子さまフィーバー」と呼ばれるほど、佳子さま人気が高まっています。過去のプリンセスフィーバーと異なる点は、佳子さまご自身が皇室の出自だということです。そんな佳子さまとともに、これまでのプリンセスフィーバーを振り返りましょう。

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佳子さま、宮中晩餐会に初出席

佳子さま

佳子さま

秋篠宮家の次女佳子さま(20)が初めて宮中晩餐会に出席した。

3日夜に皇居・宮殿で開かれたフィリピン大統領歓迎の晩餐会で佳子さまの席は、天皇、皇后両陛下と同じ列だった。

右隣はフィリピンのセサール・プリシマ財務大臣、左側には故・寛仁さまの妻・信子さまが座った。

佳子さまはピンクのドレス姿。髪をアップし、真珠のネックレスとイヤリングを身につけていた。天皇陛下や大統領のあいさつの後、出席者とともにグラスを手にして乾杯した。

食事後に場所を移して行われた「後席」では、佳子さまはフィリピン側の出席者に話しかけられ、笑顔で懇談していた。

引用:朝日新聞デジタル

行く先々でファンが増加する「佳子さまフィーバー」

「佳子さまフィーバー」は、佳子さまが成人し、初めて一般参賀に出席された今年1月2日から勢いを増した。3月の伊勢神宮参拝など、行く先々でファンが増加。佳子さま効果か、ICUの今年度の入学志望者数は前年度より22%もアップした。

女性誌にはほぼ毎週、佳子さまの記事が。「女性セブン」は4月9・16日合併号で気の早い「花婿候補」報道に踏み込み、大きな話題に。ある女性誌記者は「読者の反響の目安となるニュースサイトのランキングでも佳子さまの話題は常にトップに食い込むキラーコンテンツ」と明かす。

入学式の朝、スーツ姿の佳子さまの映像が流れると、インターネット上のツイッターでは「かわいすぎる」「美しすぎる」と大量のツイートが。
佳子内親王

佳子内親王

佳子内親王(1994年(平成6年)12月29日 - )は、日本の皇族。秋篠宮文仁親王と同妃紀子の第二女子。今上天皇の孫にあたる。身位は内親王。皇室典範における敬称は殿下。

成年に伴い、宝冠大綬章受章(旧勲等では勲一等宝冠章に相当)。お印はゆうな。姉に眞子内親王、弟に悠仁親王がいる。
2015年(平成27年)4月、国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科へ入学。
精神科医の香山リカさんは「美智子さま、紀子さま、雅子さま……。これまでのプリンセスブームはすべて民間人のシンデレラストーリーでした。佳子さまフィーバーはそうでない。生まれつきのプリンセスゆえの天真らんまんさがある」と指摘する。

学習院大をあえて中退し、ICUを受験し直したことや、趣味のダンスなど、行動面での「皇室っぽくなさ」にも魅力を感じるファンが多いことに触れ、「適度に皇室っぽくない一方で、皇室の枠組みを決して逸脱しない。ちょっとセクシーでやんちゃ、でも『安全圏内』。これが親世代に好まれるだけでなく、若年層の共感を得ている。今の若者は個性的すぎたり、主張が強すぎる人を敬遠します。与えられた環境に反発せず、その範囲で『ありのままの自分』をエンジョイするのが彼らの価値観だから」と分析する。
それでは、過去のプリンセスフィーバーを振り返ってみましょう。

皇后美智子さま

皇后美智子さま

皇后美智子さま

皇后美智子(1934年(昭和9年)10月20日 - )は、今上天皇の皇后。前姓は正田(しょうだ)。皇室典範に定める敬称は陛下。日本赤十字社名誉総裁、国際児童図書評議会名誉総裁。
皇后美智子さま

皇后美智子さま

1957年8月、軽井沢会テニスコートで開催されたテニスのトーナメント大会にて当時皇太子だった明仁親王と出会う。「テニスコートの出会い」として知られる。その後もテニスを通して交際を深めたといわれる。
明仁親王は美智子の写真を「女ともだち」と題して宮内庁職員の文化祭に出品したが、皇太子妃には旧皇族・華族から選ばれるのが当然と考えられていた時代であり、誰も彼女をお妃候補とは思わなかったようである。
皇后美智子さま

皇后美智子さま

1958年11月27日、結婚が皇室会議において満場一致で可決された。
同日記者会見にて、記者から明仁親王の魅力について問われ「とてもご誠実で、ご立派で、心からご信頼申し上げ、ご尊敬申し上げて行かれる方だというところに魅力を感じ致しました」と回答。これは流行語にもなった。また第一印象について「ご清潔な方」とした。
清楚で知的な美貌を持った美智子の姿は絶大な人気を集め、明仁親王と美智子の巨大な写真がデパートに飾られる・「美智子さまぬりえ」が発売される等のミッチー・ブームが起こる。テレビの受信台数も急増した。
皇后美智子さま

皇后美智子さま

皇室の慣習である宮中御産殿での出産や、乳母制度、傅育官制度を廃止、3人の子を全て自らの手で育てた。とりわけ浩宮徳仁親王は誕生に際し、母子手帳が発給されたことでも知られ、「乳が足りない際には(乳母を立てず)人工栄養で育てるよう」指示がなされた。
「あづかれる宝にも似てあるときは吾子(わこ)ながらかひな畏れつつ抱く」はこの時の御歌である。なお、後の礼宮文仁親王、紀宮清子内親王の誕生の際には(母親学級に参加する際の警備上の問題などもあって)、母子手帳の発給を受けることはなかった。
紀子妃は同じく旧皇族・旧華族以外の出身であり、彼女に対してそれまでの自分の経験を話し、助言をしていると言われている。彼女の婚約が内定した際には、「またひとつ宝物が増えました」との感想を発表している。
皇太子徳仁親王の結婚の際には、雅子妃にルビーの指輪を贈った。この指輪は自身の結婚の際、香淳皇后から贈られたものであった。また、秋篠宮文仁親王の結婚の際には、紀子妃に真珠の指輪を贈った。

皇太子徳仁親王妃雅子さま

皇太子徳仁親王妃雅子さま

皇太子徳仁親王妃雅子さま

皇太子徳仁親王妃雅子(1963年(昭和38年)12月9日 - )は、日本の皇族。皇太子徳仁親王の妃。旧名・小和田雅子。身位は皇太子妃、親王妃。皇室典範に定める敬称は殿下。お印はハマナス。勲等は宝冠大綬章。学位は経済学士(Bachelor of Arts in Economics magna cum laude)(ハーバード大学・1985年)。
皇太子徳仁親王妃雅子さま

皇太子徳仁親王妃雅子さま

1986年(昭和61年)に来日したスペインのエレナ王女の歓迎レセプションに出席した時に徳仁親王と知り合い、研修留学からの帰国後には、皇太子となった皇太子徳仁親王の御妃候補として報道され、大きな話題となった。
その後、徳仁親王との交際に付いては、『鴨場でのデート』も話題になっている。
1992年(平成4年)12月12日に、皇太子徳仁親王からの求婚を受諾している。
1993年(平成5年)1月19日、皇室会議にて徳仁親王妃に内定し、記者会見を行なう。ハーバード大卒のキャリアウーマンであること等が世間の注目を受けた。
同年2月をもって外務省を退職。同年4月12日の納采の儀(婚約)を経て、同年6月9日に結婚の儀が行なわれた。
皇太子徳仁親王妃雅子さま

皇太子徳仁親王妃雅子さま

「私に対して『皇室に入られるということには、いろいろな不安や心配がおありでしょうけれども、雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから』というふうに仰ってくださいました」 - 皇室入りを決意させたものについて
1993年(平成5年)1月19日、婚約内定の記者会見にて
「本当に生まれてきてありがとうという気持ちで一杯になりました」 - 愛子内親王出産の際の気持ちについて
2002年(平成14年)4月2日、愛子内親王誕生の際の記者会見にて

文仁親王妃紀子さま

文仁親王妃紀子さま

文仁親王妃紀子さま

文仁親王妃紀子(1966年(昭和41年)9月11日 - )は、日本の皇族で、秋篠宮文仁親王の妃。旧名、川嶋紀子。身位は親王妃。皇室典範における敬称は殿下。お印は檜扇菖蒲(ひおうぎあやめ)。勲等は勲一等宝冠章。学位は博士(人文科学)(お茶の水女子大学・2013年)。
文仁親王妃紀子さま

文仁親王妃紀子さま

1985年(昭和60年)、学習院大学文学部心理学科へ入学。大学構内の書店で、1年先輩の礼宮文仁親王(当時)と出会う。以降、サークル活動を通して交際を深めた。
1986年(昭和61年)6月26日に、文仁親王から求婚を受けるが即答は避けた。一方でゴシップ記事として報道されるのを防ぐため、サークル活動などをおさめたスナップ写真には隣に並ぶことはせずに、やや離れて写るよう気をつけるなど常に文仁親王を思い遣るこころ内をみせていた。
早い段階から宮中にも招かれ、皇太子明仁親王(当時)らとも面会していた。礼宮が主宰するテニスサークルでは、皇太子明仁親王、美智子妃(当時)も参加してダブルスの試合に興じ、楽しんだという。
明仁親王は、「キコちゃん」と気さくに呼びかけたり軽食をすすめたりするなど、ごく自然に一家に溶け込めるよう心配りをしたという。
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