【2015年から2代目発売!】日本唯一のスーパーカーとされたNSXを振り返る。
2016年6月15日 更新

【2015年から2代目発売!】日本唯一のスーパーカーとされたNSXを振り返る。

「NSX」スポーツカー全盛の90年代にあって高嶺の花だった国産スーパーカー、2015年に復活するんですよね。売価1000万円超のモンスターマシン、2代目はどんな活躍をみせてくれるんでしょうね。NSXについてちょっと振り返ってみましょう。

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ホンダ(アキュラ)、新型「NSX」の市販モデルを初公開!

新型「NSX」

新型「NSX」

ホンダが北米で展開する高級車ブランドのアキュラは、アメリカ・デトロイトで開幕した北米国際自動車ショー 2015において、新型「NSX」の市販モデルを公開した。

1990年に発売された初代「NSX」の名前を受け継ぐホンダの新型フラッグシップ・スーパーカーは、今からちょうど3年前に同じデトロイトで、最初のコンセプトカーが発表された。それに比べると、今回ついに公開されたその市販モデルでは基本的なデザインに変わりはないものの細部に変更が施され、ハニカムメッシュが張られたフロントグリルが与えられたり、フロントフードとボディ両サイドに開けられたエアダクトが大型化していることが分かる。

また、クロームの装飾などは「機能的に不要なものだから廃しました」と、エクステリア・デザイン・プロジェクト・リーダーのミッシェル・クリステンセン氏は語っている。「各部をよりシンプルにしました。それによってデザインが成熟されたと思います」とのことだ。

引用:autoblog.com
新型「NSX」

新型「NSX」

新型NSXは、米オハイオ州メアリズビル四輪車工場の隣接地に新設された「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で、高度に熟練した約100名の従業員によってボディー製造から塗装、最終組み立てまで全て行われ、そこから日本も含む世界の市場に向けて出荷される。

今年の夏にはオンラインで自分の希望するNSXの仕様が決められるようになり、そのまま販売店にデータを送って注文することになるという。秋には生産が立ち上がり、最初の納車は今年後半になる予定だそうだ。

新型NSXには複数のグレードが用意される予定だそうだが、その詳細についてはまだ明らかにされていない。価格は15万ドル(1,800万円)台半ばから、ということになりそうだという。

引用:autoblog.com

Engineering A Dream: The Acura NSX - YouTube

Acura NSX Reveal at 2015 NAIAS - YouTube

2012年、デトロイトでコンセプトカーを発表

NSXコンセプトカー

NSXコンセプトカー

NSXコンセプトカー

NSXコンセプトカー

そんなNSX、初代は1990年に誕生

『our dreams come true』

『our dreams come true』

第2期F1参戦を機に「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」との願いから開発された車であり、バブル景気絶頂期の1989年に発表、翌1990年9月14日の販売開始から2005年12月末までの15年間の長きにわたってフルモデルチェンジを行うことなく製造され、2006年まで販売がなされた。
価格は販売当初は1グレードのみの800万円(AT仕様は60万円高)で、当時の日本のメーカーの乗用車の中では最高額だった。その後、改良や装備の追加などにより徐々に値上がりし、900万-1,300万円台となっていった。

なお販売した15年間は当時のスポーツカーの新車価格では日本車最高額だった。

エンジンは、同社のセダンであるレジェンドに搭載していた横置きV6をベースにしたC30A型エンジンで、運転席後方に搭載し後輪を駆動するミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)を採用している。

また、当時市販自動車として類を見ない世界初の「オールアルミモノコック・ボディー」を採用した。その特殊性から、大工場での産業用ロボットによる流れ作業製作ではなく、ほとんどを手作業で行っていた。このような特色と価格帯から、日本車で唯一のスーパーカーとも評された。
『緊張ではない、解放するスポーツだ』

『緊張ではない、解放するスポーツだ』

車名はホンダの新しいスポーツカー、「ニュー」「スポーツカー」と未知数を表す「X」を合成させたNewSportsCarXの略である。1989年のプロトタイプ・モデル発表からしばらくは、NS-Xと、SとXの間にハイフンが入っていたが、1990年の販売開始時にはハイフンが取れてNSXとなった。
日本での販売店はベルノ店。日本国外ではホンダブランドのほか、北米ではホンダの高級車チャンネルのアキュラブランドから発売。日本名と同じ「NSX」の名前で販売された。欧米で2006年から始まる燃費・排ガス環境規制への対応が難しいため、欧州向けは2005年9月末、北米向け・日本国内は同年12月末をもって生産終了となった。

1990年にはNSXボディ構造が、社団法人自動車技術会の「日本の自動車技術180選」の「車体」部門で「剛性解析により理想的な高剛性設計とした」として選出されている。ベストカーのスポーツカーの企画では100点を獲得した。

販売にまつわるエピソード

中古車市場におけるNSXの価格は、2005年の生産終了...

中古車市場におけるNSXの価格は、2005年の生産終了前後から状態の良いものには高値が付く

1990年の日本ではバブル景気が続いており、NSXは発売当初、3年先まで予約の入る人気となり、中古車が新車を上回るプレミアム価格で販売されるという現象もみられた。

これに対してホンダは、「約半年で納車できるように」と製造工員を倍にしての二交代体制を敷き、1日あたり25台の生産数を倍にする増産体制をとった。

しかしながら直後にバブル経済が崩壊、発売翌年の1991年(平成3年)になるとキャンセルが相次ぐ事態となった。生産台数は1991年をピークに減少傾向となり、販売開始から10年が経った21世紀以後の年間生産台数は日本国内外合わせて年間300台程度、さらに環境規制の強化を受けて生産を中止した2005年(平成17年)には、月間生産数はわずか10台ほど(日本向けはその半分程度)まで減少していた。

一方、製造は完全受注生産であり、ほとんどを手作業で製造されることから納車には2か月-3か月半を要していた。2005年7月の生産終了を発表以降は駆け込み需要で注文が殺到し、わずか一週間ほどで生産予定枠の注文数を満たしたことから早々に販売受付が打ち切られた。

バブル景気で予約が殺到した日本に加えて日本国外でも高い評価を得たNSXは[7]、日米欧で累計1万8,734台を販売、そのうち日本での販売台数は7,415台であったが、2007年の段階で6,600台ほどが現存しているという。

現在の中古車市場におけるNSXの価格は、2005年の生産終了前後から状態の良いものには高値が付くことも多い(とくにタイプRでは顕著)。6,000台余りが1991年以前の初期モデルである。

国産スーパーカーの復活に期待が高まります!

2017 Acura NSX - Jay Leno's Garage - YouTube

Acura's Ted Klaus and Michelle Christensen deliver the long-awaited NSX for a test drive - and tell Jay the whole story of how it came to be! 損 Subscribe: ht...
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