劣勢の土鬼軍は、腐海の植物を生物実験する過程で突然変異により生まれた強力な粘菌を生物兵器として使用した。この粘菌の出す毒は蟲を死に至らせるほど強力であり、土鬼はトルメキア軍を撃退することに成功した。しかし、粘菌は飛行船上で突如暴走しはじめ、事態は収集不能になる。蟲達はかねてからこの粘菌の存在を察知しており、蟲達は暴走した粘菌に向かって大量に集結した。大量の蟲が移動する現象は物語中で大海嘯とよばれており、移動する虫から放たれた腐海の胞子が、蟲の死骸を介して広がり、腐海領域をより拡大してしまう。結果、土鬼の地はほとんど滅亡するに至った。ナウシカは秘石により、土鬼軍がトルメキア軍から奪取していた巨神兵を起動させる。巨神兵は人格を持っており、ナウシカは母性を象徴する存在として巨神兵にオーマと名づける。
via stat.ameba.jp
ナウシカは遺跡を封印するために乗り込んでいく。遺跡はそれ自体が意識生命体でもあり、その人格である「墓の主」は、浄化が終わった後の戦争のない理想郷について語り、ナウシカ達改造種も長年の再調整プロセスによって生存し続ける計画になっていると告げるが、ナウシカはその清浄のみを追求し一切の汚濁を認めぬ旧文明側の計画内容に反発、否定し、オーマに遺跡を破壊させ新人類の卵は全滅した。それが、浄化の完了した遠い未来、人類の滅亡に繋がることを自覚しつつも、ナウシカはその事実を隠し通してゆく決意を胸にした。
世界の安定の為、生き残ったナウシカは再び立ち上がります。
苦しくても生きなければならない。という所でナウシカは終わります。
苦しくても生きなければならない。という所でナウシカは終わります。