【色んな意味でゾッとする】時計じかけのオレンジ
2020年2月28日 更新

【色んな意味でゾッとする】時計じかけのオレンジ

何もかも強烈に心に残っています。 『時計じかけのオレンジ』 15歳の主人公の悪さ、洗脳の怖さ、怨みのエネルギー。 ファッションから小物まで登場するものもインパクトだらけ。 現在でも気分の悪くなる映画上位に入るのでは?

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時計じかけのオレンジ

トラウマになった映画
後味の悪い映画
もう観たくない映画
…などよくない評判も多くつきまとうこの作品。

なのになぜだか惹きつけられるこの作品。
後味悪い、ってわかってるのについまた観てしまうんです。
時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ

1972年公開

監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル/パトリック・マギー
ウォーレン・クラーク

ファッション

時計じかけのオレンジに登場するファッション。
インテリアなどは当時斬新で目をひきました。
ドルーグの4人

ドルーグの4人

主人公アレックスがリーダーである4人組
『ドルーグ』
ドルーグと敵対する不良グループ

ドルーグと敵対する不良グループ

こちらのグループも揃いの衣装でキメてます。
私服(?)可愛いアレックス

私服(?)可愛いアレックス

大きなレースがついた襟と袖が可愛いアレックス。
レコードSHOPで女の子をナンパ。
ミルク・バー

ミルク・バー

ミルク・バーもオシャレ☆
ただしミルクはただのミルクではありません…
ドラッグ入りミルクです。

ストーリー

ロンドンの都市。秩序は乱れ、治安状態は悪化し、性道徳は退廃の極にあった。そして町には夜な夜な少年ギャングの群れが横行していた。これは、そんな少年のひとり、〈強姦と超暴力とベートーベン〉だけに生きがいを求めるアレックスの物語である。
アレックス

アレックス

15歳のアレックスは
ベートーヴェンと暴力をこよなく愛しています。
酒ビン片手に橋の下で酔いつぶれている1人の老いた浮浪者を、ステッキやコン棒で殴ったり蹴ったりして袋だたきにした。暴虐の限りをつくして爽快になったアレックスたちは、別の獲物を求めて去ってゆく。
労働力にならない老人が街に捨てられてホームレスに。

始めて観た時は暴力の方がゾッとしましたが…
今はこの風刺にもゾッとします。
http://livedoor.blogimg.jp/evertonian/imgs/2/8/28a702f0.jpg (1017609)

暴虐の限りをつくして爽快になったアレックスたちは、別の獲物を求めて去ってゆく。荒れはてたカジノの舞台では、ライバルの非行少年グループの一団が、1人の女性の衣服をはぎとり暴行しようとしていた。そこへアレックス一味が殴り込みをかけ、大乱闘のあげく、敵の首領に傷を負わせた。さらにアレックス一味は、スポーツカーを駆って突っ走る。
車も盗みます

車も盗みます

敵対グループのリーダーにもケガをさせ
ノリにノッたアレックス達は車を盗んで警察から逃げます。

やりたい放題。
やがて郊外の邸宅にやってきた彼らは、覆面をつけて、ずかずかと押し入り、暴力活動を開始した。主人の作家アレクサンダー(パトリック・マギー)の眼の前で奥さんの衣服を切り裂き、凌辱に及んだ。
とにかく暴力の描写が続きます。
こうして一晩は終わり、アレックスは大好きなベートーベンの第九交響曲を聴きながら幸福な眠りにつくのだった。
散々悪いことして平和に眠るアレックスです。
アレックスの部屋

アレックスの部屋

ベートーヴェンが大好きなアレックスの部屋。
散々暴力をして帰宅したら
ベートーヴェンの第九を聴いて眠ります。
そんなある日、ささいなことから部下のディムとジョージーが反抗した。彼らは、猫をいっぱい飼っている老婆の家に押し入った時、アレックスを裏切り警察に売ってしまった。
仲間の裏切りでとうとう刑務所へ…。
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思い出を語ろう

     
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  • ぺぺ 2019/3/3 20:40

    この映画のビデオを持っていますが、ここでストーリーの意味を初めて知りました。
    ありがとうございます。

    Eight_Joe 2018/9/25 23:33

    胸糞大好きで、この映画を見続けてます
    ファッションが斬新でとても好きです。

    すべてのコメントを見る (2)

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