“feat.”の元祖小沢健二とは?
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1989年、東京大学在学中からアマチュアバンド「ロリポップ・ソニック」で活動。プロデビュー後すぐに「フリッパーズ・ギター」と改名し活動し1991年に解散、1993年からソロ活動をされています。
「featuring」するとはどういう意味?
基本的に「feat.」とは「featuring」(フィーチャリング)の略。featureの元々の意味は特色や特徴で、これが「◎◎のギターをフィーチャーした楽曲」など、楽曲の特徴を表す場合に使われてきた。アーティスト名に「◎◎feat.△△」とある場合は、メインのアーティストは◎◎で、△△が参加することで楽曲に特徴を出している、という意味となる。「ロックの言葉で言うと“セッション”の意味に近いですね」
また、“コラボレーション”や“with”などfeat.に似た言葉もあるが、「楽曲に対する責任の比重が違う」。コラボレーションだと“共作”の意味合いが強まるが、feat.は役割がしっかり分けられていて、主旋律のメロディーをメインのアーティストが、ラップを歌うのがフィーチャリングアーティストなど、分担がはっきりとしている。
1994年3月9日「今夜はブギーバック」(小沢健二 feat. スチャダラパー)リリース
レコード会社の枠を超えたコラボレーション楽曲として、小沢健二がメインの"nice vocal"バージョンと、スチャダラパーがメインの"smooth rap"バージョンが2枚同時でリリースされ話題を呼んだ。このことから、コラボレーション作品のさきがけとして著名な作品となっている。
小沢健二がメインの"nice vocal"バージョン
今夜はブギーバック(Nice Vocal) 小沢健二 feat スチャダラパー - YouTube
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「今夜はブギーバック」スチャダラパー(feat.小沢健二)
スチャダラパーがメインの"smooth rap"バージョン
スチャダラパー(feat.小沢健二) - 今夜はブギーバック(LIVE) - YouTube
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「今夜はブギーバック」以降さまざまな”feat”楽曲がリリースされます
1999年にDragonAshの降谷健志が参加したSugarsoul feat. Kenjiの「Garden」などに見られる。そんなfeat.が日本で市民権を得たのは、2007年9月、HIP HOP系アーティストのSoulja(ソルジャ)が遠距離恋愛の切ない気持ちを歌った「ここにいるよ feat. 青山テルマ」をリリースした時期だろう。この曲が着うたでスマッシュヒットを記録。翌08年1月には青山テルマが「そばにいるね feat. Soulja」をリリース。“日本で最も売れた着うたフル楽曲”としてギネスに認定され話題を集めた。
2008年8月には前述のSpontaniaが女性ソロシンガーのJUJU(ジュジュ)をフィーチャリングアーティストとして起用。Spontania feat.JUJU名義で男性目線の歌詞で描かれたラブソング「君のすべてに」をリリースした。その約3カ月後には、逆にJUJUがSpontaniaをフィーチャリング。女性目線のラブソング「素直になれたら」(JUJU feat.Spontania)をリリースした。
1999年「Garden」Sugarsoul feat. Kenji
Garden / Sugar Soul feat.Kenji / ROCK IN JAPAN 2000 - YouTube
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Soulja「ここにいるよ feat. 青山テルマ」
SoulJa / ここにいるよ feat. 青山テルマ - YouTube
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