今、ミニ四駆ブームが再来している
ミニ四駆とは、タミヤが販売している電池とモーターで動く四輪駆動の模型自動車型の模型で、80年台の子どもたち(小学生男子)に人気のあった日本で一番売れた自動車型模型。
人気再燃のきっかけは、’12年にミニ四駆全日本選手権「ジャパンカップ」が13年ぶりに復活開催されたこと。以来、売り上げもイベント動員数も上昇中で、ミニ四駆の累計販売台数は1億7500万台を突破。都内で開催される競技会イベントの参加人数は2000人規模にまで膨れ上がっている。
「レーサーミニ四駆」世代。
■1次ブーム・・・80年代にアニメ「ダッシュ!四駆郎」のヒットで流行
レーサーミニ四駆シリーズ No.14 アバンテJr. 18014
速さを追求するためにホイールベースやギヤ比をハイスピード設定に変えたり低重心化にするなど、変更を加えて発売されたのが「レーサーミニ四駆」。
「フルカウルミニ四駆」世代。
■2次ブーム・・・90年代半ばからアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のヒットで流行
フルカウルミニ四駆 No.13 レイスティンガー 19413
シャーシなどの基本的な部分はスーパーミニ四駆を継承しているが、タイヤをカウルが覆う形のボディを採用。そのデザインは多くの子供心を掴みブームが再熱。
アニメでは漫画と異なった表現をしていて、多くの女性ファンのハートを掴んだ!
性格が正反対の兄弟、烈と豪の二人がそれぞれお互いの方向性を活かしたチューンをして、数々の敵と戦うというミニ四駆漫画。
・・・とはいえ100話以上あるので全部みるのは相当時間がいりそうです。
・・・とはいえ100話以上あるので全部みるのは相当時間がいりそうです。
※96年に行われた公式大会「スーパージャパンカップ’96」では全国14会場を合わせた動員総数が30万人以上というとてつもない数字を記録している
そして3度目のブレイクは大人!!
子供時代にミニ四駆で遊んできた大人達を中心にブレイクしている。
■今のメインは「ミニ四駆PROシリーズ」と「ミニ四駆REVシリーズ」
ミニ四駆REVシリーズ No.01 エアロ アバンテ (ARシャーシ) 18701
ミニ四駆30周年記念として発表された最新シリーズ。
実車のレーシングカー理論を取り入れて、ボディからシャーシまでエアロダイナミクスを徹底的に追求している。
実車のレーシングカー理論を取り入れて、ボディからシャーシまでエアロダイナミクスを徹底的に追求している。
子供の頃に熱中した大人達が、金銭的に余裕が出来たことや知識が深くなったことで、その速さを追求する奥深さに魅了されて再びハマっているのだ。
そして父親となった大人達は、子供と一緒に楽しんでいる。
そして父親となった大人達は、子供と一緒に楽しんでいる。