そこで今回は、かしの刑事ドラマで使われていた劇用車たちをまとめてみました。
トヨタ マークⅡ/Gメン'75
「キイハンター」「アイフル大作戦」「バーディ大作戦」から続く東映アクション作品。黒木警視が率いる特別潜入捜査班・Gメンの活躍を描く。メンバーのほとんどが過去に悲劇を体験した刑事・警官で、社会情勢を反映した重厚なエピソードが多かったこともあわせて、それまでの東映アクションとは異なるテイストの作品となり多くのファンを引き寄せる結果となった。スケール感あふれるオープニング映像と哀愁に満ちたエンディング曲も視聴者に忘れがたい印象を残す。
大都会/日産 セドリック
メインライターに倉本聰を迎え、刑事・ヤクザという個人が警察・暴力団という組織の中で生きていく悲哀と、主人公・黒岩頼介(渡哲也)と妹・恵子(仁科明子)との兄妹愛を絡めて描いている。刑事を主人公としたドラマではあるものの、むしろ個人の心情を深く掘り下げるとともに、犯罪の裏側に見え隠れする現代社会の矛盾をも指摘した“人間ドラマ"作品。
特捜最前線/日産 セドリック
1977年から1987年まで約10年間の長きに渡って支持された刑事ドラマの傑作。毎回重厚な人間ドラマが展開され、多くのファンを生んだ。全508話。
西部警察/劇用車
『西部警察』とは、1979年10月から1984年10月にかけてテレビ朝日系列で全3シリーズが放送されたポリスアクションドラマ。警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)をはじめとする“大門軍団”の異名を取る刑事たちと、彼らを見守る木暮課長(石原裕次郎)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた。
現在でもその人気は衰えることがなく、いまだに相次いで発売され続ける関連商品はどれも高い人気を誇る。