2017年1月26日 更新
常に10年先を走リ続けたホンダの迷車たち~メーカー別マニアック名車 ホンダ編
長年、日本の自動車界を支えてきた国産メーカーのマニアックな名車を「マツド・デラックス」が選りすぐってお送りするわよ!今回は日産、三菱、マツダ、いすゞ、ダイハツに続きホンダよ!元ホンダの360乗りとしてはやっぱりあの車を紹介したくなるの!さあ、今回も皆さん楽しんで頂戴ね!
「魅惑のロングボディ?」 を目指したシビック一族の異端児!? アコード エアロデッキ
1985年に発売された「アコードエアロデッキ」に人々は驚愕したわ!何でこの形でこの長さなの?って。
アコードの3ドアモデルの「3代目」として登場したの。この3ドアだけでも十分だと思っていたわ。なぜエアロデッキを投入したか当時はわからなかったわ。
ところが私が見る限り「ワンダーシビック」のロングボディにしか見えなかったのよね。見なさんはこの車を「アコード」として見ていたのかしら?
当時は、輸出に対しても力を入れていて「シューティングブレーク風」のデザインをチョイスしたのかも知れないわ。「ボルボ1800ES」や「アストンマーティン・ラゴンダ・シューティングブレーク」を目指していたのかしら?(笑)
ただ、リアハッチ天上部のガラス張り部分を採用をしたり、ドアが大きく重かったり、窓も重くパワーウインドの不調や手回しの開閉も大変だったのよ。それもあって日本では不人気だったの。でもね、この車意外と実用的で画期的だったのよ!当時のセダンクラスの2600mmのホイールベースが室内の広さの確保を現実化したの。
姉妹車の「アコード」や「ビガー」にはない開放感もあったわ。FF車世界初の「4輪ダブルウィシュボーンサスペンション」を採用したり「車速感応パワステ」と言う物もあったのよ!凄くない?その他アルミ製のシリンダーブロックを使ったりもしてたのよ。運転の視界にも優れていて本当にいい車だったの。
しかし、時代が違ったのよ(泣)セダンでは「マークⅡ」がそして「シビック」と並び「ファミリア」や「スターレット」と言う小型3ドアハッチバックが流行っていた時代に「ツーリングワゴン」や「シューティングブレーク」は早すぎたのよ。1989年には販売終了となってしまうのよ。
10年後に「レガシィ」の大ヒットを考えるとその時代に販売されていたらこの車の評価も大きく変わっていたのかもしれないわね。余談だけどあたしはホンダ車なら今、一番乗って見たい車よ!
20年後ワゴンRが見習った?昭和40年代の早すぎた軽ワゴン! ライフ ステップバン
1993年、スズキから販売された「ワゴンR」が販売された時、あたしは直ぐに一台の車を思い出したの。それが1972年に発売された360CCのエンジンを搭載する「ライフステップバン」だったの。
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