『ラブひな』とは?
あなたはマンガ派?アニメ派?ゲーム派?
— SoftBank (@SoftBank) July 3, 2017
単行本発行部数累計2,000万部の人気マンガ「#ラブひな」が、7月から #ブック放題 で期間限定配信✨
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知ってる?アイしあう二人がトーダイってとこに入るとね、「シアワセ」になれるんだって。大きくなったらふたりでいっしょにトーダイ行こーね。
これこそハーレムマンガ!
勉強だけじゃなくスポーツもダメ。顔もパッとしないし、とりえもないし、ほんっとモテる要素がない男だよな。
このハーレムマンガの始まりは何かと遡るのは難しいのですが、1998年から連載の赤松健『ラブひな』から10年前、1988年から連載された藤島康介『ああっ女神さまっ』がひとつとして上げられるかと思います。これは同じく冴えない男のもとに、美しい女神さまたちがやってくるという展開になっています。
ちなみに、さらに10年前の1978年から連載された高橋留美子『うる星やつら』があるのですが、これはたくさんの女性キャラクターたちが登場するものの、皆が主人公を好きな訳ではないという理由で、ハーレムマンガとは呼ばれることはあまりないようです。
さて、その『ラブひな』なのですが、今も続くハーレムマンガの歴史の中で、とても重要な作品だと位置付けられているようです。その理由のひとつとしては、恋愛ゲームの文化を大きく取り入れた、最初期のマンガだということがあげられるでしょう。
恋愛ゲームとは?
懐かしの代表作としては1994年発売の『ときめきメモリアル』があげられるでしょう。これは主人公が「卒業式の日に、校庭にある樹の下で女の子から告白されて誕生したカップルは、永遠に幸せになれる」という伝説のもとに高校生活を送るというゲームです。
その設定からして、『ラブひな』は『ときめきメモリアル』に似ていますね。
そして恋愛ゲームの特徴として、そのゲームの中で一番美しかったり優しかったりする、メインヒロインがいます。
その他の女の子たちは、サブヒロインと呼ばれます。メインではないものの、彼女たちもまた恋愛対象になるヒロインたちである、というところが恋愛ゲームの最大のポイントです。
そしてこのサブヒロインたちは、他のキャラクター同士との差別化をはかるため、みな個性的だったりします。
ある子は「引っ込み思案で泣き虫な妹的存在の女の子」、ある子は「スポーツ好きで自分をボクと呼ぶボーイッシュな女の子」という風に、極端なキャラクターであることが多くなっているようです。
まとめると、恋愛ゲームとは基本的に、そんなたくさんの女の子たちから好意を抱かれたりしながら生活し、恋人になることを目指すゲームなのです。
『ラブひな』は、この要素を大きく取り入れています。成瀬川なる、というメインヒロインを中心にして、ひなた荘に住む個性的なサブヒロインたちから好意を抱かれながら生活するというマンガなのです。
では、ひなた荘に住む、そんな女の子たちを紹介しましょう。
コナミから2003年に発売された、『ラブひな』を原作とした恋愛ゲーム(PlayStation2)。