からくりサーカスの概要
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漫画「からくりサーカス」は、1997年~2006年にかけて週刊少年サンデーで連載されていました。
連載開始が1997年(平成9年)なので、ミドルエッジ感覚で言えばかなり最近の漫画と言えますね。
とはいえ、20年以上前に連載されていた漫画なのでアラサー・アラフォーの読者様にとっては「懐かしい!」と言える漫画ではないでしょうか。
連載開始が1997年(平成9年)なので、ミドルエッジ感覚で言えばかなり最近の漫画と言えますね。
とはいえ、20年以上前に連載されていた漫画なのでアラサー・アラフォーの読者様にとっては「懐かしい!」と言える漫画ではないでしょうか。
うしおととらと同じ作者
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からくりサーカスの作者は藤田和日郎さん。
名前だけ聞いてもピンと来ない人も居ると思いますが、あの「うしおととら」の作者でもあります。
ミドルエッジ読者の多くは、「うしおととら」の方が思い出深い!という方が多いと思います。(筆者もそうです)
しかし、からくりサーカスを良く知らない方でも、うしおととらの作者が書いた作品と聞けば興味が湧いてくるのではないでしょうか。
名前だけ聞いてもピンと来ない人も居ると思いますが、あの「うしおととら」の作者でもあります。
ミドルエッジ読者の多くは、「うしおととら」の方が思い出深い!という方が多いと思います。(筆者もそうです)
しかし、からくりサーカスを良く知らない方でも、うしおととらの作者が書いた作品と聞けば興味が湧いてくるのではないでしょうか。
「うしとら」を超える長編漫画
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からくりサーカスは、単行本にして全43巻という長編漫画です。
うしおととらは全33巻で完結していますので、前作を超えるボリュームと内容となった渾身の作品であることが伺えます。
実際、からくりサーカスは重厚で複雑なストーリーが大きな魅力の作品で、うしおととらとは全く異なる作風・世界観の漫画となっています。
うしおととらは全33巻で完結していますので、前作を超えるボリュームと内容となった渾身の作品であることが伺えます。
実際、からくりサーカスは重厚で複雑なストーリーが大きな魅力の作品で、うしおととらとは全く異なる作風・世界観の漫画となっています。
からくりサーカスが令和の今になって最注目?
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現在(2021年3月中旬時点)、15年も前に完結したはずの「からくりサーカス」のTVアニメがBS朝日で、毎週日曜の23時から放映されています。
令和となった今、なぜからくりサーカスなのか?と疑問が沸き上がると同時に、筆者なりに納得した部分もありました。
からくりサーカスが令和の今になって最注目された理由を筆者也にまとめてみました。
令和となった今、なぜからくりサーカスなのか?と疑問が沸き上がると同時に、筆者なりに納得した部分もありました。
からくりサーカスが令和の今になって最注目された理由を筆者也にまとめてみました。
からくりサーカスが最注目された理由について
15年も前に完結した懐かしい漫画「からくりサーカス」。
なぜ今、からくりサーカスが最注目されてTVアニメが放映されるのかについて、筆者の個人的な考察ではありますが考えられる「からくり」を紹介していきます。
なぜ今、からくりサーカスが最注目されてTVアニメが放映されるのかについて、筆者の個人的な考察ではありますが考えられる「からくり」を紹介していきます。
時代を先取りしすぎていたシナリオ
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同じ作者の代表作「うしおととら」が好きだった方なら判ると思いますが、からくりサーカスは全く作風やシナリオの方向性が異なる作品でした。
うしおととらは、言うなればシナリオが1本道で「誰にでも判る素直なシナリオ」でした。
もちろん単純なだけでなく様々な伏線などもあり、物語の厚みはありましたが基本的には誰が読んでもすんなりと世界観に入って行ける王道漫画だったと思います。
ところが、からくりサーカスは「複雑」「難解」「独特な世界観」となっていて、よく言えば重厚で深みのあるシナリオ、悪く言えば読者が付いていけない可能性のあるシナリオと評せるかもしれません。
少年誌における「バトル物」の漫画で、昭和後期~平成初期の王道は判りやすいシナリオが主流でした。
逆に、昨今の漫画は複雑でミステリアスな作風が好まれる傾向があると筆者は感じています。
そういう観点でからくりサーカスを見た場合、時代を先取りしすぎていて令和となった今、時代がからくりサーカスに追いついたのかもしれませんね。
うしおととらは、言うなればシナリオが1本道で「誰にでも判る素直なシナリオ」でした。
もちろん単純なだけでなく様々な伏線などもあり、物語の厚みはありましたが基本的には誰が読んでもすんなりと世界観に入って行ける王道漫画だったと思います。
ところが、からくりサーカスは「複雑」「難解」「独特な世界観」となっていて、よく言えば重厚で深みのあるシナリオ、悪く言えば読者が付いていけない可能性のあるシナリオと評せるかもしれません。
少年誌における「バトル物」の漫画で、昭和後期~平成初期の王道は判りやすいシナリオが主流でした。
逆に、昨今の漫画は複雑でミステリアスな作風が好まれる傾向があると筆者は感じています。
そういう観点でからくりサーカスを見た場合、時代を先取りしすぎていて令和となった今、時代がからくりサーカスに追いついたのかもしれませんね。
暗い世界観と激しい戦闘描写
「からくりサーカス見た/読んだ」って報告ツイ見かけるとにっこりしちゃうな pic.twitter.com/XIbmRxiy7B
— 🎪⚙️狼鬼✒📚 (@Der6ksM) March 18, 2021
からくりサーカスの魅力でもあるのが、独特の世界観と細部にまでこだわった激しい戦闘描写です。
しかしテーマが割と重く、シナリオ全体から暗い印象を受ける人も少なくないかもしれません。
筆者の個人的な考察になってしまうのですが、昔はこうした「暗く重いテーマ」の漫画は受けが良くありませんでした。
逆に、最近の漫画やアニメは陰鬱で重苦しいテーマやシナリオが受ける傾向に。
「鬼滅の刃」が社会現象になるほど人気となりましたが、やはりテーマやストーリーの背景はかなり重く陰鬱な印象が拭えないと言えますよね。
今だからこそ、からくりサーカスが最注目されるのも頷けます。
しかしテーマが割と重く、シナリオ全体から暗い印象を受ける人も少なくないかもしれません。
筆者の個人的な考察になってしまうのですが、昔はこうした「暗く重いテーマ」の漫画は受けが良くありませんでした。
逆に、最近の漫画やアニメは陰鬱で重苦しいテーマやシナリオが受ける傾向に。
「鬼滅の刃」が社会現象になるほど人気となりましたが、やはりテーマやストーリーの背景はかなり重く陰鬱な印象が拭えないと言えますよね。
今だからこそ、からくりサーカスが最注目されるのも頷けます。