イグ・ノーベル賞公式展覧会「イグ・ノーベル賞の世界展」が開催決定!!
1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞で、"表のノーベル賞"に対して"裏ノーベル賞"とも言われているイグ・ノーベル賞の公式展覧会「イグ・ノーベル賞の世界展」の開催が決定しました。福岡県・福岡市科学館にて、会期は2021年9月9日(木)〜11月3日(水・祝)。
これまでに日本人研究者が多数受賞し、そのたびに大きな話題となっているイグ・ノーベル賞。本展覧会は、イグ・ノーベル賞を企画運営するアメリカの科学雑誌「IMPROBABLE RESEARCH(風変わりな科学雑誌)」の編集長であるマーク・エイブラハムズ氏の協力を得て制作されるもので、受賞研究の紹介や体験コーナーなどイグ・ノーベル賞の軌跡を追いながら、笑って、考えさせられるユニークな研究の数々を楽しむことができます。さらに、展示会に即したユーモア満載の物販販売の実施も予定されています。なお、展覧会公式Twitterをフォロー&リツィートした人限定で、2021年授賞式開催記念として9月9日(木)は入場無料となります。
2021年のイグ・ノーベル賞オンライン授賞式は、日本時間9月10日午前7時にボストンよりオンライン配信で開催。授賞式で恒例となっているのは、観衆全員が紙飛行機を作り、舞台に立った的(人)にめがけて投げるセレモニーです。受賞者の旅費・滞在費は自己負担で、スピーチでは「笑いをとること」が要求されます。本家ノーベル賞の受賞者たちも参加して表彰を手伝ったりしています。
果たして今年の受賞研究はどんな研究なのか!?そして15年連続の日本人受賞者が生まれるのか!?本展覧会ではいち早く2021年度の受賞結果が確認できるとのことです。
果たして今年の受賞研究はどんな研究なのか!?そして15年連続の日本人受賞者が生まれるのか!?本展覧会ではいち早く2021年度の受賞結果が確認できるとのことです。
展示内容をご紹介!
イグ・ノーベル賞紹介エリア
初めての人でも分かる「これがイグ・ノーベル賞!」社会的評価を気に止めず、情熱を傾けた風変わりな研究の数々。与えられるトロフィーもとにかくユニーク!そして極めつけは授賞式!ハーバード大学内で行われる式典は、ハーバード大学の教授やノーベル賞受賞者も参加しハチャメチャで、座席の確保にプレミアムがつくと言われています。このエリアでは「イグ・ノーベル賞」について分かりやすく解説し、受賞者に与えられるユニークなトロフィーの展示や、盛り上がる授賞式の様子を映像で紹介します。
受賞研究パネル・実物展示
受賞者の出身国はなぜか日本とイギリスが最多。過去の日本人受賞者の展示や、これまでの受賞のうち特にユニークな研究について、受賞者から借りた実物展示やパネルを展示します。まさに目からうろこの展示から抱腹絶倒のものまで、研究と笑いのそのギャップの面白さ。受賞分野は生物賞・化学賞・数学賞・経済学賞・平和賞・食物賞など8~9分野に亘り紹介します。
受賞研究体験ブース
見るだけでなく体験もしたい、そうした希望にこたえるコーナー。中にはあっと驚くような体験も!?カップルからファミリーまで思わず笑いが出ること間違いなしです。
イグ・ノーベル賞とは?
イグ・ノーベル賞(Ig®️ Nobel Prize)は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞で、"表のノーベル賞"に対して"裏ノーベル賞"とも言われています。授賞式は毎年秋に開催され世界的な話題となっています。日本人も、「カラオケ」や「たまごっち」、「バウリンガル」といった商品や、「ハトを訓練し、ピカソとモネを区別させることに成功」、「床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさ」、「前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える股のぞき効果」といった研究などで、これまでに26組もの研究者が受賞しています。