昭和の未解決事件にスポットを当てた『昭和の黒い霧 証言・松本清張が追った未解決事件簿』が好評発売中!
宝島社より、昭和の文豪・松本清張がノンフィクション作品で取り上げた未解決事件について特集した『昭和の黒い霧 証言・松本清張が追った未解決事件簿』が現在好評発売中です。
表紙はこちらです!
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『昭和の黒い霧 証言・松本清張が追った未解決事件簿』では、松本のノンフィクション作品「昭和史発掘」及び「日本の黒い霧」で登場した昭和を代表する未解決事件を「松本による推理」と「事実」を対比し、事件の真相の再検証を行います。津山事件、帝銀事件、下山事件、三億円事件など、戦前~戦後復興期~高度経済成長期に発生した昭和を代表する事件の数々が、令和となった今再び蘇ります。
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本書で取り上げられた昭和の未解決事件の一部を紹介!!
帝銀事件
帝銀事件とは、1948年に東京・豊島区の帝国銀行で発生した毒物殺人事件で、厚生省技官の名刺を持った人物が、持参の「赤痢の予防薬」を飲むように行員らに指示。そして指示に従った行員らは青酸化合物中毒となり、12名の犠牲者が出ました。犯人は銀行から小切手を奪って逃走し、事件翌日に小切手の現金化を行うという痕跡を残していたものの、犯人を特定することが出来ず未解決事件となりました。
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日本人スチュワーデス殺害事件
1959年に発生した「日本人スチュワーデス殺害事件」。BOAC(英国海外航空)のスチュワーデスが首を絞めて殺害され、東京・杉並区で遺体が発見されました。犯人の捜査は難航し、結局特定に至らないまま1974年に公訴時効が成立。未解決事件となっています。
via ja.wikipedia.org
三億円事件
1968年に東京・府中市で発生した「三億円事件」。偽の白バイ、偽の白バイ隊員が用意され、発煙筒でダイナマイトを偽装するなどの劇場型犯罪が繰り広げられました。この事件は多数の犯人の痕跡が残されていたものの、どれも決定的な証拠に欠け、1975年に公訴時効が成立。未解決事件となっています。