UWFインターナショナル
1993年の春だったと思います。
当時月刊少年チャンピオンで「ブルピッチ」という野球漫画を連載していた僕に
担当編集のIさんが電話してきたのでした。
週刊チャンピオンでUWFインターナショナルの山崎一夫さんを呼んで
インタビューするんですけど同席します?
僕のプロレス好きをよく知ってる担当のIさん
実は取材で何度もUインターやFMWのビッグマッチに一緒に行っていたのでした。
もちろん一も二も無く快諾…というよりこちらから頼み込む形で
お邪魔させていただくことになりました。
場所は新宿の談話室「滝沢」!
当日間違っても遅れることの無いよう1時間近く余裕をもって新宿に向かいました。
息の西武新宿線の駅で日刊スポーツを買うと1面の見出しは
「山崎一夫vsスーパーベイダー(ビッグバンベイダー)戦決定!
これから会う人がいつも買う新聞の1面トップに載っていらんです!
なんという偶然!僕の頭の中には山崎選手の入場テーマが流れ
周囲の人にばれるくらいニヤニヤしながら新宿に着いたのでした。
当時月刊少年チャンピオンで「ブルピッチ」という野球漫画を連載していた僕に
担当編集のIさんが電話してきたのでした。
週刊チャンピオンでUWFインターナショナルの山崎一夫さんを呼んで
インタビューするんですけど同席します?
僕のプロレス好きをよく知ってる担当のIさん
実は取材で何度もUインターやFMWのビッグマッチに一緒に行っていたのでした。
もちろん一も二も無く快諾…というよりこちらから頼み込む形で
お邪魔させていただくことになりました。
場所は新宿の談話室「滝沢」!
当日間違っても遅れることの無いよう1時間近く余裕をもって新宿に向かいました。
息の西武新宿線の駅で日刊スポーツを買うと1面の見出しは
「山崎一夫vsスーパーベイダー(ビッグバンベイダー)戦決定!
これから会う人がいつも買う新聞の1面トップに載っていらんです!
なんという偶然!僕の頭の中には山崎選手の入場テーマが流れ
周囲の人にばれるくらいニヤニヤしながら新宿に着いたのでした。
時は(早く)来過ぎた!
余裕を持ち過ぎたのか談話室「滝沢」について予約した部屋に案内してもらうと
僕一人、誰も居ません。
山崎さんはもちろん週刊月刊チャンピオンの編集さんも
まだ着いていなくて僕が1番乗りで一人で他の方の到着を待つ形になってしまいました。。
数分後ノックとともにドアが開き、2番目に着いたのはなんと
山崎さんとUWFインターナショナルのマネージャーの2人
僕を紹介してくれる編集さんはまだ来ていないのでなんだか気まずい雰囲気です。
個室の中で黙って編集さんを待つわけにもいかず自己紹介することにしました。
「初めまして!マンガ家のナカガーといいます、
今回の取材とは関係ない月刊少年チャンピオンで連載しているのですが
山崎さんの取材と聞いて無理を言ってお邪魔させてもらいました」
実は僕の方がちょっと年上なんですが思いっきり敬語です。
そしてさっきの日刊スポーツの1面を思い出して
「8月のベイダー戦、絶対見に行きますがんばってください!」
と続けて言ったのですが
「えっ?ベイダー戦?」と山崎さん
山崎さんはベイダー戦の事を知らなくて
教えたのがなんと僕だったんです。
僕一人、誰も居ません。
山崎さんはもちろん週刊月刊チャンピオンの編集さんも
まだ着いていなくて僕が1番乗りで一人で他の方の到着を待つ形になってしまいました。。
数分後ノックとともにドアが開き、2番目に着いたのはなんと
山崎さんとUWFインターナショナルのマネージャーの2人
僕を紹介してくれる編集さんはまだ来ていないのでなんだか気まずい雰囲気です。
個室の中で黙って編集さんを待つわけにもいかず自己紹介することにしました。
「初めまして!マンガ家のナカガーといいます、
今回の取材とは関係ない月刊少年チャンピオンで連載しているのですが
山崎さんの取材と聞いて無理を言ってお邪魔させてもらいました」
実は僕の方がちょっと年上なんですが思いっきり敬語です。
そしてさっきの日刊スポーツの1面を思い出して
「8月のベイダー戦、絶対見に行きますがんばってください!」
と続けて言ったのですが
「えっ?ベイダー戦?」と山崎さん
山崎さんはベイダー戦の事を知らなくて
教えたのがなんと僕だったんです。
どういうことなのと聞く山崎さんマネージャーさんが
「昨日プレスに発表させていただきました。」と普通に答えてます。
山崎さんは僕が渡した新聞を見ながら
「そうかあ…ベイダー戦かあ。」なんてつぶやいていました。
不安そう?いえいえきっと作戦を考え出していたのかも…ですね。
その後編集さんたちも来て無事に取材が始まり
僕もいくつかプロレスの事を質問させてもらいました。
確か「試合中観客の応援声援って耳に入るのですか?」とか
聞いたのだったと思います。
後日週刊チャンピオンに乗った記事にイラストを描かせてもらいました。
残念ながらその号の週刊チャンピオンは紛失してしまい
もう見ることはできないのですが
そして数年前某SNSにこの時のことを思い出して写真を載せたのですが
なんと山崎一夫さん本人から「あはは、若いなあ!」とResをいただきました。
山崎一夫さんは噂通り柔和でプロレスラーらしからぬ気さくな人でした。
同席した僕の担当編集さんも当時週刊チャンピオンで連載していた作品になぞらえて
「まさにとなりの格闘王という感じでしたね!」って言っていたくらいです。
「昨日プレスに発表させていただきました。」と普通に答えてます。
山崎さんは僕が渡した新聞を見ながら
「そうかあ…ベイダー戦かあ。」なんてつぶやいていました。
不安そう?いえいえきっと作戦を考え出していたのかも…ですね。
その後編集さんたちも来て無事に取材が始まり
僕もいくつかプロレスの事を質問させてもらいました。
確か「試合中観客の応援声援って耳に入るのですか?」とか
聞いたのだったと思います。
後日週刊チャンピオンに乗った記事にイラストを描かせてもらいました。
残念ながらその号の週刊チャンピオンは紛失してしまい
もう見ることはできないのですが
そして数年前某SNSにこの時のことを思い出して写真を載せたのですが
なんと山崎一夫さん本人から「あはは、若いなあ!」とResをいただきました。
山崎一夫さんは噂通り柔和でプロレスラーらしからぬ気さくな人でした。
同席した僕の担当編集さんも当時週刊チャンピオンで連載していた作品になぞらえて
「まさにとなりの格闘王という感じでしたね!」って言っていたくらいです。
この取材があった年に月刊少年チャンピオンの連載が終わり
翌年担当のIさんは週刊に移動になり僕も週刊に持ち込む形になり
この取材を受け…というわけではないのですが
週刊チャンピオンでプロレス漫画「無敵マスクマン伝説 レボルシオン」を
連載しました。
最初から9回の短期集中連載と決まっていて単行本化もされていませんが
今でもわりと気に入っている作品です。
翌年担当のIさんは週刊に移動になり僕も週刊に持ち込む形になり
この取材を受け…というわけではないのですが
週刊チャンピオンでプロレス漫画「無敵マスクマン伝説 レボルシオン」を
連載しました。
最初から9回の短期集中連載と決まっていて単行本化もされていませんが
今でもわりと気に入っている作品です。
無敵マスクマン伝説レボルシオン
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【隔週水曜日公開】ベテラン実力派漫画家「なかがわひろき」×昭和の生き証人「山本圭亮」がお送りするSF昭和ファンタジー!ミドルエッジだけで読めるスペシャル連載が満を持して登場!!
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