プロゴルファー猿
『プロゴルファー猿』(プロゴルファーさる)は、藤子不二雄Ⓐによる日本のゴルフ漫画作品、またはそれを原作とするテレビアニメ、アニメ映画である。
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大人になってから分かる、プロゴルファー猿の凄すぎる技の数々! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「プロゴルファー猿」。藤子不二雄A先生の作品では異色のゴルフ漫画でした。漫画やアニメでみたスゴ技、大人になって実際にゴルフ始めてみるととんでもない技だったことが分かりますね。
(マンガまめちしき)「プロゴルファー猿」はゴルファーとして大概おかしいが、冷静に考えると敵の方がもっとおかしい。 pic.twitter.com/4mVBublAyy
— ゾルゲ市蔵 (@zolge1) November 18, 2016
プロゴルファー猿の連載の歴史
『プロゴルファー猿』が「週刊少年サンデー」誌上に初登場したのは、昭和49年の事でした。藤子不二雄Aは、昭和40年「オバケのQ太郎」のテレビアニメ化の際、テレビ局の関係者から誘われて以来、「スポーツというとゴルフ一筋」という生活を送っており、この趣味のゴルフを題材とした漫画を描くことを構想として持っていたといいます。
しかし、このゴルフ漫画の企画を週刊少年サンデーに持ち込んだ際、編集部からは大反対されました。当時ゴルフを題材とした漫画は全くなく、漫画どころかゴルフがスポーツとして少年誌に記事になることも無かったという時代でした。あくまでも、ゴルフは一部のお金持ちな大人のためのスポーツであり、子供に受けるはずがないという編集部の判断でした。
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藤子不二雄Aは、少年誌でもゴルフ漫画がウケル自信が有ったと言います。ゴルフのルールは、基本的に「いかに少ない打数でボールをカップに沈めることができるか」を競う、極めて単純なものです。そして個人プレイであるゴルフは、当時人気のあった野球とはまた違った面白さが出せ、コース毎に変わってくるプレイの変化の面白さは、ゴルフ独特のものだと語っています。
藤子不二雄Aは、少年サンデー編集部を説得するために「主人公は、貧しい家計を支えるために、日々賭けゴルフで生活費を稼ぐ」…という当時流行していた、スポ根的付加価値を付けたのだといいます。
主人公は、お猿さん。藤子不二雄Aは「犬でも鹿でもよかったけど、ゴルフさせるには猿が一番面白い」と語っています。主人公は野性的な猿そっくりの少年という設定になったそうです。藤子不二雄A自身はもともとはホンモノの猿を主人公にしようかと思っていたらしい、という噂もあります。
サンデー時代(1974年~ 1980年)『プロゴルファー猿』
第1話「華麗なる世界の一匹猿の巻」が掲載されたのは週刊少年サンデー昭和49年13号のことです。当時は、 様子見の意味も兼ね、読み切りシリーズ作品としてのスタートでした。
そして昭和49年17号に第2話「恐怖!!地獄ゴルフ道場」、同22.23合併号に第3話「魔の曲打ちゴルフ殺法」、同27号に第4話「ドライバーは見世物!パットは金!」が順次掲載されます。そして、「猿」の人気は回を重ねる毎にうなぎ昇りとなっていきました。
そして昭和49年17号に第2話「恐怖!!地獄ゴルフ道場」、同22.23合併号に第3話「魔の曲打ちゴルフ殺法」、同27号に第4話「ドライバーは見世物!パットは金!」が順次掲載されます。そして、「猿」の人気は回を重ねる毎にうなぎ昇りとなっていきました。
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1974年 - 1980年に『少年サンデー』(週刊、増刊)で連載された。少年漫画初のゴルフ漫画であり、賭けゴルフを生業とする野生児「猿丸」が様々なゴルファーとの対決を繰り広げた末にプロテストに合格するまでを描いている。
本作における世界には、現実世界には存在しない「裏のゴルフ界」があり、現実離れした荒唐無稽のキャラクターや技、ゴルフコースも多く登場するが、風速・残り距離・芝目などといった基本情報はしっかり描き込まれている。
via www.jauce.com
6歳でゴルフを始めた主人公。通称「猿(サル)」。名の通り猿そっくりの野生児ですが、実は天才少年ゴルファー。猿谷家の長男として昭和38年3月10日に誕生しました。