ヘンリー・リー・ルーカスとは?
「人生のすべてがいやでたまらなかった。あらゆる人間が憎かった。なにもかもだ。俺は敵意の塊だった。好きなものなんか何ひとつなかった」
— ◆マジキチ犯罪者の名言◆ (@mazikiti_hanzai) October 13, 2021
【アメリカで300人以上殺したという殺人鬼(1983)】、ヘンリー・リー・ルーカス pic.twitter.com/H3CsxRBlV3
レクター博士のモデルとなったと言われているシリアルキラーの一人です。
映画の中のレクター博士は「人食いで極めて冷酷な殺人鬼」と言われていますが
ヘンリー・リー・ルーカスは「虚偽の自白の常習犯」「病的な虚言癖の持ち主」と言われていました。
生い立ち
ヘンリーは10歳の時に兄弟ケンカで左目を失明しています。
ヘンリーは”普通ではない両親”の元に生まれています。この家庭環境がのちにシリアルキラー・ヘンリー・リー・ルーカスの原点になっているのは間違いないと思われます。
父親 | 母親 |
---|---|
アンダーソン | ヴィオラ |
元鉄道員 | 12歳の頃から売春婦 |
マゾヒスト | ネグレクト家事放棄、DV |
アルコール中毒 | アルコール中毒 |
ヴィオラはヘンリーが男の子として生まれてきたことで絶望したということですが、その理由はもし女の子だったら売春婦として働かせるつもりだったというので普通の親ではないことがこれだけでもわかります。
http://gandalfnet.com/2019/03/28/post-12855/
ヘンリー・リー・ルーカス母親との関係
あさイチの母が重たい特集、を見る前日に見たのがトレバーのモデルのヘンリー・リー・ルーカス、毎日虐待してきた母親が急に願いを叶えてくれるのでペット飼ったら数日後に母親によってペットを殺されるとかそりゃ性格歪むわな(´・ω・`) pic.twitter.com/X5MzIv0MpI
— つなつな (@tunatuna2099) July 23, 2014
機嫌が悪いと汚い言葉で子供たちを殴り罵るなど日常的にあったと言います。
またそんな母親の虐待は父親に向けても行われていましたが、父のアンダーソンはマゾヒストで
暴力をふられても喜んでいた様です。
驚愕の虐待エピソード①
驚愕の虐待エピソード②
女装したヘンリーを「ヘンリエッタ」と呼び、バカにしていたところ、ある時ヘンリーが口答えをします。すると、母のヴィオラはヘンリーの頭の皮がめくれて骨が見えるほど殴ったとか...。
そして当然ながら病院には連れて行こうとしません。その時、ヴィオラのボーイフレンドが警察を恐れて病院に連れて行きます。ヘンリーはその時、昏睡状態で丸一日、意識を失っていたということです。もはや、動物以下の扱いという状況です。
驚愕の虐待エピソード③
最初からその様にするためにラバを買い与えていたという心底いかれた母親でした。
ヘンリーはのちに子供の頃の記憶を聞かれ「投げつけられる」「殴られる」「女の子の恰好をさせられた」「母親と見知らぬ男との”行為”を眺めていた」そんな記憶しかないと話していたようです。
母親の残虐行為
12歳から売春やって、11人も子供を作って捨てたり売ったりして、妊娠中は妊婦の腹を蹴るのが好きな男に売り込んで、産んだ11人目の子を男のだから逆に女の子として扱って男児問わず売春させようとして性格をおかしくさせた女、ヘンリー・リー・ルーカスの母親ヴィオラに比べたら殆どの親ガチャはSRだろ pic.twitter.com/E8oIZIjNba
— ボト (@botomeze) September 15, 2021
また夫のアンダーソンに対しても極寒の日、車いすに乗ったままのアンダーソンを外に引きずり出し放置したと言います。そしてアンダーソンは肺炎になり亡くなったということです。
どちらにしてもこのよう家庭環境でそんな親の元に生まれたヘンリーが人としてまともに成長していくとは思えません。
全米17州に渡って300人以上を殺害したと言われていますが、ヘンリー・リー・ルーカス自身が自供した殺人は100件以上とことです。
それでも実際に罪として確定したのは11人だったので真相は不明のまま、1983年に逮捕され、2001年獄中で亡くなっています。