2022年2月25日 更新
漫画・アニメキャラの死に様!立ったまま息絶えた、爆死、身体が真っ二つなど壮絶死亡シーン!!
我々に強烈な印象を与えることの多い、漫画・アニメにおけるキャラクターの「死に様」。この記事では、その中から特に読者の記憶に焼き付いているであろうキャラの最期について特集したいと思います。
仁王立ちして時間を稼いだ斉藤始。
番場蛮(侍ジャイアンツ)
1971年から1974年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されていた梶原一騎原作、井上コオ作画による野球漫画「侍ジャイアンツ」。通称“サムライ”の剛速球投手・番場蛮(ばんば ばん)が巨人に入団し、魔球を駆使してライバルたちと対決していくというストーリーで、同作が発表された時期は巨人のV9時代と重なり、さらに大人気漫画「巨人の星」の連載終了から数か月後というタイミングでした。
連載がスタートした、1971年第36号。
多くの魔球や打法が登場するトンデモ展開が持ち味の本作。お調子者の性格である番場蛮が、「ハイジャンプ魔球」や「大回転魔球」といった魔球を次々と生み出し、稀代のスーパースター達との対決を繰り広げていきました。
一時は人気低迷により打ち切り寸前の憂き目にあったものの、アニメ化が決定されると持ち直していくことに。アニメ放映当時には、子供達がテニスボールなどの身近な道具で魔球を再現する遊びが各地で見られました。
そんな「侍ジャイアンツ」において、番場蛮が非業の死を遂げたのは物語の最終回。蛮の最大のライバルである大砲万作らを分身魔球によって次々と討ち取った際、魔球の投げ過ぎにより心臓発作が起こり、マウンド上で仁王立ちの状態で死亡しました。
なおアニメ版ではこの最終回は改変されており、蛮は死亡することなく、世界最強の打者と名高いロジー・ジャックスを討ち取りMVPを獲得。賞品として車をプレゼントされるというハッピーエンドとなっています。
立ったまま大往生を迎えた番場蛮。
チャオズ(ドラゴンボール)
1984年から1995年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されていた鳥山明「ドラゴンボール」。その登場人物の中に、主人公・孫悟空の師匠である亀仙人のライバル、鶴仙人の弟子のチャオズ(餃子)というキャラクターがいました。
アニメ版で登場したばかりのチャオズ(写真左)
兄弟弟子で、“天さん”と慕う天津飯と行動を共にしていたチャオズ。ベジータとナッパが地球に来襲した際には、天津飯を助ける為にチャオズは命がけで行動に出ました。ナッパの背中にぴったりとくっ付いたチャオズは、振り落とそうともがくナッパに対して自爆攻撃を仕掛けます。「離れろと」と叫ぶ、天津飯の制止も聞かず、必死に背中で張り付いたままのチャオズ。そして、自らの気を溜め、一気に解き放つと激しい爆発が。爆死の直前に呟いたチャオズのセリフ「天さん、ありがとう」「さよなら、天さん、どうか死なないで」は、天津飯との絆の強さを物語るシーンとして知られています。
しかし、チャオズの魂の一撃も虚しく、ナッパには傷ひとつ与えられませんでした。さらには直後、天津飯が悲しみの中で放った気功砲も、ナッパの戦闘服を部分的に破壊するに留まっています。そして、命を削りながら繰り出す必殺技である気功砲を、全力で放った天津飯も後を追うように「無念」と呟き絶命しています。
グッズ化されるほどの名シーン!
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つ 2022/8/29 08:38
マシュマーのくだりは結構デタラメ