せつない…
幼少期に、懐かしいVHSをレンタル店で借りて見た覚えがあります。
内容に渋さといいますか、重厚感といいますか、暗さといいますか、湿っぽい感じの雰囲気があり、ストーリーも切ない美しい印象だった為、今でも印象に残っています。
また、90年代ゴジラの中でも異色?というか非常に力が入った一作のような気もします。
ふりかえります。
内容に渋さといいますか、重厚感といいますか、暗さといいますか、湿っぽい感じの雰囲気があり、ストーリーも切ない美しい印象だった為、今でも印象に残っています。
また、90年代ゴジラの中でも異色?というか非常に力が入った一作のような気もします。
ふりかえります。
作品概要
via www.amazon.co.jp
1985年、ゴジラ襲撃から一夜明けた新宿では、自衛隊が廃墟内の残留放射能検査やスーパーXの回収をすすめる一方、ゴジラの体の破片を回収する作業が行なわれていた。その最中、米国のバイオメジャーもG細胞の採取に成功、自衛隊に発見され銃撃戦となる。辛くも逃げ切った彼らだが、サラジア共和国のサラジア・シークレット・サービス工作員のSSS9によって全員射殺されG細胞も彼の手に渡る。サラジア共和国に運ばれたG細胞は、白神博士の研究室で小麦などの作物と融合させ、砂漠でも育つ植物を生む実験に使用されていた。しかし、G細胞争奪戦に敗れたバイオメジャーの策略で研究室は爆破され、白神博士はG細胞と共に最愛の娘・英理加を失う。
重要人物
via seesaawiki.jp
遺伝子工学の世界的権威。1985年に、サラジアにて砂漠でも育つ植物を開発していたが、G細胞の争奪に巻き込まれ娘・英理加を失ったことで科学に失望。日本へ帰国後、芦ノ湖畔に建てた研究所でひっそりと暮らす。自衛隊から抗核エネルギーバクテリアの開発を依頼され一度は断るが、英理加の細胞を組み込んだバラが瀕死となったことで承諾。その際に預ったG細胞をそのバラと融合させ、ビオランテを誕生させてしまう。物語の終盤、SSS9に撃たれ死亡。
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白神博士の娘。明日香の友人。父の助手としてサラジア生物工学研究所に勤務していたが、バイオメジャーの爆破工作により死亡する。後に細胞がビオランテに組み込まれることになる。本作のラストは彼女のモノローグで締めくくられた。
「ビオランテ」は何故生みだされたのか?
愛娘・英理加をゴジラ細胞をめぐるテロ行為により失った白神は、英理加の細胞だけでも生き永らえさせようと考え、薔薇に彼女の細胞を融合させて育成を試みるが、地震の発生などもあって実験は失敗し、薔薇(英理加)は瀕死状態となってしまう。そこで白神は、自己再生能力の遺伝子を持ったG細胞を薔薇(英理加)と融合させることによって、永遠の命を持つ植物を作り上げようと考える。これが原因でビオランテは誕生したうえ、その意識の中には英理加の意識がわずかながら残ることとなった。
個人的に、この設定が琴線に触れたのだと思います。
愛娘の死を受け入れたくない…
そんな何かに縋るような親の気持ちを感じます。
娘への愛や未練が「ビオランテ」を生み出したと捉えております。
愛娘の死を受け入れたくない…
そんな何かに縋るような親の気持ちを感じます。
娘への愛や未練が「ビオランテ」を生み出したと捉えております。
「ビオランテ」
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via cinemania.co
ちなみに「G細胞」とは?
G細胞とは「自己再生能力遺伝子」であり、非常に速い再生能力を見せる。
この遺伝子は「ゴジラ」にしか制御できなく、別の生命体が摂取すると、G細胞に侵食されて怪獣化するという設定。
この遺伝子は「ゴジラ」にしか制御できなく、別の生命体が摂取すると、G細胞に侵食されて怪獣化するという設定。
via twitter.com
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