1987年に実写映画化された『湘南爆走族』
神奈川県茅ケ崎市の波打際高校の、バイクを走らせたら関東一という5人の仲間たち『湘南暴走族』を描いた青春コメディー映画。脚本はこの作品で監督デビューを果たした山田大樹と和泉聖治の共同執筆によります。撮影は佐々木原保志が担当しました。
この映画には当時、新人俳優だった江口洋介が「江口洋助役」として、織田裕二が「石川晃役」で出演しており、現在ではなかなか実現できそうにない共演を果たしています。
この映画には当時、新人俳優だった江口洋介が「江口洋助役」として、織田裕二が「石川晃役」で出演しており、現在ではなかなか実現できそうにない共演を果たしています。
ストーリー
神奈川県茅ケ崎にある波打際高校。放課後の手芸部部室に、女生徒たちとフランス刺繍に励む紫色のリーゼント頭の江口洋助の姿があった。彼は手芸部部長としてのやさしい顔と湘南暴走族のリーダーとしての超つよい顔の二つの面も持っていた。間もなく仲間の呼び出しに単車の待つ校庭へ出向く江口。数分後、湘南の潮風の中、江口、親衛隊長の晃、丸川、桜井、旗持ち原沢の略して“湘爆”こと、湘南爆走族はマシンをぶっ飛ばしていた・・・
via kszend.info
映画の特徴は、不良だが基本的には悪人ではなく、友情に厚く、正義感もあるという人間味あふれる点。
作品の冒頭では湘南爆走族メンバーのバイト風景から始まり、バイクで走りに行くのにも金がないとボヤく場面が印象的です。少数精鋭のため、メンバーはわずか5人。普段、ヤンチャはしているが、学校をサボる以外は他人に迷惑をかけることもなく善良な人。しかし、ケンカを売られた場合は受けて立ち、しかもめっぽう強い。その上、女性には奥手で硬派という、当時の不良の理想像が詰め込まれています。
作品の冒頭では湘南爆走族メンバーのバイト風景から始まり、バイクで走りに行くのにも金がないとボヤく場面が印象的です。少数精鋭のため、メンバーはわずか5人。普段、ヤンチャはしているが、学校をサボる以外は他人に迷惑をかけることもなく善良な人。しかし、ケンカを売られた場合は受けて立ち、しかもめっぽう強い。その上、女性には奥手で硬派という、当時の不良の理想像が詰め込まれています。
90年代以降、人気俳優になっていくキャストも
湘南爆走族『江口洋助』役 - 江口洋介
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湘南爆走族 江口洋介 が かっこ良すぎる SUZUKI GS400E
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1968年1月1日生まれ、東京都北区出身の江口洋介。1987年、すでにHNKの単発ドラマ「翼をください」で主演デビューしていたものの、同年の映画『湘南爆走族』で主人公・江口洋助役に抜擢されたことで、一気に有名となったという経緯があります。
また、江口洋介という芸名は本名であり、原作の漫画に登場する主人公の名前も「江口洋助」であることから奇跡的な偶然と言えます。(最後の漢字が”介”か”助”の違いだけです)
また、江口洋介という芸名は本名であり、原作の漫画に登場する主人公の名前も「江口洋助」であることから奇跡的な偶然と言えます。(最後の漢字が”介”か”助”の違いだけです)
湘南爆走族✨
— ヒロ (@hirobz122) November 13, 2016
やっぱり名作だな✨
5人ともみんなかっこいい✨
やっぱりリーダーの江口洋介は別格✨
湘南爆走族『石川晃』役 - 織田裕二
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湘南爆走族 石川晃 織田裕二 が かっこ良すぎる CB400T
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1967年12月13日に神奈川県川崎しで生まれた織田裕二。1987年に、この映画「湘南爆走族」の出演者オーディションに応募し、数万人の参加者の中から、自ら望んでいたとされる石川晃役に抜擢され芸能界デビューしました。
当時は二輪免許を持っておらず、映画撮影のために取得したという逸話も残っています。
当時は二輪免許を持っておらず、映画撮影のために取得したという逸話も残っています。
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1987年、東映作品。
キャスト
江口洋助 - 江口洋介
石川晃 - 織田裕二
丸川角児 - 村沢寿彦
原沢良美 - 我王銀次
桜井信二 - 佐藤健
波打際高校手芸部
津山よし子 - 清水美砂
三好民子 - 杉浦幸
ほか