80年代後半に私スキで大ヒットした名車!!4代目セリカ(GT-Four)
2018年2月21日 更新

80年代後半に私スキで大ヒットした名車!!4代目セリカ(GT-Four)

1987年11月21日に公開された映画『私をスキーに連れてって』で大ヒットした「トヨタ セリカ GT-FOUR」映画と同様にペタペタとステッカーを貼ってスキーへ行く若者が急増しました。

34,811 view

セリカとは

セリカ 2000GT-Four  クーペ

セリカ 2000GT-Four クーペ

【画像提供:カーセンサーnet】
トヨタ自動車が1970年から2006年まで製造・販売していたハードトップおよびクーペ型の乗用車。日本初のスペシャリティ・カーとして初代モデルは70年代に一世を風靡した。歴代モデルには斬新なデザインが採用され、北米や欧州にも輸出された。日本国内の取り扱い販売店はトヨタカローラ店。

4代目 T160型(1985年-1989年)

セリカ2ドアクーペ GT-R ST162 3Sエンジン...

セリカ2ドアクーペ GT-R ST162 3Sエンジン クーペ

【画像提供:カーセンサーnet】
1985年8月、4代目にモデルチェンジし前輪駆動への大変革となった。FFコロナ/カリーナのフロアパンをベースにしているため、型式も「T」となり、セリカにはコロナクーペとカリーナEDという姉妹車も生まれた。

広告コピー

セリカ(4代目)FFモデル(ST162)

セリカ(4代目)FFモデル(ST162)

『流面形、発見さる。』広告コピーが象徴するように、スタイリングは、先代モデルを流動感ある曲線でなめらかに整形したかのようなラインを採用し、その後のトヨタ車やダイハツのクーペ風軽自動車「リーザ」にも影響を与えた。クーペはコロナ・ハードトップと統合されコロナクーペとなり、ボディタイプはリフトバックのみとなった。なお、トヨタでは4代目からリフトバックのことを「クーペ」と呼ぶようになった。

4代目 T160型スペック

GT-FOUR(ST165)

GT-FOUR(ST165)

乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドアクーペ
2ドアコンバーチブル
3ドアリフトバック
エンジン 直列4気筒 2.0L/1.8L/1.6L
駆動方式 4WD/FF
最高出力 185ps/6,000rpm
最大トルク 24.50kgfm/4,000rpm
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション F:マクファーソンストラットコイル
R:ストラットコイル
全長 4,365mm
全幅 1,690mm
全高 1,295mm
ホイールベース 2,525mm
車両重量 1,150kg

しょせん4駆の敵じゃないね!!

映画『私スキ』で原田貴和子が演じる真理子が「しょせん4駆の敵じゃないね!! 」と得意げな声をあげるシーンが懐かしですが・・・

1986年にはトヨタ初のベベルギア式センターデフ(手動デフロック付き)をもつフルタイム4WDである排気量2,000ccのGT-FOUR(ST165型)が満を持して登場しました。

ステッカーペタペタ

RC CERICA GT-Four "Take Me Out to the Ski" Ver

「私をスキーに連れてって」の真理子のセリカGT-Fourマーキング仕様です。
映画の影響もありステッカーをペタペタと貼って、セリカでスキーへ行く若者が急増しました。

横転シーンだけFF?

私をスキーに連れてって(ST-165)

39 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • I.O 2020/3/2 00:36

    映画「私をスキーに連れてって」で登場した車は、T160系セリカGT−Fourだけじゃ無く、L30系カローラIIGPターボやP70系スターレット(ノンターボのSi・この時期ターボが人気)も登場しました。当時のカローラIIには私スキキャストの1人・原田知世さんが広告を努めました。

    すべてのコメントを見る (1)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【私をスキーに連れてって】真似した・憧れたシーン「とりあえず」「凍ってるね」「ゲレンデ美人」流行語も!

【私をスキーに連れてって】真似した・憧れたシーン「とりあえず」「凍ってるね」「ゲレンデ美人」流行語も!

映画【私をスキーに連れてって】を観た人なら、真似したセリフ「とりあえず」「凍ってるね」、ゲレンデでは必ずやったトレイン走行や無線のコールサインの真似。スキーに行きたくなる名シーンを振り返る。
M.E. | 85,167 view
トヨタ、18年ぶりに世界ラリー参戦!2017年シーズンに臨む「ヤリス WRC」を公開!

トヨタ、18年ぶりに世界ラリー参戦!2017年シーズンに臨む「ヤリス WRC」を公開!

トヨタ自動車は、2017年1月に開幕する世界ラリー選手権(WRC)に「ヤリス」(日本名=ヴィッツ)をベース車両にしたモデルで参戦する。1999年の参戦を最後に撤退してから18年ぶりの復帰となる。
FOCUS | 3,434 view
今でも買えるの?昭和時代のヤン車&ハイソカーたち!!(TOYOTA編)

今でも買えるの?昭和時代のヤン車&ハイソカーたち!!(TOYOTA編)

車は新車がイイと言いますが、現在でも旧車や昭和の車好きの方も沢山いらっしゃいます。私も大好きです。元号も令和になった、現在でも売っているのでしょうか?気になったんで調べてみました。
ギャング | 20,359 view
僅か2代目までの製造で終わった!!『トヨタ・セリカXX』

僅か2代目までの製造で終わった!!『トヨタ・セリカXX』

6気筒車日産・フェアレディZの成功に刺激された北米ディーラーの要望により、4気筒車セリカの上級車種として6気筒エンジンを搭載することを主眼に開発された。トヨタ・セリカXXその魅力をまとめてみました。
ギャング | 41,355 view
時空探偵マツ・de・デラックス【case CELICA-夢のスペシャルステージ-】第16話

時空探偵マツ・de・デラックス【case CELICA-夢のスペシャルステージ-】第16話

とある町の1台しか在庫を持たない中古車屋”ガレージ MIDDLE EDGE”。店主は性別不明の「マツ・ド・デラックス」。そしてその2階には謎の探偵「松田K介」と助手の「富田葵」が事務所を構える。そこには店舗に飾られた「名車」に係る「依頼人」が訪れ、様々な人間模様が・・・・。第3ケースは「セリカ」、往年の名作ゲーム「セガラリー」に魅せられた男女の物語。ベテラン実力派漫画家「なかがわひろき」×昭和の生き証人「山本圭亮」がお送りするSF昭和ファンタジー!ミドルエッジだけで読めるスペシャル連載が満を持して登場!!

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト