ダンス・ウイズ・ウルブス
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まずは白人至上主義への警鐘と、フランティアへの敬意と郷愁を表し、西部劇とは一線を画した映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」からご紹介します。
公開年月日(アメリカ):1990年11月9日
公開年月日(日本):1991年5月18日
監督・製作・主演:ケビン・コスナー
興行収入:27.3億円
原作:マイケル・ブレイク
あらすじ:1863年、南北戦争の激戦地だったテネシー州で北軍のジョン・ダンバー(ケビン・コスナー)は右足に重傷を負ってしまいます。
その足を切断されると危惧したジョンは、馬を駆って敵軍兵士の囮となり目をそらしました。その隙をついて進軍し、北軍は勝利を収めたのです。
公開年月日(アメリカ):1990年11月9日
公開年月日(日本):1991年5月18日
監督・製作・主演:ケビン・コスナー
興行収入:27.3億円
原作:マイケル・ブレイク
あらすじ:1863年、南北戦争の激戦地だったテネシー州で北軍のジョン・ダンバー(ケビン・コスナー)は右足に重傷を負ってしまいます。
その足を切断されると危惧したジョンは、馬を駆って敵軍兵士の囮となり目をそらしました。その隙をついて進軍し、北軍は勝利を収めたのです。
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英雄となったジョンは、好きな勤務地を選べることになり、失われるフロンティアを見たいという願望から、サウスダコタ州のセッジウィック砦への赴任を希望したのでした。
砦で自給自足を始めたジョンは、荒野に生息する2匹の狼と戯れながら気ままな生活を始めます。
そんなジョンのもとに、シスコを盗みに入ったスー族。
そのことをきっかけに親交を深めて行く、スー族とジョン。
幼い頃にスー族と敵対する部族に両親を殺され、スー族に育てられた白人女性と愛し合い、結婚もしました。
バッファローの狩りを共に行い、やがてスー族の一員となっていきます。
だが白人たちにスー族の足取りを知られないよう、砦に日記を取りに戻ったところ、押し寄せていた騎兵隊に捕まってしまい…
砦で自給自足を始めたジョンは、荒野に生息する2匹の狼と戯れながら気ままな生活を始めます。
そんなジョンのもとに、シスコを盗みに入ったスー族。
そのことをきっかけに親交を深めて行く、スー族とジョン。
幼い頃にスー族と敵対する部族に両親を殺され、スー族に育てられた白人女性と愛し合い、結婚もしました。
バッファローの狩りを共に行い、やがてスー族の一員となっていきます。
だが白人たちにスー族の足取りを知られないよう、砦に日記を取りに戻ったところ、押し寄せていた騎兵隊に捕まってしまい…
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平原に住んでいたネイティブアメリカンにとって、バッファローは食料、その他生活のあらゆるもの(武器、装身具、外套、容器、燃料、テントなど)欠かせない存在だったのです。
だから、ネイティブアメリカンは生活に必要な分だけのバッファローを殺し、決して乱獲することはありませんでした。
白人もまたバッファローの肉に目をつけ、鉄道建設の労働者の食料として、また東部開拓者の食料として大量に鉄道で輸送されたのです。
毛皮も東部で珍重され、いっそうバファローは乱獲されました。
映画の終盤では、視聴者もすっかりネイティブアメリカン気分になっています。
またそれだけでなくネイティブアメリカンにとって、欠かせない存在のバッファローを減らすことで西部開拓の邪魔者ネイティブアメリカンの生存を追い詰めること乱獲の一因だったのです。
かつて6千万頭いたバッファローは、1905年にアメリカバイソン協会が発足し、セオドア・ルーズベルト大統領が保護区の設立に動き出した時には、500頭にまで激減していたのでした。
ジョンはスー族の神聖なバッファロー狩りに参加する中で、今まで感じたことのない安らぎを感じます。
必要な分だけ自然の恵みを頂く…ネイティブアメリカンの文化は、かつての日本の文化にも通じているように感じましたね。
だから、ネイティブアメリカンは生活に必要な分だけのバッファローを殺し、決して乱獲することはありませんでした。
白人もまたバッファローの肉に目をつけ、鉄道建設の労働者の食料として、また東部開拓者の食料として大量に鉄道で輸送されたのです。
毛皮も東部で珍重され、いっそうバファローは乱獲されました。
映画の終盤では、視聴者もすっかりネイティブアメリカン気分になっています。
またそれだけでなくネイティブアメリカンにとって、欠かせない存在のバッファローを減らすことで西部開拓の邪魔者ネイティブアメリカンの生存を追い詰めること乱獲の一因だったのです。
かつて6千万頭いたバッファローは、1905年にアメリカバイソン協会が発足し、セオドア・ルーズベルト大統領が保護区の設立に動き出した時には、500頭にまで激減していたのでした。
ジョンはスー族の神聖なバッファロー狩りに参加する中で、今まで感じたことのない安らぎを感じます。
必要な分だけ自然の恵みを頂く…ネイティブアメリカンの文化は、かつての日本の文化にも通じているように感じましたね。
ラスト・オブ・モヒカン
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続いてはアメリカ建国前夜まで、時代が遡りイギリスとフランスがアメリカ大陸で覇権を賭けて争っていた時代の映画で「ラスト・オブ・モヒカン」です。
公開年月日(アメリカ):1992年9月25日
公開年月日(日本):1993年3月6日
監督・製作:マイケル・マン
出演:ダニエル・デイ・ルイス
:マデリーン・ストウ
公開年月日(アメリカ):1992年9月25日
公開年月日(日本):1993年3月6日
監督・製作:マイケル・マン
出演:ダニエル・デイ・ルイス
:マデリーン・ストウ
ラスト・オブ・モヒカン オリジナル予告編
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あらすじ:1757年、イギリスとフランスがアメリカで戦ったフレンチ・インディアン戦争のさなかに、イギリス軍指揮官マンロー大佐のもとに、コーラとアリスの2人の娘は向かっていました。
マンロー大佐を逆恨みし、しつこく突け狙うヒューロン族のマグアに襲われたところを、モヒカン族酋長の父親と2人の息子が助け、それぞれコーラとアリスと恋に落ちます。
父子は勇敢なモヒカン族の最後の3人でした。
ただ2人の息子の内一人は、実は白人の養子です。
その後マンロー大佐の守るヘンリー峠は、フランス軍とヒューロン族によって攻め落とされてしまいます。
砦を明け渡し去って行くイギリス軍をヒューロン族が急襲し、マンロー大佐はマグアに生きたまま心臓を取り出され、殺されてしまいました。
逃げ出した姉妹と、ホークアイ、そしてコーラの婚約者のヘイワード少佐でしたが、再び捕らえられヒューロン族の酋長のもとに連れて行かれてしまいます。
マンロー大佐を逆恨みし、しつこく突け狙うヒューロン族のマグアに襲われたところを、モヒカン族酋長の父親と2人の息子が助け、それぞれコーラとアリスと恋に落ちます。
父子は勇敢なモヒカン族の最後の3人でした。
ただ2人の息子の内一人は、実は白人の養子です。
その後マンロー大佐の守るヘンリー峠は、フランス軍とヒューロン族によって攻め落とされてしまいます。
砦を明け渡し去って行くイギリス軍をヒューロン族が急襲し、マンロー大佐はマグアに生きたまま心臓を取り出され、殺されてしまいました。
逃げ出した姉妹と、ホークアイ、そしてコーラの婚約者のヘイワード少佐でしたが、再び捕らえられヒューロン族の酋長のもとに連れて行かれてしまいます。
THE LAST OF THE MOHICANS Final Scene (1992) Daniel Day-Lewis
via www.youtube.com
火炙りにされそうになった、コーラの身代わりに火炙りにされるヘイワード少佐…。
そしてアリスは妻としてマグアに連れて行かれそうになりますが、アリスに恋するモヒカン族の息子は一人助けに向かいますが…。
なんと言っても見どころは、命を懸けた激しい愛です!
コーラと白人息子ホークアイの激しい愛も良いのですが、寡黙な息子ウンカスとアリスの目と目で言葉を交わすだけの純愛もたまりません。
そしてアリスは妻としてマグアに連れて行かれそうになりますが、アリスに恋するモヒカン族の息子は一人助けに向かいますが…。
なんと言っても見どころは、命を懸けた激しい愛です!
コーラと白人息子ホークアイの激しい愛も良いのですが、寡黙な息子ウンカスとアリスの目と目で言葉を交わすだけの純愛もたまりません。
ラスト・オブ・モヒカン 日本版予告編
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原作の「モヒカン族の最後」は、ジェイムズ・フェニモア・クーパーの著作で1826年に初版が刊行されています。
ネイティブアメリカンを野蛮人として描く作品が多かった当時に、モヒカン族は勇敢で紳士的に描かれていて敬意を感じますね。
滅びゆく部族の悲哀が描かれた名作です!
ネイティブアメリカンを野蛮人として描く作品が多かった当時に、モヒカン族は勇敢で紳士的に描かれていて敬意を感じますね。
滅びゆく部族の悲哀が描かれた名作です!
まとめ
今回は「西部劇の裏側!ネイティブアメリカン側の視点からも描かれた映画2選!」についてご紹介しました。
どちらも、従来と違う視点でネイティブアメリカンを描いた名作映画です。
何度でも観たい作品ですね!
どちらも、従来と違う視点でネイティブアメリカンを描いた名作映画です。
何度でも観たい作品ですね!
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