続編誕生のきっかけ
「ママレード・ボーイ」は1992年から1995年まで「りぼん」で連載されていました。その後、2001年に台湾で実写ドラマ化されたりもしたのですが、続編が18年後の2013年に「ママレード・ボーイ little」というタイトルの続編が「cocohana」にて登場しました。最近は昔の少女漫画の続編が連載されることも珍しくないですが、なぜ連載する経緯になったのかちょっと気になりますよね。
「ママレード・ボーイ little」のおまけのページによると、作者の吉住渉さんから「続編を描きたい」と申し出たのではなく、編集者から昔のヒット作の続編ができないか、と打診があったそうです。
初め「ハンサムな彼女」の子供世代の話を提案したのですが却下されてしまい、「ママレード・ボーイ」の続編になったのだとか。
「昔の作品のタイトルが入っていれば関連性は低くていい」と言われ、迷ったそうなのですが、仲のいい編集者さんに相談したところ「続編を読んでみたい」という意見もあったことなどから執筆を決めたそうです。
即編の内容は後程ご説明しますね。
「ママレード・ボーイ little」のおまけのページによると、作者の吉住渉さんから「続編を描きたい」と申し出たのではなく、編集者から昔のヒット作の続編ができないか、と打診があったそうです。
初め「ハンサムな彼女」の子供世代の話を提案したのですが却下されてしまい、「ママレード・ボーイ」の続編になったのだとか。
「昔の作品のタイトルが入っていれば関連性は低くていい」と言われ、迷ったそうなのですが、仲のいい編集者さんに相談したところ「続編を読んでみたい」という意見もあったことなどから執筆を決めたそうです。
即編の内容は後程ご説明しますね。
そもそも「ママレード・ボーイ」はどんな話?
続編の前に本編「ママレード・ボーイ」のお話をおさらい。
主人公、小石川光希は、ある日両親からニコニコと離婚を告げられます。両親の仲が悪くなったわけではないのですが、ハワイ旅行で出会った松浦夫妻と意気投合し、お互いのパートナーを入れ替えて再婚するのだと言います。そして、松浦夫妻の息子・遊を含め6人で同居することに。
初めは離婚・再婚に反対していた光希ですが、だんだんなじんできます。(この異常な環境に慣れたくないと意地を張っていたりもしました)そして、同居している遊に惹かれていきます。光希を好きな銀太や遊の元カノなども登場し、恋愛模様は複雑になっていきますが、光希と遊は付き合うことになります。
そんな中、遊は自分の父親は別にいるのではないかと疑いはじめます。そして、小石川夫妻と松浦夫妻が出会ったのはハワイ旅行が最初ではなく大学時代だったことを知ります。その時は今のパートナーと付き合っていました。遊は、光希と本当の兄妹なのではないかと疑っていたのです。
遊は光希と別れ京都の大学に進学します。本当の理由は光希に話していません。初めは彼女ができたと嘘をついていたのですが、光希への想いが抑えきれなくなった遊は本当のことを光希に話します。そして、たとえ禁断の関係であっても結婚しようと誓うのでした。
2人はいよいよ両親たちに真実を確認します。おたがい元々今のパートナーと付き合っていたことは事実でしたが、遊と光希は兄妹ではなく、最初に結婚したパートナーの子だということが分かります。
兄弟ではないことが分かった2人は元の関係に戻り、幸せに暮らします。
主人公、小石川光希は、ある日両親からニコニコと離婚を告げられます。両親の仲が悪くなったわけではないのですが、ハワイ旅行で出会った松浦夫妻と意気投合し、お互いのパートナーを入れ替えて再婚するのだと言います。そして、松浦夫妻の息子・遊を含め6人で同居することに。
初めは離婚・再婚に反対していた光希ですが、だんだんなじんできます。(この異常な環境に慣れたくないと意地を張っていたりもしました)そして、同居している遊に惹かれていきます。光希を好きな銀太や遊の元カノなども登場し、恋愛模様は複雑になっていきますが、光希と遊は付き合うことになります。
そんな中、遊は自分の父親は別にいるのではないかと疑いはじめます。そして、小石川夫妻と松浦夫妻が出会ったのはハワイ旅行が最初ではなく大学時代だったことを知ります。その時は今のパートナーと付き合っていました。遊は、光希と本当の兄妹なのではないかと疑っていたのです。
遊は光希と別れ京都の大学に進学します。本当の理由は光希に話していません。初めは彼女ができたと嘘をついていたのですが、光希への想いが抑えきれなくなった遊は本当のことを光希に話します。そして、たとえ禁断の関係であっても結婚しようと誓うのでした。
2人はいよいよ両親たちに真実を確認します。おたがい元々今のパートナーと付き合っていたことは事実でしたが、遊と光希は兄妹ではなく、最初に結婚したパートナーの子だということが分かります。
兄弟ではないことが分かった2人は元の関係に戻り、幸せに暮らします。
「ママレード・ボーイ little」のあらすじ
via www.amazon.co.jp
吉住先生が最初「ママレード・ボーイ」の続編に乗り気ではなかったのは、光希と遊はその後幸せに暮らしていて特に漫画にするような出来事は起こらないから、でした。
ですから続編は主人公が変わります。主人公は光希と遊の妹と弟。要士(遊の父)と留美(光希の母)の娘立夏と、仁(光希の父)と千弥子(遊の母)の息子朔です。2組の夫婦に4人の子どもがいるけどすべて父母の組み合わせが違う、というかなり複雑な関係に。
物語は本編の13年後の設定で2人は中学1年生です。6歳の時に家族関係を説明されたのですが立夏は全く覚えていませんでした。ですが朔は覚えていてずっと立夏が好きだったのです。
立夏は中学に入学してすぐに出会った名村 碧(ちなみに光希の親友と先生の子ども)を好きになり、付き合うのですが結果的に分かれてしまいます。朔は立夏に告白し、付き合うことに。また義理の兄弟のカップルが誕生したという訳です。最後には立夏と朔も結婚を誓っています。
両親ズはもちろん、光希や遊、銀太、亜梨実、茗子など懐かしのキャラもたくさん登場するので「ママレード・ボーイ」を読んでいた方なら楽しんで読める作品だと思います。みんなそのままのカップルで結婚しているというのがすごいですが、まあ、少女漫画ですし、夢があっていいですよね。
ちなみに光希と遊は長いこと事実婚状態だったのですが、「そろそろ子どもが欲しい」と思っていたところ遊から光希へプロポーズをし、結婚しています。大学生の頃に結婚を誓っていたのになかなか結婚していなかったんですね。それもなんだかリアルです。光希の結婚式が見られるのも昔のファンにとっては感慨深いですよね。最後には2人の子どもも登場しますよ。
「ママレード・ボーイ Little」は全7巻でそれほど長くない作品なので読みやすいと思います。デジタルでも販売されていますので興味がある方はぜひチェックしてみてください。
ですから続編は主人公が変わります。主人公は光希と遊の妹と弟。要士(遊の父)と留美(光希の母)の娘立夏と、仁(光希の父)と千弥子(遊の母)の息子朔です。2組の夫婦に4人の子どもがいるけどすべて父母の組み合わせが違う、というかなり複雑な関係に。
物語は本編の13年後の設定で2人は中学1年生です。6歳の時に家族関係を説明されたのですが立夏は全く覚えていませんでした。ですが朔は覚えていてずっと立夏が好きだったのです。
立夏は中学に入学してすぐに出会った名村 碧(ちなみに光希の親友と先生の子ども)を好きになり、付き合うのですが結果的に分かれてしまいます。朔は立夏に告白し、付き合うことに。また義理の兄弟のカップルが誕生したという訳です。最後には立夏と朔も結婚を誓っています。
両親ズはもちろん、光希や遊、銀太、亜梨実、茗子など懐かしのキャラもたくさん登場するので「ママレード・ボーイ」を読んでいた方なら楽しんで読める作品だと思います。みんなそのままのカップルで結婚しているというのがすごいですが、まあ、少女漫画ですし、夢があっていいですよね。
ちなみに光希と遊は長いこと事実婚状態だったのですが、「そろそろ子どもが欲しい」と思っていたところ遊から光希へプロポーズをし、結婚しています。大学生の頃に結婚を誓っていたのになかなか結婚していなかったんですね。それもなんだかリアルです。光希の結婚式が見られるのも昔のファンにとっては感慨深いですよね。最後には2人の子どもも登場しますよ。
「ママレード・ボーイ Little」は全7巻でそれほど長くない作品なので読みやすいと思います。デジタルでも販売されていますので興味がある方はぜひチェックしてみてください。
8 件