ドラマ「砂の城」の放送時期
ドラマ「砂の城」が放送されたのは1997年の6月から10月まで。東海テレビ制作で月曜から金曜日まで13:30~14:00に放送されていたいわゆる「昼ドラ」です。
昼ドラらしいドロドロしたストーリーでしたが、なんともハマってしまうドラマでした。私は当時高校生だったのですがかなり見ていました。学校は行っていたはずなので夏休みにハマったんでしょうね。その後、大学に進学したら大学の先輩もハマっていて食堂で見ていたと言っていたので、若者もはまる昼ドラだったんだなと思いました。
昼ドラらしいドロドロしたストーリーでしたが、なんともハマってしまうドラマでした。私は当時高校生だったのですがかなり見ていました。学校は行っていたはずなので夏休みにハマったんでしょうね。その後、大学に進学したら大学の先輩もハマっていて食堂で見ていたと言っていたので、若者もはまる昼ドラだったんだなと思いました。
原作は一条ゆかりの漫画!
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原作は一条ゆかりさんの同名漫画です。漫画は「りぼん」に1977年7月号から1979年7月まで。少しお休みがあって1980年9月から1981年11月まで連載されていました。コミックスは全7巻です。
ドラマ化されたのは1997年ですから、連載開始から20年経ってのドラマ化だったんですね。一条ゆかりの漫画は好きでしたが、「砂の城」はドラマを先に知りました。
ドラマ化されたのは1997年ですから、連載開始から20年経ってのドラマ化だったんですね。一条ゆかりの漫画は好きでしたが、「砂の城」はドラマを先に知りました。
一条ゆかり「砂の城」壮大なドラマに酔いしれる - Middle Edge(ミドルエッジ)
「有閑倶楽部」や「デザイナー」など、数々のヒット作を生み出す、一条ゆかり先生の傑作と名高い「砂の城」(1977年)。ナタリーという女性の波乱に満ちた人生を描いています。心中・年の差・心の病など、濃密に盛り込まれたドラマ「砂の城」を紹介します。
原作漫画についてもっと知りたい方はこちらへ。
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ドラマと原作は舞台が違う!
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漫画「砂の城」の舞台はフランスでした。
ですが、ドラマの舞台は日本です。日本の昭和なので少し昔の話という設定でしたね。日本でドラマ化されたら演じるのは日本人ですので、舞台を日本にうつすというのは当然といえば当然ですね。(原作の大ファンという方には納得いかなかったかもしれませんが)
舞台はフランスと日本で違いますが、大まかなストーリーは同じですよ。
ですが、ドラマの舞台は日本です。日本の昭和なので少し昔の話という設定でしたね。日本でドラマ化されたら演じるのは日本人ですので、舞台を日本にうつすというのは当然といえば当然ですね。(原作の大ファンという方には納得いかなかったかもしれませんが)
舞台はフランスと日本で違いますが、大まかなストーリーは同じですよ。
「砂の城」のあらすじ
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「砂の城」のドラマのあらすじを見ていきましょう。
舞台は昭和32年。茨城県五浦の老舗旅館の娘、磐城美百合(いわきみゆり)が生まれます。有名なホテルだったのかお金持ちの家庭でした。
同じころ、家の前に赤ちゃんが捨てられていました。その赤ちゃんは男の子。美百合の父は男の子を熱望していたため、妻を説得して男の子を育てようと決めます。
その男の子は比羅夫(ひらふ)と名付けられ、美百合と双子として育てられました。
ですが、祖母の態度が自分と比羅夫で違うことから、美百合は比羅夫と本当の兄妹ではないことに気が付いていました。比羅夫もそれに気が付いていたのか、お互いを意識するように。
そして両親の死後、2人は恋仲になります。ですが、周囲からは猛反対されます。2人はお互い諦められず、心中を図ります。ですが失敗。そして比羅夫は行方不明になってしまいます。
そして数年後、比羅夫と美百合は再会します。ですが比羅夫は記憶喪失になっていて美百合のことをすっかり忘れています。しかも、記憶をなくした比羅夫の身の回りの世話をしてくれた女性との間に子供までいたのです。美百合はショックを受けます。
その後、比羅夫と相手の女性が亡くなり、美百合は比羅夫の子、杉彦を引き取って育てることにしました。杉彦は比羅夫そっくりに成長します。杉彦と美百合はいつしかお互いを意識し合います。別の男性と結婚していたのですが離婚し、比羅夫と愛し合うようになります。
そして美百合の妊娠が発覚します。元夫との子なのか、比羅夫の子なのかははっきりしていないのですが生んで育てると決めた美百合と比羅夫。
いよいよ出産という時、乗っていた車が事故に遭ってしまいます。美百合は自分の命よりおなかの子を助けてほしいと懇願。その言葉の通り、美百合は亡くなってしまいますが赤ちゃんは無事に誕生しました。美百合はやっぱり、比羅夫、杉彦とは結ばれない運命だったんでしょうね。
杉彦は子どもを引き取りみゆりと名づけます。そして杉彦とみゆりの会話で物語は終わります。
みゆりは杉彦の子ではないかもしれないので、歴史は繰り返されるような終わりでぞっとしました。
舞台は昭和32年。茨城県五浦の老舗旅館の娘、磐城美百合(いわきみゆり)が生まれます。有名なホテルだったのかお金持ちの家庭でした。
同じころ、家の前に赤ちゃんが捨てられていました。その赤ちゃんは男の子。美百合の父は男の子を熱望していたため、妻を説得して男の子を育てようと決めます。
その男の子は比羅夫(ひらふ)と名付けられ、美百合と双子として育てられました。
ですが、祖母の態度が自分と比羅夫で違うことから、美百合は比羅夫と本当の兄妹ではないことに気が付いていました。比羅夫もそれに気が付いていたのか、お互いを意識するように。
そして両親の死後、2人は恋仲になります。ですが、周囲からは猛反対されます。2人はお互い諦められず、心中を図ります。ですが失敗。そして比羅夫は行方不明になってしまいます。
そして数年後、比羅夫と美百合は再会します。ですが比羅夫は記憶喪失になっていて美百合のことをすっかり忘れています。しかも、記憶をなくした比羅夫の身の回りの世話をしてくれた女性との間に子供までいたのです。美百合はショックを受けます。
その後、比羅夫と相手の女性が亡くなり、美百合は比羅夫の子、杉彦を引き取って育てることにしました。杉彦は比羅夫そっくりに成長します。杉彦と美百合はいつしかお互いを意識し合います。別の男性と結婚していたのですが離婚し、比羅夫と愛し合うようになります。
そして美百合の妊娠が発覚します。元夫との子なのか、比羅夫の子なのかははっきりしていないのですが生んで育てると決めた美百合と比羅夫。
いよいよ出産という時、乗っていた車が事故に遭ってしまいます。美百合は自分の命よりおなかの子を助けてほしいと懇願。その言葉の通り、美百合は亡くなってしまいますが赤ちゃんは無事に誕生しました。美百合はやっぱり、比羅夫、杉彦とは結ばれない運命だったんでしょうね。
杉彦は子どもを引き取りみゆりと名づけます。そして杉彦とみゆりの会話で物語は終わります。
みゆりは杉彦の子ではないかもしれないので、歴史は繰り返されるような終わりでぞっとしました。
「砂の城」のここにハマった!
「砂の城」のドラマの醍醐味は次から次へと2人を不幸が襲ってくるところでしょうね。初期では美百合の祖母、彩がかなり印象的なキャラでした。
自身に子どもができず、愛人の子を跡取りにしたという過去があるため、心に傷を抱えていました。そして自分と重ねているのか比羅夫に強く当たるんです。これが本当にいじわるで印象的でした。そりゃ、美百合も兄妹じゃないと気が付くよね、というレベルでした。
しかも、美百合の両親から見えないところで2人を差別していて本当に悪役、という感じでしたね。
もう1つハマったポイントは「比羅夫」「杉彦」という日常ではあまり見かけない名前のせいもあると思います。ちなみに原作は女性がナタリー、男性がフランシス、フランシスの子もフランシスです。どこから比羅夫が出てきたのか当時から謎でした。
自身に子どもができず、愛人の子を跡取りにしたという過去があるため、心に傷を抱えていました。そして自分と重ねているのか比羅夫に強く当たるんです。これが本当にいじわるで印象的でした。そりゃ、美百合も兄妹じゃないと気が付くよね、というレベルでした。
しかも、美百合の両親から見えないところで2人を差別していて本当に悪役、という感じでしたね。
もう1つハマったポイントは「比羅夫」「杉彦」という日常ではあまり見かけない名前のせいもあると思います。ちなみに原作は女性がナタリー、男性がフランシス、フランシスの子もフランシスです。どこから比羅夫が出てきたのか当時から謎でした。
「砂の城」のキャスト
「砂の城」の主要キャストは以下の通りです。
・磐城美百合:森下涼子/大場久美子
・磐城比羅夫/杉彦:佐藤アツヒロ
・磐城彩:南田洋子
・津田山毅:五代高之
・磐城さや子:榊原るみ
・磐城雄一:佐藤仁哉
比羅夫と杉彦はどちらも佐藤アツヒロさんが演じています。光GENJIを見ていた世代なので、あの佐藤アツヒロさんが!とびっくりしたのを覚えています。でもとってもはまり役でした。
「砂の城」はソフト化されておらず、現在のところ配信もされていません。昼ドラなので民放で再放送することもほとんどないですが、もう一度観たいドラマの1つです。
・磐城美百合:森下涼子/大場久美子
・磐城比羅夫/杉彦:佐藤アツヒロ
・磐城彩:南田洋子
・津田山毅:五代高之
・磐城さや子:榊原るみ
・磐城雄一:佐藤仁哉
比羅夫と杉彦はどちらも佐藤アツヒロさんが演じています。光GENJIを見ていた世代なので、あの佐藤アツヒロさんが!とびっくりしたのを覚えています。でもとってもはまり役でした。
「砂の城」はソフト化されておらず、現在のところ配信もされていません。昼ドラなので民放で再放送することもほとんどないですが、もう一度観たいドラマの1つです。
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