ゲーム「少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険」は老若男女問わずに楽しめるゲームでした
2020年5月15日 更新

ゲーム「少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険」は老若男女問わずに楽しめるゲームでした

少年アシベは、ゴマちゃんの可愛さに癒される人、そのゴマちゃんが雑に扱われる少しブラックな物語に癒される人なと、幅広い年代に愛されているマンガです。そのマンガを題材にした「少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険」は原作と同じく幅広い年代で遊ぶことができるようです。ゲーム内容を詳しく説明します。

635 view

少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険とは

 (2191858)

1988年から1994年まで週刊ヤングジャンプに連載されていたマンガで、当時は4コママンガでした。
1991年にはテレビアニメの放送が開始され、真っ白なゴマフアザラシの赤ちゃんで名前はゴマちゃんと、飼い主である小学生1年生の男の子「アシベ」とその家族や友達・近所の方々繰り広げる笑いあり涙ありの物語が描かれています。
私が少年アシベを知ったときはすでにアニメ放送が開始されていて、途中から少年アシベを見た人は「なぜアザラシが?」と思った人もいるのではないでしょうか。
私もその一人で、調べてみたところ、ゴマちゃんはトラックから落ちてきてそれを拾ったのはアシベだったそうです。
白くてふわふわした可愛らしいキャラクターは、まさしく癒しの存在で子供から大人まで愛されています。
しかし、その可愛いゴマちゃんの扱いが雑で、最初は大きな魚に間違われて調理されそうになったり、大工の父ちゃんに枕にされたりと、ブラックな一面もありました。
可愛いのにブラック、癒しなのにブラック、ブラックなのになぜかほのぼのしている。
そんなところが幅広い年代に愛されている理由なのかもしれません

少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険のゲーム内容

SFC Longplay - Shounen Ashibe: Goma-chan no Yuuenchi Daibouken (少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険)

ゲームの内容は、アシベのじいちゃんが大きな遊園地で様々なバリエーションのパビリオンを冒険しながら隠されている宝石をすべて集めることが目的です。
オープニングは遊園地をバックに可愛らしいゴマちゃんが登場し、「あたらしいゲームをする」「つづきをする」と選ぶことができ、「つづきをする」はパスワード
オーソドックスな横スクロール画面で各ステージに設定されてあるお題をこなし、ゴールに行けばクリアとなります。
課されるお題は、りんごやうさぎなどで、ひたすらステージ内を歩き回り言われたものを集めなければなりません。
操作方法は十字キーで移動、Bボタンでジャンプ、Yで頭突きと操作はとてもシンプルです。
敵として登場するキャラクターも可愛くて、とても攻撃なんてできない・・と思いきや、このゲームは「攻撃」という概念はありません。
可愛いゴマちゃんが出てくる動物たちを殺す・・というのもあまり見たくなかったのかもしれません。
では、「頭突きは」というと敵に攻撃するのではなく木や壁に頭突きすることでアイテムを落としたりします。
仮に攻撃するとゴマちゃんがダメージを受けてしまいますので敵が近づいて来たら逃げるかジャンプでかわすのみです。
さらにこのゲーム、ゴマちゃんは死ぬことはありません。
敵に何度ぶつかっても、高いところから落ちてもただゴマちゃんが悲しい顔をするだけです。
他には、ステージをクリアするために制限時間があるのですが、時間が過ぎると残機数が一つ減るだけでゴマちゃんが死ぬことはありません。
ゴマちゃんが死ぬところは見たくありませんということでしょう。

最後のボスもいない

SFC 少年アシベ ゴマちゃんのゆうえんち大冒険 OP

さらにこのゲームはボスというキャラはおらず、その代わりに宝石を集めるというステージがあります。
そのステージでは縦スクロール画面となっていて、そこでは少年アシベで見かけるキャラクターたちが登場し、ミッションをあたえてきます。
ほぼ似たようなミッションなのですが、川を泳いで渡りキャラクターが投げ込んでくるボールやサイコロを指定された個数ゲットすることです。
ステージが進むとこの宝石ステージは「途中の猫を助けてから」とか投げ込まれるものの中にトンカチが混ざったりと難易度は徐々に上がるのですが、そこまで難しくはありません。

宝石を集めるといよいよラストステージ

 (2191861)

宝石をすべて集めて、おじいちゃんに渡すといよいよファイナルステージへと進むことができます。
ここまで、シンプルな操作で、これといったダメージもなかったこのゲームのファイナルステージは・・なんと変わらず指定されたものを集めることで、最後はヒヨコを集めます。
最後はゲーム作った人たちを紹介されて終わってしまいました。

まとめ

いかがでしたか。
これまでのゲーム「少年アシベシリーズ」では様々なジャンルに挑戦しています。
ゲームボーイではロールプレイングゲーム、ファミコンではアドベンチャー、そして今回はアクションゲームでした。
子供がターゲットのようで、操作もシンプル、ゲームの内容もシンプルでした。
あきらめなければ、もしくは途中で飽きなければクリアができるこのゲーム、ゴマちゃんの可愛さも十二分に引き出されていますので、このゲームでゴマちゃんに癒されてみませんか。
14 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

せっかくテンポの良いテニスゲームなのに販売本数が少ないぞ。「スーパーテニス ワールドサーキット」の面白さをまとめてみた

せっかくテンポの良いテニスゲームなのに販売本数が少ないぞ。「スーパーテニス ワールドサーキット」の面白さをまとめてみた

スーパーテニス ワールドサーキットのネットの評価などを見ると、評価も少なく、販売本数もあまり伸びてないことがわかりました。しかし、実際にプレイすると、操作方法の豊富さや、スピード感も申し分ありません。また登場するプレイヤーもテニス界の重鎮たちが登場しています。スーパーテニス ワールドサーキットの面白さを調査です。
showta14 | 10,224 view
ゲーム「反省ザルジローくんの大冒険」のゲーム内容と覚えていますが?反省ザルで一世を風靡した「太郎と次郎」を振り返る

ゲーム「反省ザルジローくんの大冒険」のゲーム内容と覚えていますが?反省ザルで一世を風靡した「太郎と次郎」を振り返る

ゲーム「反省ザルジローくんの大冒険」のゲーム内容を振り返りながら「太郎と次郎」を振り返ります。太郎と次郎を覚えていますか、反省ザルの次郎のことを。なぜ反省が流行ったか知っていますか。懐かしいと思ったあなたとともに、「太郎と次郎」を振り返ります。
showta14 | 507 view
人気の森田将棋シリーズ、スーパーファミコン版の初段 森田将棋はどのような将棋ゲームか調査しました

人気の森田将棋シリーズ、スーパーファミコン版の初段 森田将棋はどのような将棋ゲームか調査しました

初段 森田将棋は、スーパーファミコン版で初めての森田将棋シリーズです。一定の基準を満たせば日本将棋連盟のアマ初段を取得できるとあらばやる気も大きいもの。そんな初段 森田将棋はどのようなゲームか調査しました。
showta14 | 440 view
スーパーファミコンで第1作目であるファイナルファンタジーⅣの間違いない面白さを調査

スーパーファミコンで第1作目であるファイナルファンタジーⅣの間違いない面白さを調査

ファイナルファンタジーファンなら、その当時、確実に期待していたであろうスーパーファミコンでファイナルファンタジーをプレイすることを。その願いが通じたファイナルファンタジーⅣの面白さや前作との変化を調査しました。あなたも新しい発見があるかもしれません。
showta14 | 6,808 view
チャイニーズカンフーがニンジャへ方向転換した、スーパーファミコン1作目「スーパーチャイニーズワールド」のゲーム内容と面白さを調査

チャイニーズカンフーがニンジャへ方向転換した、スーパーファミコン1作目「スーパーチャイニーズワールド」のゲーム内容と面白さを調査

スーパーチャイニーズワールドは、スーパーファミコン第1作目になります。前作はファミコンで3作発売され、実績を残しているゲームだけにスーパーファミコンでの仕上がり具合が気になります。スーパーチャイニーズワールドのゲーム内容と面白さを調査します。
showta14 | 985 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト