トヨタが18年ぶりに世界ラリー選手権(WRC)に参戦!
トヨタ自動車は、2017年1月に開幕する自動車ラリーの最高峰、世界ラリー選手権(以下、WRC)に「ヤリス」(日本名=ヴィッツ)をベース車両にしたモデルで参戦する。トヨタのWRC参戦は1999年のカローラWRC以来、18年ぶり。
世界ラリー選手権(WRC)に臨む「ヤリス WRC」を公開
2017年シーズンのWRCに臨むのは、小型車「ヤリス」(日本名=ヴィッツ)をベースにした車で、2017年FIAワールドラリーカー技術規定に準拠したラリーカーとして開発された。
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1990年代にWRCで黄金時代を築いたトヨタ
FIA(世界自動車連盟)が主催するWRCは、F1と並ぶモータースポーツの最高峰に区分され、ラリーが盛んな欧州や南米では、F1に勝るとも劣らない人気を誇っている。
かつてトヨタはWRCで黄金時代を築いた。1990年と1992年にカルロス・サインツがセリカGT-FOURでドライバーズタイトルを獲得。1993年にはユハ・カンクネン、1994年にはディディエ・オリオールが、ドライバーズチャンピンになり、マニュファクチャラーズ(製造者)でも頂点に立ち、WRCのダブルタイトルを獲得。1999年にカローラWRCが3度目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した後、トヨタはF1参戦を機にWRCから撤退した。
かつてトヨタはWRCで黄金時代を築いた。1990年と1992年にカルロス・サインツがセリカGT-FOURでドライバーズタイトルを獲得。1993年にはユハ・カンクネン、1994年にはディディエ・オリオールが、ドライバーズチャンピンになり、マニュファクチャラーズ(製造者)でも頂点に立ち、WRCのダブルタイトルを獲得。1999年にカローラWRCが3度目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した後、トヨタはF1参戦を機にWRCから撤退した。
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TOYOTA GAZOO Racing WRC 公式映像「WRCの王者へ 1990~1994」
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◆「WRC」とは?
WRCは、SS(スペシャルステージ)と呼ばれる、交通が遮断された一般道を市販車ベースのマシンで走り、タイムを競うタイムアタック競技。1973年に創設された。
F1はサーキットを中心にフォーミュラカーと呼ばれるオリジナルの車体で同時に走行して順位を競うのに対して、WRCは市販車を改造した車体で、一般道を閉鎖したSSと呼ばれる区間を1台ずつ走行し、その合計タイムを競う。
F1はサーキットを中心にフォーミュラカーと呼ばれるオリジナルの車体で同時に走行して順位を競うのに対して、WRCは市販車を改造した車体で、一般道を閉鎖したSSと呼ばれる区間を1台ずつ走行し、その合計タイムを競う。
2台の「ヤリス WRC」が参戦
「ヤリス WRC」は2台が投入され、ドライバーはWRC16勝の実績を誇るヤリ-マティ・ラトバラ選手と、「ヤリス WRC」の開発初期からテスト走行に参加してきたユホ・ハンニネン選手がステアリングを握る。テストドライバーとして新鋭のエサペッカ・ラッピ選手が加わる。
TOYOTA GAZOO Racing WRC:2017年度 体制発表会映像
2016年12月13日、ヘルシンキにてTOYOTA GAZOO Racingは2017年の参戦車両とドライバーを発表。
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1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載し、約380馬力の出力を誇る。