昭和の族車の代名詞「オバフェン」「チンスポ」はグラチャンがルーツ!!
2020年11月13日 更新

昭和の族車の代名詞「オバフェン」「チンスポ」はグラチャンがルーツ!!

1970年代から1980年代にかけて昭和の時代に街中でも大流行したいわゆる族車!「オバフェン」や「チンスポ」を装着した車が街中でもよく見られました。そんなカスタム用語を生みだしたルーツはグラチャンだったのです。

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グラチャンって何?

富士グランチャンピオンレースの略で1971年から1989年まで主に富士スピードウェイで開催された自動車レースのシリーズ戦の事です。「通称富士GC」

1970年代から1980年代にかけて、全日本F2選手権などと並ぶ日本のトップカテゴリーレースと目され、高い人気を集めたが、1989年いっぱいで休止となりました。
グラチャン族
昭和の時代にレーシングマシン風の派手な改造を施した、いわゆる族車で、富士でグランチャンピオンレースが開催されると、族車で何台も連なり富士を目指した街道レーサーたちのことです。

そんな私も当時は、グラチャンが開催されると、仲間何台かで、富士を目指したものです💦

今ではほとんど姿を消した「グラチャン族」ですが、当時は、グラチャンとか関係なしで街中でも見る事がありました。

グラチャンはどんな感じだったのか?

[富士グラチャン] 富士スピードウェイと言えばグラチャン!富士グランチャンピオンレース

1960年代に国内最大の4輪レースだった「日本グランプリ」が1970年に中止となった(日産自動車、トヨタ自動車の不参加が大きな要因と言われる)。
会場であった富士スピードウェイは、日本グランプリに代わる大レースとして「富士グランチャンピオンレース」(富士GC)を企画。

しかし当時、日本の4輪レース統括団体である日本自動車連盟(JAF)は、1971年以降日本グランプリをフォーミュラカーレースとして開催するなどフォーミュラ重視の方針を打ち出していたが、富士スピードウェイ側はこれに反意を示していたと言われる。
そのため富士GCは二座席レーシングカー (純レーシングカー) から特殊グランドツーリングカー (乗用スポーツカー) のレースになったと言われています。

外車も参戦
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 1971年から開始されたこのシリーズでは、ポルシェやマクラーレンといった外車はもちろん、日産のスカイラインGT-Rやフェアレディ240Z、マツダのサバンナRX3、ホンダのS800といった市販車ベースの改造マシンまでが出場したレースに出場していたのです。

「グラチャン族」のルーツ

普通の市販車がグラチャンに出場していたのを見た当時の若者たちを中心にレーシングマシン風の派手な改造したのが「オバフェン」「チンスポ」などのグラチャン族のルーツではないでしょうか。

「オバフェン」って何?

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ミドル世代だったら、よくご存知だと思いますが、2~30代の方の為に、説明します。

「オバフェン」とはオーバーフェンダーの略で、幅の広いタイヤを収めるためにボディを拡大するパーツの事です。 (バーフェンと略される事も)

簡単にいえば、クルマの全幅を広げるためにメーカー純正ボディのノーマルフェンダーに被せる、三日月形の追加のボディパーツの事です。

何のためにボディの全幅を広げるかというと、より幅の広いタイヤを履かせる為で、レーシングカーなんかは幅広のタイヤを履いているからです。

因みに、保安基準では、タイヤ・ホイールが(フェンダー等)より車両の外側方向に突出してはならないと規定されています。(道路運送車両法保安基準第178条)。

グラチャン族は関係なしで改造していましたが・・・。(笑)

じゃあ「チンスポ」は?

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40 件

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  • ライモン 2022/3/2 17:54

    こうした「グラチャン族」ルーツのオバフェンカスタムは今や海外ではとても人気の高いカスタムカーのトレンドとなっておりリバティーウォークとかの日本のチューナーが活躍しています。こうした改造車のベースにポルシェやランボルギーニ、フェラーリとかの外車が使われるケースも多いです。海外の人にはこうしたカスタムが新鮮なんでしょうな。

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