最初はなかなか芽が出なかった?高橋克典さんの出演ドラマまとめ
2023年7月7日 更新

最初はなかなか芽が出なかった?高橋克典さんの出演ドラマまとめ

高橋克典さんといえば「サラリーマン金太郎」、「特命係長只野仁」などのヒット作がありますが、ここまでたどり着くのは長い道のりでした。高橋さんの出演ドラマをまとめました。

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ドラマデビューまで

高橋克典さんは、両親とも音楽に精通していたため、3歳からピアノを習っていました。そして小学校から青山学院に通います。

1980年の16歳の時に、「ピーマン白書」というドラマに出演し芸能界入りしました。高橋さんは生徒役の1人でした。さらに1981年には「日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章」でデイがデビューもしています。ですがその後芸能活動を続けたわけではなく、この時はそれで終わります。

その後1989年に「さすらい刑事旅情編 」に出演。その後徐々にテレビや映画に出演していきます。

1993年に「抱きしめたい」でCDデビュー。そこからは歌手活動がメインで活動されていました。タイアップが付いている楽曲がほとんどでしたね。2003年までCDリリースを続けられていましたが、現在は俳優に専念されています。

「ポケベルが鳴らなくて」

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1993年にはドラマ「ポケベルが鳴らなくて」に出演。世相を反映したタイトルですね。同名の主題歌もヒットしました。

緒方健さん演じる水谷誠司という妻子のいるサラリーマンと、32歳年下の旅行代理店金もの女性・保坂育未(裕木奈江さん)が出会い不倫関係になってしまう問いお話。育未は恋人田所恭平の不貞が見つかったばかりでした。恭平を演じたのが高橋さんです。

恭平は自分の不貞を棚に上げて誠司を敵視し、さらに腹いせに梢子に言い寄っていく、という結構クズな役でした。

育未は誠司にのめりこんでいって、誠司を振り回し、誠司は妻との離婚を決意します。ですが誠二は育未の高校時代の親友・梢子の父親だと知り、自分の罪に気が付き最終的には誠司のもとを去っていく、というドラマでした。

誠司と育未の連絡手段は主にポケベル。当時普及し始めたアイテムをいち早く取り入れたドラマでした。タイトルは覚えているけれど内容は覚えていないという人も多いかもしれませんね。

「ひとの不幸は蜜の味」

1994年には「ひとの不幸は蜜の味」に出演。こちらは少女漫画界の裏側を描いた作品です。

主演は大竹しのぶさん。

大竹さん演じるくればやし繭子(中田正子)は一世を風靡した漫画家。ですが任期は落ち目になっていました。

担当編集者・小田切(村田雄浩さん)との結婚が決まっていたのですが、結婚式当日にチーフマネージャーだった青木恵(相楽晴子さん)に略奪されてしまいます。そして恵は漫画化としても人気が出て行きます。

崖っぷちの繭子は義母の小百合(泉ピン子さん)・アシスタントの里子(清水美砂さん)と共に漫画家としての再起をかけて奮闘していくというコメディですね。

高橋さんが演じたのは里子の恋人で郵便局員の菊地浩司。ですが最終的には里子と破局してしまいます。

この頃はまだちょい役が多かったですね。

「ひと夏のラブレター」

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1995年には「ひと夏のラブレター」に出演。こちらは2組の夫婦の不倫を描いたドラマ。

松下由樹さん演じる北村亜樹は、夫と子供のいる主婦ですが、ある日高橋さん演じる田辺黎に出会い、惹かれていきます。
一方、亜樹の夫である北村浩一(神田正輝さん)は喫茶店で出会った池島美佳(黒木瞳さん)に何かを感じていました。美佳は母子家庭で息子の歩がいるのですが、黎の恋人で内縁関係にありました。

その後、2組はそれぞれ不倫関係になります。黎は亜樹と生きていくために、家を出ようとするのですが黎になついていた歩も付いてきます。さらに亜樹の娘・理砂の父親になる決意もして駆け落ちをするのですが・・・というドラマでした。

「ピュア」

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1996年には「ピュア」に出演。主演は和久井映見さん。

和久井さん演じる折原 優香は軽度の知的障害がある女性。ですが、オブジェづくりには天性の才能がありました。

高橋さん演じる優香のいとこ・神崎 涼が優香の作品をコンクールに出すと、賞を獲ります。涼は優香はもっと社会に出るべき、と思っていました。

優香は受賞したことで時の人に。母の孝子(風吹ジュンさん)は知的障害ということで興味本位に騒がれることを危惧していました。涼もいざマスコミが押し掛けると優香をかばってしまいます。

そんな中、堤真一さん演じる沢渡 徹は興味本位ではなく優香をしっかり知ろうと接していきます。優香も普通に接してくれる伸一に心惹かれていき・・・というお話。

「サラリーマン金太郎」「特命係長 只野仁」が人気に!

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1999年には「サラリーマン金太郎」、2003年には「特命係長 只野仁」シリーズが放送スタート。どちらも高橋さんの代表作になります。

「サラリーマン金太郎」は本宮ひろ志さん原作の漫画をドラマ化した作品。連続ドラマが4シリーズ、スペシャルが1本放送されました。

暴走族の元ヘッドである矢島金太郎が、ヤマト建設の会長を助けたことからヤマト建設で見習社員として働くことになり、大胆な行動で会社を変えていくというお仕事ドラマ。

「特命係長 只野仁 」は柳沢幹夫さんの漫画をドラマ化した作品。2003年から2017年まで、連続ドラマ、スペシャルドラマ、配信ドラマで長く放送されました。

大手広告代理店・電王堂の総務二課係長・只野仁(高橋さん)は昼間はドジなダメ社員ですが、実は裏の顔があり、実は黒川会長直属の特命係長。社内のトラブルや事件を解決するというストーリー。お色気シーンが多いのも特徴でしたね。

高橋さんといえばこの2本が代表作ですが、サラリーマン金太郎が放送されたのが35歳の時なのでかなり遅咲きだったんですね。その後は様々な活躍をされている高橋さん。今後の活動も楽しみですね。
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