ファミコン【タッグチームプロレスリング】覚えてる?独特だけどハマるゲーム!
2021年1月30日 更新

ファミコン【タッグチームプロレスリング】覚えてる?独特だけどハマるゲーム!

数多のファミコンソフトから今回は「タッグチームプロレスリング」に焦点をあててお届け!今となっては何とも言えない独特なクセの強さと魅力を紹介します!

2,322 view

ファミコン【タッグチームプロレスリング】の概要

Amazon | タッグチームプロレスリング | ゲームソフト (2253484)

今回紹介するファミコンソフト【タッグチームプロレスリング】は、1986年にナムコから発売されたスポーツゲームです。

タイトルにある通り、タッグマッチのプロレスが楽しめるゲームで、当時のプロレスブームも相まって子供の頃に持っていた!という方も多いのではないでしょうか。

筆者も子どもの頃に友人がこのソフトを持っていて、友人同士で盛り上がったのは良い思い出です。

ただゲームが好きな人やプロレスが好きな人が、改めてこのゲームを振り返ると、中々にクセが強くツッコミどころが満載だったのも確かです。

そこで今回は、懐かしのタッグチームプロレスリングにおける独特すぎるクセの強さを色々と紹介していきますよ!

ファミコン【タッグチームプロレスリング】のクセ①キャラ人数

 (2253488)

まず、タッグチームプロレスリングの大きな特徴が「キャラ人数」です。

このゲームに登場するキャラクター(プロレスラー)は、総勢4人!
つまり、タッグマッチを行うのは常に同じカードという驚きの仕様でした。

一人でプレイする場合は、チームが固定されているために操作できるのは事実上2人だけ(笑)

プロレスや格闘技をテーマにしたゲームは多数ありますが、キャラの選択肢がここまで限定されているゲームも珍しいですよね。

ファミコン【タッグチームプロレスリング】のクセ②独特なシステム

 (2253499)

タッグチームプロレスリングは、実際のプロレスと基本的には同じルールとなっています。

様々な技をかけて、フォールして3カウントを取るかギブアップさせれば勝利となるのですが、ゲームシステムが中々に個性的でした。

通常、格闘ゲームやプロレスゲームの場合は「コマンド」や「掴み」によって技が成立します。

しかし、タッグチームプロレスリングは斜め上のシステムを採用。

全ての技は、パンチを当てることから始まります。
パンチが当たるとなぜか時間が数秒止まり、そのタイミングでBボタンを押した回数によって技が変化するという謎の仕様となっていました。

例:パンチ当てる→Bボタン1回押す→ドロップキック!

ちなみにパンチを当ててからBボタンを押せる受付時間は、体感で2~3秒くらい。
特定の相手にのみ仕掛けることが出来る必殺技は、短い受付時間で正確に「Bボタンを7回」押す必要があるため、中々思い通りに技が選べないことがしばしば起きていたのは良い思い出です。

ファミコン【タッグチームプロレスリング】のクセ③キャラの動き

 (2253516)

1986年当時のゲームクオリティに難癖をつけるのは野暮ですが、キャラクターの動き方も中々にコミカルでした。

特に、当時の筆者が大好きだったのがロープに走り込んでからのドロップキックとヘッドバット。
まるで、某人気格闘ゲームの力士ファイターかの如く、人間業とは思えない距離を空中移動する動きはシュールで面白いです。

番外編・主人公のキャラクターは長州力がモチーフ

筆者は個人的にパワーホールを聞けば気分が高揚する人間なので、違和感は無いのですが・・・。

タッグチームプロレスリングで、操作できるチームの主人公(?)らしき人物の名前はリッキー。
必殺技もサソリガタメ(サソリ固め)で、長髪であることからも長州力さんがモチーフになっているのは間違いありません。

ただ当時のプロレス人気を考えた時に、長州さんをあえて主人公に選んでいるあたりも中々にクセが強いチョイスだったと言えるでしょう。

どうせなら、リキラリアット使えればよかったのに。
(リッキーの技にラリアットが無いのはとても残念です)

タッグチームプロレスリング Tag Team Wrestling ファミコン名作ソフト レトロゲーム

まとめ

懐かしのファミコンソフト【タッグチームプロレスリング】の独特なゲーム性を紹介してきましたが、皆さんはこのゲームに何か思い出や思い入れがあったでしょうか?

レトロゲームが大好き!という方は、クセの強さを感じながら楽しめると思いますが、恐らく一人でプレイすると1日で飽きると思います(笑)

逆に、対戦はかなり盛り上がりますので、当時を懐かしんで同世代で楽しむならオススメですよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!
18 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

『プロレス(任天堂)』 沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.37

『プロレス(任天堂)』 沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.37

イラストレーター沼田健さんによる『昭和あるある』4コマ漫画! 懐かしいエピソードに共感して楽しんでもらうもよし、一人でノシタルジーに浸るもよし、あの頃昭和へプレイバック!!書き換えられるのが画期的だったディスクシステムの名作「プロレス(任天堂)」です!
沼田健 | 3,843 view
初期ナムコ84年〜86年発売のファミコンソフトは箱やカセットにナンバーリングがされていました。

初期ナムコ84年〜86年発売のファミコンソフトは箱やカセットにナンバーリングがされていました。

初期のナムコから発売されたナンバーリングがされファミコンソフト、01 ギャラクシアン、02 パックマン、03 ゼビウス、04 マッピー、05 ギャラガ、06 ディグダグ、07 ドルアーガの塔、08 ワープマン、09 バトルシティー、10 パックランド、11 バーガータイム、12 スターラスター、13 タッグチームプロレスリング、14 ディグダグ II、15 スーパーチャイニーズ、16 バベルの塔、17 ワルキューレの冒険 時の鍵伝説、18 スカイキッド
M.E. | 123,327 view
「スーパーゼビウス ガンプの謎」はゼビウスの続編?アーケード版とは別の作品?評価は?

「スーパーゼビウス ガンプの謎」はゼビウスの続編?アーケード版とは別の作品?評価は?

「スーパーゼビウス ガンプの謎」はファミコン用ソフトとして1986年9月19日にナムコから発売されました。シューティングゲームですね。大ヒットした「ゼビウス」の続編にあたり、謎解きやパワーアップの要素を盛り込んだ作品になっています。覚えている人は現在中年になっているでしょうね。
おかむらゆうり | 13,409 view
アクションゲーム『ホッターマンの地底探検』穴を掘りすぎてピンチになった!!

アクションゲーム『ホッターマンの地底探検』穴を掘りすぎてピンチになった!!

ユースから発売されたアクションゲームで、当時ナムコから発売されたファミコンソフト『デグタグ』と同じ穴掘りをする事から似ていると言われていました。しかし、ホッターマンでしか楽しむ事が出来ない色々な仕掛けやアクションがゲーム内に沢山ありました。
星ゾラ | 5,602 view
戦う乙女誕生!硬派ロールプレイングゲーム「ワルキューレの冒険」

戦う乙女誕生!硬派ロールプレイングゲーム「ワルキューレの冒険」

「攻略本がなくてもどうにかなる」そんな理屈が吹っ飛ぶ超硬派RPGがありました。 その難易度の高さは、パッケージの美少女にまんまと騙された子供たちを絶望に陥れました。 しかしその媚びないスタンスと硬派なゲーム内容で今も愛されているゲームのひとつです。 そんな「ワルキューレ」とはどんなゲームだったのでしょう。
あずき | 24,887 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト