俳優の本木雅弘が、16日放送の日本テレビ系人気番組『行列のできる法律相談所』（毎週日曜 後9：00）にゲストとして初出演する。過去にある“因縁”を持った東野幸治に対し、「当時は自分も若かった…」と自身の態度について直接謝り、あの時の東野の気持ちを聞いてみたいと27年ぶりの対面を果たす。

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　ことの発端となったのは、今から27年前。関西で熱狂的なブームを巻き起こした人気番組『4時ですよーだ』での事件。番組には今田耕司や東野など、当時の人気若手芸人が集結したが、その中で突如、MCと抜てきされたのが、本木だった。しかし、アイドル出身の本木に対して、東野は冷たく、時には“本木が存在していないか”のような無視する態度もとっていた。関西芸人だらけの現場に慣れず、完全に孤立した本木は、“東野ストレス”に悩まされ、別の映画の現場で吐いてしまうことも…。

　「人間のおぞましさを見せつけられたのは、初めてで…東野さんの態度は自分の存在が消されたようだった。東野さんに会わなきゃいけないと思うと、眠れなくて、生霊がいるんですよ」と当時を振り返る本木。

　「若気の至りとは言え、大変失礼な態度を取っていたことをお詫びしたいのと同時に、あの頃見せつけられた、人間の非情さ、そういったものが私の役者人生にいい引き出しとなって蓄積したので、御礼も同時に申し上げたい」と逆に感謝した本木だが、「（東野も）力量がなかった」とチクリ。言いたいことを言い合い、東野が本木に突進する一触即発の事態に!?　2人は和解することができるのか。普段はなかなか見ることができない本木の素顔が垣間見られる。