【薬物逮捕でアウト!番長の転落と闇(21)】清原事件で、あの“婚約カップル”が危機――。俳優の渡部篤郎(47)が再婚を視野に真剣交際していると報じられた元銀座ホステスXさん(39)が、覚醒剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕された清原和博容疑者(48)の“元カノ”だったことが本紙の調べでわかった。しかも、Xさんは元タレントで、情報バラエティー番組「ワンダフル」(TBS系)のワンギャルメンバー。関係者によると、渡部はXさんと清原容疑者との過去を知らない可能性が高いという。別の銀座ママとは“シャブセックス”疑惑まで出ている同容疑者だけに、波紋は広がっている。

 本紙既報通り渡部が真剣交際しているのは、銀座の高級クラブでママをしていたXさん。6年ほど前に、別のクラブで客とママとして知り合い、昨年の7月上旬には、六本木ヒルズで、ランチデートを女性週刊誌に報じられた。

 その後、秋ごろから交際がスタート。ほどなくXさんはクラブを退店したが、常連客からは、連絡がなかったことで批判の声が上がっていた。

 それどころか、驚きの素顔が判明した。なんとこのXさんは、清原容疑者の“元カノ”だったのだ。

 銀座のクラブ関係者は「Xママは1年前、銀座の別のクラブのホステスで、清原を自宅マンションに連泊させ、半同棲中と報じられた元カノですよ。清原がその後、店のスタッフとトラブルになり、このクラブを出禁になったのと同時に別れていたんです。男性スタッフ3人をアフター先に呼び出して、女の子を席につけるのが遅かったとイチャモンをつけて、もう店に行かないとゴネたんで、スタッフ側も『来ないで結構です』と出禁になった。それでXさんも店に居づらくなって辞め、清原とも手を切ったんです」と証言した。

 さらにXさんの過去のタレント活動も判明した。明石家さんま司会の「恋のから騒ぎ」(日本テレビ系)にウエートレスとして登場し、その後、情報バラエティー番組「ワンダフル」にもワンギャルとして出演していた。

「ワンギャル卒業後、ドラマや映画に出演していましたが、2003年公開の映画を最後に芸能界を引退。その後、結婚したらしいですが、消息は不明でした」(テレビ関係者)

 後にXさんは清原容疑者と出会うことになる銀座の高級クラブでホステスとして働くようになった。出会ったころの清原容疑者は、妻でモデルの清原亜希(46)と離婚(2014年)した直後だったという。

「清原は離婚原因の一つといわれた不倫相手の銀座の高級クラブママと別れた後でした。Xさんがいる別のクラブに頻繁に通うようになって、Xさんを口説くようになった。そして昨年1月ごろにはXさんの都内のマンションに清原が泊まる関係になっていったのです」(前出のクラブ関係者)

 こうなると、覚醒剤などの薬物使用疑惑がXさんにも降りかかりかねない。「清原が頻繁に泊まっていたとなると、疑われても仕方ないだろう」(前同)

 そんな清原容疑者との親密交際を経て、Xさんは高級クラブを渡り歩き、渡部と交際をスタートさせた昨秋にはママに昇進していた。問題は渡部がこうしたXさんの過去を知らない可能性が高いということだ。

「渡部はタレント時代のXさんとは顔見知りだったようで、その後、銀座のクラブでさらに大人の女性に変貌した姿を見て改めて好意を寄せたようですが、おそらく、Xさんは清原との過去の関係を渡部には話してないと思いますよ」(別のクラブ関係者)

 清原容疑者の事件と、渡部の交際相手浮上の時期がくしくも重なったことで、判明した形だ。渡部にしてみれば、女優・中谷美紀(40)との長年の交際にピリオドを打ち、再婚も考えている相手。思わぬ過去が明るみに出て、大ショックに違いない。