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ルゼルの情報日記

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November 25, 2010
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カテゴリ:英米POPS,ROCK
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☆’75年にブラジルの青年、モーリス・アルバートが作詞作曲して歌った『愛のフィーリング / FEELINGS』が世界的に大ヒット、その古風で美しいバラードは瞬く間にスタンダードナンバーとなり世界各国の言語で広く歌われています。

日本でも”ハイファイセット”が”なかにし礼”の日本語歌詞で歌い大ヒットしています。
ところが’80年代に入ってフランスのある作曲家が自分が’50年代に作ったシャンソンに酷似していると訴え出ました。

作曲家の名前は、ルルー・ガステ(LOULOU GASTE)で曲名は『POUR TOI』(あなたのために)という’56年に創られた作品でした。
作詞が、マリー・エレーヌ・ブールキンとアルベール・シャルル・シモニンで、この曲を’56年に最初に歌ったのはダリオ・モレーノという男性歌手でした。

同年次に歌ったのは、作曲者;ルルー・ガステの奥さんで有名シャンソン歌手、リーヌ・ルノーでした。
リーヌ・ルノーは、『パリの空の下』や『カナダの私の小屋』などのヒットで知られています。
実際に私もダリオ・モレーノとリーヌ・ルノーの’56年オリジナルバージョンを聴いてみましたが全体的に『愛のフィーリング』に良く似ています。
どちらかというとリーヌ・ルノーのほうがハッキリ似ているように思います。

結局、ガステ側は、ニューヨーク連邦裁判所に提訴し、詳細な審査の結果、ガステが曲中に独自のコード進行を使っていることが決め手になり勝訴、モーリス・アルバート側に$50万の賠償命令が下されました。

世紀のスタンダードナンバーに傷がついた形になりましたが、私がこの『愛のフィーリング』を当時初めて聴いたときは、メロディー自体は古いものでスタンダードナンバーのカバーソングのように感じたものでしたが、実際’50年代の曲だったということになりました。
画像は貴重なリーヌ・ルノー、ダリオ・モレーノのバージョン、そしてモーリス・アルバートです。






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Last updated  April 19, 2022 07:25:46 AM
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