たいむとらぶるトンデケマン！
アニメ『たいむとらぶるトンデケマン！』
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「たいむとらぶるトンデケマン！」は、８９年秋にフジテレビが打ち出した”ティーンズゴールデンタイム”と云う午後５時３０分からの月～金のアニメ枠の中で、唯一のオリジナルとして始まった。
ちなみに他の４本は、月曜日が山上たつひこの「がきデカ」、火曜日に植田まさしの「かりあげクン」、水曜日は故・方倉陽二の「まじかるハット」、木曜が「トンデケマン」！そして金曜日に、事実上の目玉だった高橋留美子の「らんま１／２」があった。
その後「がきデカ」の早期終了に伴い、既存の４作品が金曜日に集結。
フジテレビは午後４時から４連発の２時間アニメゾーンになってしまったのだ。
そんな中「トンデケマン！」は、４時からの放映で、まさに「一番元気な作品」（スタッフコメントより：アニメージュ掲載）と言うことで先陣を切った番組だったのだ。
しかしその後、午後4時30分放送の「まじかるハット」終了の為、日曜朝５時３０分というとんでもない時間帯に移動。
あらすじ
ご町内の発明家レオナルド博士が作り出したタイムマシーン｢トンデケマン｣。形はヤカン型でことばを話すという一風変わったマシーンである。
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ある日、マシーンの実験中にトンデケマンが作動し、
はやととゆみは、9世紀のバクダッドにタイムスリップしてしまった。
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辿り着いた先でトンデケマンとはぐれてしまい、現代に戻れなくなった2人。
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偶然、追われるシャララ姫を助けた事がきっかけで、ダンダーン王子と共にトンデケマン捜索に協力してくれることとなったのだが…。
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毎回ドタバタと騒ぎを起こしながら、姫を狙うアブドーラに奪われたトンデケマンを取り返し、無事に現代へと戻ることができるのであろうか！？ さあ！ 個性豊かなキャラクター達が繰り広げる時空を超えた冒険ストーリーが始まるぞ！！
たいむとらぶるトンデケマン！ プロローグ
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メインキャスト
トンデケマン
ステンレス製やかん型タイムマシン。サングラスをかけていて、関西弁をしゃべる。手にした人を「ご主人様」とするようプログラムされており、基本的にはご主人様の命令しかきかない。ご主人様が変わってもすぐにゴマをするような調子のいい性格である。内蔵コンピュータは優秀なようで、人間並の会話ができ、暗号解読もしたことがある。第15話で一度故障してしまったが、エジソン博士の修理により無事に直っている。
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口から光線を出して「次元の穴」を開けることができる。時間と場所の指定は本来、耳にあたる部分のダイヤルで行うが、実際には口頭で指示されることがほとんどだった。しかも指示がなかったり、あったとしてもおおざっぱなため、行き先はトンデケマンが選ぶことが多い。
なお、穴は10分で閉じてしまう。
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レオナルド博士
トンデケマンを作った怠け者の発明家。その正体は最終回で明らかになる。はやととゆみを実験に使う。
セリフ：「無くなってみて初めて分かる髪は長ーいお友達！・・・内股がかゆい。」
セリフ：「無くなってみて初めて分かる髪は長ーいお友達！・・・内股がかゆい。」
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●９世紀に飛ばされた二人
はやと
本名・神童はやと。レオナルド博士のところによく遊びに行っていたせいか、機械に強い。ゆみとは同じ学校の同級生で、かなり仲が良い。なお、放送前の資料では“神童ばっと”という、千夜一夜物語に登場するシンドバッドから取った名前だった。
セリフ：「上等じゃ〜ん」。
セリフ：「上等じゃ〜ん」。
サッカーが得意で、しばしばボールを蹴って危機を脱出するシーンがある。頭には鉢巻を締め、手首にはサッカーのサポーターを巻き、半袖シャツと半ズボンに裸足でスニーカーを履いている。
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9世紀ではシャララ姫の宮殿でゆみ達と一緒に世話になっている。
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星ゾラ
フジテレビ系で放送された葦プロダクション（現・プロダクション リード）制作のアニメ作品。