80年代後半~90年代中期のヤクルト主軸を担ったイケトラコンビ!「ブンブン丸」池山隆寛と「トラ」広沢克己。
2016年11月25日 更新

80年代後半~90年代中期のヤクルト主軸を担ったイケトラコンビ!「ブンブン丸」池山隆寛と「トラ」広沢克己。

1990年代前半、全盛期のヤクルトで中軸を担った「イケトラコンビ」。ブンブン丸池山とトラ広沢の愛称で親しまれた二人を憶えている人は多いでしょう。当時のヤクルト人気を支えた二人の紹介。

9,155 view

ヤクルト人気を支えたイケトラコンビ

池山隆寛と広沢克己

90年代、ヤクルトの中軸を担った二人でした

90年代、ヤクルトの中軸を担った二人でした

実力も人気もあった二人でした。

「イケトラコンビ」と命名したのは当時の関根潤三ヤクルト監督

「お前らに一シーズンで100三振やる」

「お前らに一シーズンで100三振やる」

結果、二人共に100三振は軽く超え、池山に至っては150近い三振を喫した。
「100じゃ効かなかった。どうしようもない二人だ」

「100じゃ効かなかった。どうしようもない二人だ」

なお、彼らとともに主軸を担ったラリー・パリッシュも100三振以上している。

野村ID野球を支えた二人

三振数は相変わらず多いものの「4番広沢」「5、6番池山...

三振数は相変わらず多いものの「4番広沢」「5、6番池山」が定着

1990年、野村克也が監督に就任すると、広沢は不動の4番打者として勝負強い活躍をし、池山は主に5・6番を担って常にフルスイングを心がけた。

三振の数は球界屈指だったが、そのキャラクターの面白さからプロ野球ニュースでの露出も多く、一躍人気に。
おちゃらけたキャラクターで芸風も面白い広沢と、ジャニーズ系とも言われた端整な顔立ちの池山のアンバランスが話題となった。

池山隆寛

ブンブン丸の愛称で親しまれる

池山ブンブン丸

池山ブンブン丸

池山隆寛(1965年12月17日 - )は、日本の元プロ野球選手(内野手)、野球解説者、野球指導者。
愛称は「ブンブン丸」。
尼崎高校から1983年のドラフト会議で2位指名を受けてヤクルトスワローズに入団。
関根監督が就任した1987年から遊撃手のレギュラーに定着。

1988年から5年連続で30本塁打を記録、1990年には打率.303・31本塁打・97打点という記録を残し、遊撃手としては史上初の「3割30本」を達成。

ヤクルトの中心打者を務めつつ遊撃手というポジションを任されてきたが、1997年に三塁手へ転向。
2000年から代打を務めることが多くなり、翌2002年に現役を引退。

【プロ野球】2002/10/17 ブンブン丸 池山隆寛選手、現役最終打席!【ヤクルト】 - YouTube

広沢克己

ヤクルト⇒巨人⇒阪神と渡り歩いた

トラ広沢

トラ広沢

広澤克実(本名:広沢 克己、1962年4月10日 - )は、元プロ野球選手(内野手、外野手)・指導者、野球解説者。
巨人、阪神の両球団で4番を打った唯一の選手。

1984年、ロサンゼルスオリンピックに野球日本代表チームの一員として出場。
決勝戦で本塁打を打ち、金メダル獲得に貢献。
1984年のドラフト1位でヤクルトスワローズに入団。前年入団の池山隆寛と共にイケトラコンビ、またはHI砲(H=広沢、I=池山)とも呼ばれるヤクルトの主軸を成し、2度のリーグ優勝(うち1度は日本一)に貢献。

ヤクルト時代、監督の野村克也から可愛がられた選手の一人でもある。野村からは「1年間、4番はお前で行くからな」と何度も声を掛けられたという。

1994年オフにFA宣言し、読売ジャイアンツに移籍。本職は一塁手だが、巨人では落合博満、清原和博と重なり外野を守ることも。3年目に左翼手から右翼手へコンバートする。

その後巨人を自由契約となり、2000年にかつての恩師である野村が率いる阪神タイガースに移籍。
阪神では代打の切り札として活躍し、「代打の神様」と呼ばれた八木裕と並んで、一部では「代打の仏様」とも呼ばれていた。入団後初のお立ち台で「早く六甲おぼし…おろしを覚えますんで、よろしくお願いします」とコメント。

ヤクルト時代の1992年と1993年、巨人時代の1996年、そして阪神時代の2003年と、所属した3球団全てで優勝を経験。

広沢六甲おろし - YouTube

22 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

甲子園のアイドル荒木大輔!荒木トンネルまで作られたフィーバーぶり!

甲子園のアイドル荒木大輔!荒木トンネルまで作られたフィーバーぶり!

1980年代の甲子園のアイドルと言えば荒木大輔。1年時に愛甲猛率いる横浜高校と対戦。プロ野球ではヤクルトで活躍するも、怪我との戦いを強いられた荒木大輔。大ちゃんフィーバーも含め、荒木大輔の野球人生を振り返る。
ひで語録 | 18,070 view
イチローが各球団からレジェンドを選出!秋山幸二は時代が違っていたら間違いなく野手最初のメジャーリーガーだったとベタ誉め!モバイルゲーム「プロスピA」

イチローが各球団からレジェンドを選出!秋山幸二は時代が違っていたら間違いなく野手最初のメジャーリーガーだったとベタ誉め!モバイルゲーム「プロスピA」

コナミデジタルエンタテインメントが展開するモバイルゲーム『プロ野球スピリッツA(エース)』にて、メジャーリーグなどで活躍したイチローが選んだレジェンドOBが登場するスカウト「イチローセレクション」がスタートしました。
隣人速報 | 36,808 view
若貴兄弟を異父兄弟だと発言し大問題に発展した!野球解説者『佐々木信也』!!

若貴兄弟を異父兄弟だと発言し大問題に発展した!野球解説者『佐々木信也』!!

現在は野球解説者でスポーツキャスターの佐々木信也さん。1990年代半ば、当時大人気だった若貴兄弟を異父兄弟だと発言し大問題となった過去があります。真相は?
ギャング | 6,083 view
巨人の黄金バッテリー・斎藤雅樹と村田真一がレジェンド投手陣を書き尽くす共著『ジャイアンツ伝統のエースたち』が発売!!

巨人の黄金バッテリー・斎藤雅樹と村田真一がレジェンド投手陣を書き尽くす共著『ジャイアンツ伝統のエースたち』が発売!!

日本文芸社より、元読売ジャイアンツの斎藤雅樹・村田真一の共著『ジャイアンツ伝統のエースたち』の発売が決定しました。
隣人速報 | 296 view
元近鉄のブライアントが監督を務める「士別サムライブレイズ」が北海道フロンティアリーグの初代王者に!!

元近鉄のブライアントが監督を務める「士別サムライブレイズ」が北海道フロンティアリーグの初代王者に!!

プロ野球の独立リーグ・北海道フロンティアリーグに所属する、元近鉄バファローズのラルフ・ブライアントが監督を務める「士別サムライブレイズ」が、26日に行われたチャンピオンシップ最終戦にて石狩レッドフェニックスに4-3で勝利し、同リーグの初代王者に輝きました。
隣人速報 | 731 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト