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哲梅・哲斉・陳念・黙念 (てつばいさん)・(てっさいさん)・(ちんねんさん)・(もくねんさん)
そばかすと大きな鼻が特徴の哲梅、色白で生真面目な哲斉、太っちょで食いしん坊の陳念、小さくておっちょこちょいの黙念。秀念とこの4人が一休さんと共に安国寺で修行をしている。
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桔梗屋 弥生(やよいさん)
桔梗屋の一人娘。父と共謀して何とか一休を困らせようとする。秀念が自分に惚れている事を利用して悪事を進めることも多い。高飛車な美人でさよちゃんとは犬猿の仲。新右衛門に恋心を抱いている。
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「一休さん」こぼれ話
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一休さんのモデルになった一休宗純は、室町時代の臨済宗大徳寺派の僧侶。小さい頃は真面目だったようですが、大人になってからは戒律で禁じられていた男色・女犯・飲酒・肉食を全て行っていた破戒僧でした。由緒ある文書を焼いたり、小汚い格好で木刀を豪華な鞘に入れていたり、正月にドクロを掲げたりと奇行の多さが逸話として残っています。
このような行動は当時の仏教の権威を批判した「風狂精神」の表れであり、禅の道を究めた一休は庶民の共感を得て「生き仏」とまで呼ばれるようになりました。さらに茶道のきっかけを生み、東山文化を代表する「わび・さび」の原点となる詩集を多く遺しました。
このような行動は当時の仏教の権威を批判した「風狂精神」の表れであり、禅の道を究めた一休は庶民の共感を得て「生き仏」とまで呼ばれるようになりました。さらに茶道のきっかけを生み、東山文化を代表する「わび・さび」の原点となる詩集を多く遺しました。
お正月にドクロを掲げる逸話は第9話「めでたくもありめでたくもなし」でアニメ放送されています。他にも第20話「おっぱいと兄弟げんか」では一休が自殺未遂するなど一休宗純のエピソードを取り入れたシリアスな回もたまに放送されていました。
当初は半年のみの放映予定だったため、一休の声を演じる藤田淑子さんは、録音終了後に欧州旅行に出発する予定で飛行機のチケットも予約していました。
しかし予想外の人気に「もう半年」「もう少しだけ」と引き留められ、放送が終了し飛行機に乗れたのは、何と7年も後になってしまったそうです。
しかし予想外の人気に「もう半年」「もう少しだけ」と引き留められ、放送が終了し飛行機に乗れたのは、何と7年も後になってしまったそうです。
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しんえもんさんのモデルは6代将軍・足利義教に政所公役として仕え、一休の連歌の弟子であった蜷川親当と言われています。Kー1で有名な格闘家・武蔵さんは蜷川親当の子孫で、大祖父の蜷川新さんは日本赤十字社連盟を発案し、赤十字社の顧問を務めた大人物です。
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気になる最終回は?
一休は今よりもっと厳しい境遇で修行しようかと考え込んでしまい、仕事も上の空の日々が続いていました。そんな一休を見て和尚は「どうやら巣立ちの時がきたようじゃな」とその真意を理解していました。和尚の許しを得て母の元へ向かった一休は母に「修行の旅に出たい」と申し出ます。「寂しくなりますね…でもいつかこういう日が来ると思っていました」と答えた母と一休は最後の晩餐を共にし、親孝行をして一晩を過ごしました。
翌日、いつものように新右衛門に連れられ義満の呼び出しでとんち問答をすることになった一休。義満の問題を「今までの問答の中で、一番難しい問題でございましたよ」と感謝の心をこめて言うのでした。
桔梗屋で自分が写経した経文と引き換えに薬草が欲しいと言う一休。「経文は売らずに自身に使って欲しいのです。」と言い残して去っていきます。新右衛門には薬草を、さよちゃんには父からもらった菊の御紋入りのお守りを渡した一休を見て、新右衛門は一休は別れを告げずに旅に出るのではないかと気づくのでした。
翌日、いつものように新右衛門に連れられ義満の呼び出しでとんち問答をすることになった一休。義満の問題を「今までの問答の中で、一番難しい問題でございましたよ」と感謝の心をこめて言うのでした。
桔梗屋で自分が写経した経文と引き換えに薬草が欲しいと言う一休。「経文は売らずに自身に使って欲しいのです。」と言い残して去っていきます。新右衛門には薬草を、さよちゃんには父からもらった菊の御紋入りのお守りを渡した一休を見て、新右衛門は一休は別れを告げずに旅に出るのではないかと気づくのでした。
その日の晩、和尚に涙ながらの別れを告げ、寝ている小坊主達に挨拶して安国寺を出た一休の前にさよちゃんが現れます。最初は「行かないで」と泣くさよちゃんでしたが、自分の小袖で作ったてるてる坊主を渡して健気に去っていきます。門の前の階段には小坊主達が待っていて、「俺たちはいつまでもいつまでも、お前の帰りを待ってるからな!」 と秀念に励まされ、駆けつけたさよちゃん達に見送られて一休は涙をこらえて旅立っていきます。
母の庵を背にして別れを決心したその時、背後には新右衛門が待っていました。子供のように泣きだす一休に「解っているでござる。でも、いつかきっときっと、追いかけて行きますからね・・・」とやさしく見送る新右衛門。新右衛門が見送った先には、般若心経が流れ仏門を究める道へ歩んでいく一休の姿が見えるのでした。
母の庵を背にして別れを決心したその時、背後には新右衛門が待っていました。子供のように泣きだす一休に「解っているでござる。でも、いつかきっときっと、追いかけて行きますからね・・・」とやさしく見送る新右衛門。新右衛門が見送った先には、般若心経が流れ仏門を究める道へ歩んでいく一休の姿が見えるのでした。
明るく楽しいイメージのアニメでしたが、最終回はお坊さんらしくお経で終わるというエンディングのため何となく怖いと感じてトラウマになった人も多いようです。自分の決心が鈍るために周りには知らせず一人で旅立とうとするものの、仲間達に見送られる一休さんの姿は感動ものです。
「一休さん」LINEスタンプの煽りスキルが高すぎると話題に!
2015年9月に発売された一休さんのLINEスタンプが時代のニーズに合ったワードを連発できるとしてネットで大きな話題を呼び、スタンプランキングで1位を獲得していました。
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「和尚さま」と呼ばれ広く親しまれており、将軍さまや桔梗屋の相談に乗ることも。