芦毛伝説を継ぐ名優!メジロマックイーン
2016年11月25日 更新

芦毛伝説を継ぐ名優!メジロマックイーン

1990年、中央競馬を賑わせたオグリキャップが引退した。しかし、その年の菊花賞で新たな芦毛のスターが誕生した。 それがメジロマックイーンである。親子三代天皇賞馬という偉業も達成した彼の軌跡を追いたい。

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世紀の対決

翌1992年、天皇賞春連覇を目指すメジロマックイーンは
阪神大賞典を快勝し、本番に挑む。しかし天皇賞でのメジロマックイーンは
2番人気だった。無敗の二冠馬トウカイテイオーが1番人気に支持されていた
からである。世紀の対決と注目された一戦だったが、結果
メジロマックイーンが勝利し、トウカイテイオーは5着。
どんなもんだいと言った感じのメジロマックイーンの天皇賞春連覇であった。
JRA50周年記念サイト (1625715)

via jra.jp

「ステイヤーの血が騒ぎました! 史上初、2年連続春の天皇賞馬となりました。メジロマックイーンです!」 実況:ラジオたんぱ 北野守 動画も貼れる競馬SNS掲示板 競馬ナンデ | 予想・回顧アーカイブス http://www.keibanande.net/

春の盾三連覇に挑む

この後メジロマックイーンは休養し、復帰初戦は翌年の産経大阪杯
明らかに太め残りだったが、他馬を全く寄せ付けず快勝。
天皇賞春三連覇の偉業にむけて、万全の状態で挑んだ。
しかし、圧倒的な人気を背負うもライスシャワーの前に敗れ、2着。
偉業達成はならなかった。
ライスシャワー 92年菊花賞93年95年天皇賞春勝馬 静かで、燃えていて、刺激的で、かなしくて: TURF☆DUST (1626072)

史上初の10億円ホース

天皇賞では敗れたものの、グランプリの宝塚記念を快勝し
秋初戦の京都大賞典もレコードタイムで快勝。
積み上げた賞金が10億円を超え、史上初の10億円ホースとなる。
秋も主役を期待されたが、京都大賞典後故障発生。
年齢もあり、引退することとなった。
メジロマックイーンのブログ (1625721)

その血を受け継ぐもの

種牡馬としてのメジロマックイーンはホクトスルタンやエイダイクイン
ディアジーナなど、そこそこの活躍馬を輩出する。
それよりも母の父として優秀で、オルフェーヴル、ドリームジャーニー、ゴールドシップと
ステイゴールド産駒の母の父として実績を残す。ステマ配合として話題になったくらいである。
ホクトスルタンには親子4代天皇賞馬の期待がかかったが…

ホクトスルタンには親子4代天皇賞馬の期待がかかったが…

ゴールドシップ

ゴールドシップ

三冠馬オルフェーヴル

三冠馬オルフェーヴル

評価

全21戦中19戦で3着以内、残るはジャパンカップの4着と降着した秋の天皇賞と
ほぼ完璧な成績だった。単勝人気も古馬になってからは、ほぼ1倍台の人気で
馬券を買っているファンからすれば、これほど頼りになる馬は他にはいなかった
だろう。
また、ステイヤーと思われがちだが、レコード勝ちを何度もおさめており
後続をぶっちぎったレースも多々ある。
メジロマックイーンはスピード面についても文句無しの名馬だった。
メジロマックイーンは優等生 : 【最強のシルバーコレクター】名馬ステイゴールド急死 - NAVER まとめ (1625710)

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