その時、棋史が動いた。 ~貧困の昭和将棋界が改革された1976年~

その時、棋史が動いた。 ~貧困の昭和将棋界が改革された1976年~

金を借りに来る者、給料を前借する者、小切手では困るので現金でと頭を下げる者――昭和という時代、棋士の貧困は深刻だった。 彼らの立場と生活を守るために、日本将棋連盟経理担当・吉田利勝が声をあげる。金ならある、今こそ貧困を脱しよう、と。

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