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彼方 2019/12/14 17:13
「アメリカで異種格闘技戦」の項の締め
「僕の経験によれば、飛び込んで組みつきさえすればすぐに勝てる。
しかし柔道家にとって1番安全な方法は、まず当身を練習し、拳法家の突きを避けるくらいの腕前を磨き上げることだ。」
それは師:嘉納治五郎の講道館柔道とは全く別のものだった。
これに関しては、嘉納治五郎の思想と異なるものではありませんよ。
むしろ嘉納治五郎の思想と同じものです。
嘉納は当身をどのように乱取りの中に含め練習させるかを早い段階から考え続けていましたが、
安全性の面から従来の古流柔術同様、形による練習方法から進められずでした。
オープンフィンガーグローブに関しても嘉納治五郎は構想を述べています。
また、サブタイトルになっている「講道館を破門」についても、前田光世が講道館を破門になった事実はなかったと思いますが、どうでしょうか?
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Conde Koma コンデ・コマ 前田光世 講道館を破門になっても海外でホンモノの柔道を続けた男
前田 光世という講道館黎明期の柔道家は、柔道の強さを証明するため、アメリカで異種格闘技戦を行い、皮肉にも、その行為により講道館を破門された。 しかし彼はひたすら自らの道を進み続け、世界を転戦。 最終地、ブラジルでは、グレイシー柔術の起源となった。 現在、海外で育ったホンモノの柔道は、日本に逆輸入され、前田光世の凄さを証明している。