トヨタの革命児、初代カムリ&ビスタは偉大だった

トヨタの革命児、初代カムリ&ビスタは偉大だった

国産車のFF方式が一気に採用され始めた1980年代前半、トヨタでは1台のセダンを発売しました。それがカムリとビスタでした。※カムリについては「セリカ・カムリ」を初代と数えることも多いですが、ここでは1982年発売のV10型を初代と定義します。

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I.O 2019/11/24 20:53

大人気メーカーへと成長し、売り上げシェアNo.1にもなったトヨタにも失敗作が有り、それが82年春に登場したV10系ビスタ/カムリでした。
ビスタは市販車両化される年80年春に新販売チャンネルとして登場し、カムリは同年1月にA40系カリーナセダンをベース車両として、セリカカムリとして登場しました。その2年後の82年春にカムリとして独立一新し、前途の様にビスタが登場しましたが売り上げは伸びず、要因は1800ccのみでパワー不足を感じた事とオートマチックの設定が無い事でした。そこで成績不振を援護すべく、同年夏には2000cc燃料噴射付きエンジンとオートマチックを加え、84年初夏の後期一新時には2リッターDOHCエンジンを加えますが、やはり販売面には効果はありませんでした。

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