クロスオーバーの先駆け、トヨタスプリンターカリブ

クロスオーバーの先駆け、トヨタスプリンターカリブ

今、世界中で人気の「クロスオーバーSUV」ですが、その先駆けともいえるクルマが、1982年にトヨタから発売されました。スプリンターカリブは、コンセプト、デザインともに斬新でした。

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I.O 2020/1/14 18:13

スプリンターカリブとは、L20系ターセル/コルサ4ドアをベースにSUV化したもので、81年秋の東京モーターショーで参考出品され、その翌年にスプリンターカリブとして市販化されました。カリブは前途の様にFF車ベースにしたワゴン感覚の4WDで、当時の4駆システムは今の様なフルタイムではなく、切り替えレバーによるパートタイム方式で、ミッションも初期は5速オンリーでしたが、83年にはユーザーの要望も有り、オートマチックも加わりました。オートマ車の4駆切り替えはシフトノブに有るスイッチで行ない、86年の後期一新で5速車の4駆切り替えもスイッチ化されました。88年に初のフル一新以降からの4駆システムは、時代の流れに伴いフルタイム化され、シャシーも前年E90系へと一新されたスプリンターセダンがベースとなりました。

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