長編アニメ「雲のように風のように」は、1990年に公開された長編アニメ作品です。新皇帝の後宮として生活する少女たちの姿や、新皇帝の座を巡っての陰謀、さらにそんな国情を逆手にとっての謀反の勃発、そして、主人公と皇帝のせつない恋愛が、80分という短時間の中で描かれています。
スタジオぴえろのそのあと30年を位置づけした記念すべき作品。これがなければ最遊記もふしぎ遊戯も十二國記もぴえろで制作出来なかったであろう作品。当時は原作とサントラをほうぼう探しまくっていたような。寅さんもやってた宮崎晃氏の脚本が素晴らしく、若手声優では矢島晶子の名演が観られるのもポイント。あとはこの作品がポスト手塚治虫アニメ(24時間テレビ)の流れを汲んでて、ファンタジーノベル大賞の審査員に手塚治虫もいた(けど審査の前に亡くなった)って経緯が抜け落ちている記述が多いのも哀しいあたりなのだけど、名作です。
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隠れた名作アニメ「雲のように風のように」日本ファンタジーノベル大賞最初の受賞作品だった!
長編アニメ「雲のように風のように」は、1990年に公開された長編アニメ作品です。新皇帝の後宮として生活する少女たちの姿や、新皇帝の座を巡っての陰謀、さらにそんな国情を逆手にとっての謀反の勃発、そして、主人公と皇帝のせつない恋愛が、80分という短時間の中で描かれています。