バナナで釘が打つ!懐かし『mobil1』のテレビCM
カチンコチンに凍ったバナナならば、ハンマーのように釘を打てる。
バラの花だって摘まむだけで粉々になってしまう。
マイナス40度の環境ならば、こんなことが起こるという驚きの演出で今も多くの人の記憶に残っている『mobil1』のテレビCM。
秀逸な演出で話題となった懐かしい映像を振り返る。
バラの花だって摘まむだけで粉々になってしまう。
マイナス40度の環境ならば、こんなことが起こるという驚きの演出で今も多くの人の記憶に残っている『mobil1』のテレビCM。
秀逸な演出で話題となった懐かしい映像を振り返る。
【CM映像】モービル1(1980年・1991年)
via www.youtube.com
印象的なナレーションのセリフは、バージョンによって微妙に変わっている。
政宗一成のバージョンでは、「マイナス40度の世界ではバナナで釘で打てます。新鮮な薔薇もこの通り。」と語っているが、内海賢二のバージョンでは、「氷点下40度の世界ではバナナで釘で打てます。新鮮な薔薇もこの通り。」と語っている。
政宗一成のバージョンでは、「マイナス40度の世界ではバナナで釘で打てます。新鮮な薔薇もこの通り。」と語っているが、内海賢二のバージョンでは、「氷点下40度の世界ではバナナで釘で打てます。新鮮な薔薇もこの通り。」と語っている。
えっ!300度の高温環境でも大丈夫なの?
バナナで釘を打つ演出がインパクトあったため、極寒環境で使用するための製品だと思っていたが、高温環境下でも大丈夫というアピールをおこなったCMも存在している。
【CM映像】モービル1(1981年)
暑そうな砂漠を背景にモービルワンの缶に生卵を落として目玉焼きにする演出。
ナレーションでは「摂氏300度の高温になってもエンジンをしっかり守ります。」と語っている。
ナレーションでは「摂氏300度の高温になってもエンジンをしっかり守ります。」と語っている。
via www.youtube.com
コチラのバージョンが多く放送されなかったのは、摂氏300度の高温というのを映像で実演できずに、バナナで釘を打つ演出と比較してリアリティが無く、地味になってしまったからではないかと思われる。
しかし、『マイナス40度』よりも『300度の高温』の方が凄いような気がする…。
しかし、『マイナス40度』よりも『300度の高温』の方が凄いような気がする…。
ところで『mobil1(モービルワン)』って結局なに?
幼い頃、このCMを見ていた時には「寒い環境で大丈夫なクルマ関係の製品」という印象しか残っていなかったが、大人になって車に乗るようになれば「あっ、エンジンオイルだったのね」とわかる。
そう、『mobil1(モービルワン)』とは、エクソンモービルが販売している化学合成エンジンオイルである。
エンジンを最適な状態に保ち、エンジン寿命の延長に貢献するのが目的の製品。
1960年代に極寒地域で使用される航空母艦から発着艦する軍用機のベアリングを守るために開発された化学合成グリースをルーツに、1974年に「モービル1」という名で一般発売された。
現在も、粘度と用途別に多くのバリエーションが販売され続けている。
そう、『mobil1(モービルワン)』とは、エクソンモービルが販売している化学合成エンジンオイルである。
エンジンを最適な状態に保ち、エンジン寿命の延長に貢献するのが目的の製品。
1960年代に極寒地域で使用される航空母艦から発着艦する軍用機のベアリングを守るために開発された化学合成グリースをルーツに、1974年に「モービル1」という名で一般発売された。
現在も、粘度と用途別に多くのバリエーションが販売され続けている。
最新映像技術で懐かしのCMを再現!
2016年4月、幕張メッセで開催されたイベント『ニコニコ超会議』にモービルが出展。
「氷点下の世界、バナナで釘は打てるのか!?」という体験ブース『Mobil 1™ICE WORLD』を設置した。
その紹介ムービーにて、最新の映像技術を結集し、懐かしのCMを再現している。
「氷点下の世界、バナナで釘は打てるのか!?」という体験ブース『Mobil 1™ICE WORLD』を設置した。
その紹介ムービーにて、最新の映像技術を結集し、懐かしのCMを再現している。
Mobil 1™ ICE WORLD 紹介ムービー
凍ったバナナで釘を打つ、薔薇の花をつまむと粉々になるというシンプルな演出を、最新技術で再現した迫力ある美映像。
via www.youtube.com
Mobil 1™ ICE WORLD ダイジェストムービー
ニコニコ超会議2016で実施した『 Mobil 1™ ICE WORLD』イベント当日のダイジェスト映像。
via www.youtube.com
近年はテレビCMで見かけることがなくなった『mobil1』だが、現役バリバリで活躍中なのは嬉しい限り。
「そんな環境で車に乗らん!」と懐かしのCM演出に突っ込みを入れながら、愛車のエンジンオイルにこだわってみるのもいいかもしれない。
「そんな環境で車に乗らん!」と懐かしのCM演出に突っ込みを入れながら、愛車のエンジンオイルにこだわってみるのもいいかもしれない。
16 件
二代目が内海賢二(うつみ けんじ)。