戦国時代を題材にした映画・ドラマの中で「淀殿・茶々」を演じた印象に残る女優たち①【1960年代中盤~1970年代初期】

戦国時代を題材にした映画・ドラマの中で「淀殿・茶々」を演じた印象に残る女優たち①【1960年代中盤~1970年代初期】

下克上の戦国時代を終らせ、まがりなりにも天下を統一し暫くの間平和を享受した豊臣秀吉。その秀吉の愛妾であった淀殿は、秀吉の死後、幼い息子・秀頼に代わって権力闘争の渦中に身を投じることとなる。この劇的な史実を映画・ドラマで演じた女優はかなりの人数に上るが、その中でも印象に強く残っている女優を列挙します。

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黒服 2019/6/19 23:29

戦国艶物語の淀君や春の坂道の淀の方の事も思い出したので書きます。その前に、確か民放で初めて淀を演じたのは、月曜夜8時のナショナル劇場「真田幸村」(主演中村錦之助)の中で淡島千景が演じた筈。北政所は東山千栄子。太閤亡き後の大坂城で幸村が淀を諫めるシーン覚えてます。戦国艶物語は牡丹の花になぞらえた淀君編が一番面白かったです。特に茶々が三国連太郎の秀吉に目通りするシーン、妻妾達がズラリと並んで華やか。奈良岡朋子の北政所、岩崎加根子の京極局、伊藤栄子の加賀局が印象的。特に淀と京極局の確執、黒百合事件で淀を嗜める北政所の場面を覚えています。奈良岡朋子は春の坂道でも北政所を演じていて、私の中ではやはり北政所のイメージは奈良岡朋子。春の坂道では岸田今日子演じる淀の方が超オカルト的。秀吉が亡くなって泣き叫ぶシーン、豊臣家が没落して行く中で片桐且元達と酒宴をしているシーン、大坂落城の折に徳川方の捕虜になりそうな時に、「輿を持て!」と誇り高く毅然と叫ぶ所、饗庭局が「殺してたも」と徳川方の侍に言う所等覚えています。

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