70年代ポスターの魅力とは?
70年代といえば日本にとっては多くの外国文化を輸入する前であり、外国にとっては多くの文化を輸出する前でもある。だからこそその国独自の色使い、構図、絵柄などにいたるまで独自文化が色濃く残されている。今回はそれらを紹介しよう!
日本の70年代ポスター
日本では浮世絵文化という素晴らしい文化が江戸時代から残されている。明治の時代を経てもその文化の素晴らしさは多く残され70年代のポスターにもそれは多く残されている。大胆な色使い、しかし細部までこだわられた構図など数多く浮世絵文化を感じさせるものでもある。これらの作品を見れば一目瞭然である。
海外の70年代ポスター
アメリカの70年代ポスターはヒッピー文化の影響も強く、ぶっ飛んだ作品も多いが、古き良きアメリカを感じさせるものが主流となっている。
ではヨーロッパではどうだろうか?見ていただくと分かるかと思うが、もはや芸術品のようでいわば一種のアートと考えて差し支えないよな色使いや構図というものが見て取れる。
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※左はイタリア語版ポスター。主役だって交代する!
現代にも残る70年代風ポスター
しかし、70年代から印刷技術の発展、写真技術の発展によりこういった写実的なポスターが減っていったことは事実である。しかし現代においてもこういった技法を使ったポスターがかっこいいポスターと認識され、その技法などが使われていることも事実である。では最後に現代の70年代風ポスターを見てみよう。
どうだっただろうか?めくるめく70年代の世界。そこには美しさが介在し、技術発展の前だからこそ写実的に芸術を追い求め多くの人にどうやったらアピールできるか考えたひとつの答えがそこにある。
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