また監督でも代々木忠、村西とおる、豊田薫、鬼闘光など独特の個性を持つ監督たちが脚光を浴び始めたのも特徴です。白夜書房から「ビデオザ・ワールド」というAV専門誌が出ていたのですが、この雑誌はAVのレビューというか真面目に批評をしていたのが特徴です。ストーリー、モデル、男優について作品を批評していたのです。アダルトビデオを一映像作品と見て評価しようとした唯一の雑誌だったのではないでしょうか。これは日本ならではないかなと思ったりします。
【PART2】では「AVバブル期の人気メーカー&代表作」を独断チェックします!
トダカユースケ《プロフィール》
大学卒業後、英知出版勤務。「べっぴん」「ビデオボーイ」「すっぴん」「Dr.ピカソ」編集部などで勤務。その他にも三和出版、マクセル出版など編集畑を渡り歩く。アイドル写真集を30タイトル以上制作。
出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。
出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。
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