パルコ劇場が43年間の歴史にいったん幕
俳優・渡辺謙(56)と女優・南果歩(52)の夫妻が、朗読劇の世界的名作「ラヴ・レターズ」を2人で上演。43年間の歴史にいったん幕を下ろす東京・渋谷のパルコ劇場の大トリを飾った。
1973年5月に開場して以来、日本演劇界の中心の1つとして数々の話題作を上演してきたパルコ劇場(東京都渋谷区)が、ビル建て替えのため7日をもって一時休館に入った。
この日、渡辺謙・南果歩夫妻による最終公演「ラヴ・レターズ」の上演をもって営業を終了し、2019年の新劇場開館を待つ。跡地に建つ高層ビルは地上20階、地下3階になる。
この日、渡辺謙・南果歩夫妻による最終公演「ラヴ・レターズ」の上演をもって営業を終了し、2019年の新劇場開館を待つ。跡地に建つ高層ビルは地上20階、地下3階になる。
「ラヴ・レターズ」では、渡辺謙・南果歩夫妻が朗読を終えると、満員の観客からは万雷の拍手が沸き起こった。その後、渡辺は腕を差し出し、南と腕を組み、引き揚げた。
2回目のカーテンコールで演出の青井陽治氏を呼び込み、3人は感無量の面持ちだった。
そして、客席に観客を残したまま、渡辺や南、青井氏をはじめ、パルコ劇場にゆかりのある佐藤隆太(36)志田未来(23)立川志の輔(62)が参加して「手締め会」が行われた。
司会のフジテレビ・笠井信輔アナウンサー(53)が「ご夫婦ですから、家で練習など?」と聞くと、南は「しません。楽屋も別です」と即答。渡辺は「事務所が違うので」と爆笑を誘った。
2回目のカーテンコールで演出の青井陽治氏を呼び込み、3人は感無量の面持ちだった。
そして、客席に観客を残したまま、渡辺や南、青井氏をはじめ、パルコ劇場にゆかりのある佐藤隆太(36)志田未来(23)立川志の輔(62)が参加して「手締め会」が行われた。
司会のフジテレビ・笠井信輔アナウンサー(53)が「ご夫婦ですから、家で練習など?」と聞くと、南は「しません。楽屋も別です」と即答。渡辺は「事務所が違うので」と爆笑を誘った。
via www.hochi.co.jp
1989年にニューヨークで初演された米作家A.R.ガーニー氏作の「ラヴ・レターズ」。
大掛かりな仕掛けはなく、テーブルと2脚のイスというシンプルな舞台。全世界で上演され、静かな感動を巻き起こした。
並び座る男優と女優が、大人になって再会する幼なじみアンディーとメリッサの恋物語を読み上げる2時間。
日本初演は1990年、役所広司(60)と大竹しのぶ(59)が出演した。
訳・演出は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」など数々の作品で知られる翻訳家・演出家の青井氏が第1回から欠かさず担当している。
大掛かりな仕掛けはなく、テーブルと2脚のイスというシンプルな舞台。全世界で上演され、静かな感動を巻き起こした。
並び座る男優と女優が、大人になって再会する幼なじみアンディーとメリッサの恋物語を読み上げる2時間。
日本初演は1990年、役所広司(60)と大竹しのぶ(59)が出演した。
訳・演出は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」など数々の作品で知られる翻訳家・演出家の青井氏が第1回から欠かさず担当している。
多くの若者に人気だったパルコ劇場!
東京都渋谷区宇田川町・渋谷パルコパート1の9階にあったPARCO(パルコ)劇場。
1973年5月23日に「西武劇場」として開場。
1974年から1988年まで連年上演された細川俊之と木の実ナナの主演によるミュージカル『ショーガール』は、当時の若者に強く支持され、パルコの支持者増加につながった。
1973年5月23日に「西武劇場」として開場。
1974年から1988年まで連年上演された細川俊之と木の実ナナの主演によるミュージカル『ショーガール』は、当時の若者に強く支持され、パルコの支持者増加につながった。
1985年に現名称に改称。客席数458席と小規模ホールながら、三谷幸喜作品など、演劇を中心に人気作・話題作を数多く上演していた。
2006年3月26日から同6月25日までは、アスベスト除去工事のため一時休館した。
ちなみに、階下にある渋谷パルコ パート1、7Fと8Fのレストランは、公演当日の鑑賞後チケット半券を持参すると、ディナータイム10%OFFで利用できた。
2006年3月26日から同6月25日までは、アスベスト除去工事のため一時休館した。
ちなみに、階下にある渋谷パルコ パート1、7Fと8Fのレストランは、公演当日の鑑賞後チケット半券を持参すると、ディナータイム10%OFFで利用できた。
11 件