ミニ四駆の「改造あるある」!ボディの肉抜きやシャフトの火あぶりetc.
2021年9月7日 更新

ミニ四駆の「改造あるある」!ボディの肉抜きやシャフトの火あぶりetc.

第四次ブームの到来が噂されているミニ四駆。80年代「ミニ四駆」の流れをまとめつつ、ミニ四駆の「改造あるある」を特集しています。

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YouTube動画で「ミニ四駆改造あるある」をテーマに製作しました!

第四次ブームの到来が噂されているミニ四駆。ミドルエッジ世代にとっては第一次、第二次ブームが懐かしいですね。

ミニ四駆にまつわる『改造あるある』を集めて動画にしています。「あったあった!」と昔を思い出しながら楽しんでいただければ嬉しいです!もし良ければ下記よりご覧ください!

どれを試した?ミニ四駆の「改造あるある」

80年代「ミニ四駆」の流れ

まずはミニ四駆の歴史を簡単におさらいします。国内において最多の販売数を誇る自動車型ホビーであるミニ四駆。その販売台数は1億8000万台以上とされています。
当初から子供向けに開発されたミニ四駆。小学生のお小遣いでも買えて、接着剤不要のスナップフィットタイプのキットを作るというコンセプトのもと、開発が進められました。

そして、1982年に試行錯誤の末完成したのがフォード・レンジャー4×4とシボレー・ピックアップ4×4を車種に選んだ初のミニ四駆でした。
フォード・レンジャー

フォード・レンジャー

「レーサーミニ四駆」と「ワイルドミニ四駆」の発売

その後、1984年にコミカルミニ四駆シリーズの発売や田宮模型の一社提供だったテレビ番組「タミヤRCカーグランプリ」(テレビ東京)が放送開始。

1986年にはオンロードタイプのミニ四駆の先駆けとなった「レーサーミニ四駆」が発売されるなど、ミニ四駆ブームへの土台作りが徐々に整っていきます。この時期に「ホーネットJr.」や「ホットショットJr.」が登場します。
レーサーミニ四駆「ホットショットJr.」(限定復刻版)

レーサーミニ四駆「ホットショットJr.」(限定復刻版)

そして、1987年にオフロード走行向きとなる「ワイルドミニ四駆」が発売されます。大きな中空タイヤに加えて、複数のギヤが内包されたインパクトのある商品となりました。また、定価は1000円と定価が600円だった「レーサーミニ四駆」と比較して割高感はあるものの、シンプルで丈夫な設計のシャーシのシリーズは人気を獲得していきます。
ワイルドミニ四駆「ランチボックス Jr.」

ワイルドミニ四駆「ランチボックス Jr.」

第一次ミニ四駆ブームの象徴!「ダッシュ!四駆郎」の連載開始

コロコロコミック誌上において、ミニ四駆を題材にした漫画「ミニヨン竜太」や「前ちゃんのミニ四駆大作戦」が掲載された1987年。同年末にはミニ四駆にとってエポックメイキング的な作品となる徳田ザウルスの漫画「ダッシュ!四駆郎」の連載が開始されています。

同作は1988年頃に始まったとされる”第一次ミニ四駆ブーム”をけん引。たちまち人気を獲得し、それに比例するようにミニ四駆ブームも加速していきます。

1988年7月には第1回となる「ミニ四駆日本選手権(ジャパンカップ)」が全国各地で開催され、約5万人を集客。さらに9月には「ダッシュ!四駆郎」の主人公・日ノ丸 四駆郎が操るメインマシン「ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)」がミニ四駆化されています。
「ダッシュ!四駆郎」第1巻

「ダッシュ!四駆郎」第1巻

漫画「ダッシュ!四駆郎」は連載されていたコロコロコミックを飛び出し、1989年10月にテレビ東京系でアニメ化され、人気の絶頂を迎えます。この時期にはレーサーミニ四駆の「ダッシュ3号・流星(シューティングスター)」「ダッシュ4号・弾丸(キャノンボール)」などが続々と発売されていきます。

また、1990年に開催された「1990グレートジャパンカップ」は約9万人の集客に成功しています。その後は、「ダッシュ!四駆郎」のアニメ終了もあり、人気は下降線を辿り、ブームは沈静化していきました。

なお、同アニメは唐突に打ち切られるような形で終了していますが、視聴率が原因ではなく、製作(広告代理店)側の都合に原因があったとされています。しかし、ブームの象徴だったアニメの終了はインパクトが大きく、ブーム終了の引き金になった側面も大いにあったようです。
VHS「ダッシュ!四駆郎」

VHS「ダッシュ!四駆郎」

第二次ミニ四駆ブームは漫画「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」から始まった!

1994年、こしたてつひろの漫画「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」が月刊コロコロコミックにて連載開始となり、ミニ四駆は再びブーム化していきます。「ミニ四駆というのは、競争がテーマ」という考えのもと、兄弟マシンのマシンを主軸に据え、レース描写が展開していきました。

その後、作者のこしたもデザイン製作に加わった「フルカウルミニ四駆」や「エアロミニ四駆」が発売され、連動するように「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」はアニメ化、ゲーム化されメディアミックスが成功。第二次ミニ四駆ブームを発生させることとなりました。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」1巻

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」1巻

第二次ブームは3年程続き、1997年3月期時点で480億円の売上高を達成しています。しかし、その後はプレイするメインターゲットの年齢の上昇や同時期に登場した「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」やゲーム機の台頭もあり、売り上げは半減。

1997年にミニ四駆シリーズの累計販売台数が1億台を突破するも、売上高は1998年3月期で200億円台、1999年で200億円と下降線を辿っていき、ブームは落ち着いていきました。
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  • ライモン 2022/2/22 21:01

    ミニ四駆・改造あるある
    ・他社のパチもんの改造パーツや怪しいタミヤ製以外のモーターを知らずに組み込んでいた
    ・ボールベアリングとかミニ四駆一台分もする高価だけど効果が分かりにくいパーツがありがち
    ・肉抜きした穴を塞ぐ網はみかんの袋の網を使う
    ・コロコロとかの雑誌の改造はかなり高度過ぎて出来るかどうか怪しい
    ・ワンウェイホイールは進行方向と逆に付けてしまいがち
    ぜひ令和世代のミニ四駆レーサーキッズ達も伝えて欲しいですねぇ。

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