【PR】大人気マンガ「おやすみプンプン」をお得に読める電子書籍サイト・アプリをご紹介！！

「おやすみプンプン」は、小学館のビックコミックスピリッツで連載されていた人気マンガです。作者は、「ソラニン」で有名な浅野いにお。電子書籍アプリやサイトで「おやすみプンプン」が無料で読めるのか有料で読めるのかを調査しました。アプリで漫画「おやすみプンプン」が読みたい人は必見です！

マンガ「おやすみプンプン」が全巻読める電子書籍サービスは？

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おやすみプンプン

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全巻を読む前に！マンガ「おやすみプンプン」について

「おやすみプンプン」は、2007年から2013年まで小学館のビックコミックスピリッツにて連載されていた日本の人気マンガです。作者は浅野いにお。「ソラニン」でブレイクし、その次の連載作品として公開されたマンガです。当初は週刊ヤングサンデーに連載されていましたが、同誌が休刊したため、ビックコミックスピリッツに移動して連載を再開しています。
単行本は全部で13巻刊行されており、累計発行部数300万部を越えています。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査員委員会推薦作品に選出された、ある意味「ゼロ世代」を象徴する作品といえるでしょう。

マンガ「おやすみプンプン」あらすじ

プンプンは小学5年生の時、転校してきた少女田中愛子に一目惚れする。宿題で出された「将来の夢」にモデルかアイドルと答える愛子に対し、何もないプンプンは、パパからもらった天体望遠鏡を見て宇宙研究者を目指すと書く。家ではパパがDVをし、プンプンは叔父に世話されるが、ひるんだプンプンは教室で発表ができず体育館に逃げてしまう。追いかけてきた愛子に「夢くらい何見たっていい」と諭され、キスされて、愛子を運命のひとだと感じる。
一方の愛子は母子家庭で、母親からは虐待されていた。愛子の叔母が住む鹿児島へ二人で行こうと約束するが、プンプンは鹿児島行きの資金を用意できず、約束を破ってしまい、二人は疎遠になる・・・。

おやすみプンプン

マンガ「おやすみプンプン」主要キャラクター

プンプン

プン山プンプン、両親離婚後は小野寺プンプンとなる。
本作の主人公。普通の人間だが、作中では自身とその両親と叔父は落書きのようなヒヨコの姿で表現されている。物語の後半ではプンプンの精神状態によって四角錐に顔が描かれた姿やひょっとこ、人間の身体に顔が悪魔のような真っ黒で角の生えた姿など、容姿の描写が変化する。実際の容姿は悪くない模様。
幼い頃は他の子供より発達が早く友達想いで社交的な子供だったが、星を捕まえたことのあるという友人の嘘を本当にするため共に星を追いかけに行った道中で、はぐれた友人が交通事故に遭った一件から、感情表現が下手で内向的になってしまう。
一目ぼれした愛子と疎遠となってからも依然として彼女の存在は生きる上での最大の指針となっており、完全に離れ離れとなった後も彼女を探し求め続けた。高校を卒業後はフリーターになり、当てもない生活をししつつも、不器用ながら南条との愛を育み、恩人の宍戸、腐れ縁の三村達と束の間の幸せな生活を送る。

田中愛子

プンプンのクラスに練馬区から転校して来た少女。プンプンの一目惚れの相手。彼女もプンプンに好意を抱いていたが、すれ違いが重なり疎遠となったまま卒業。
幼少期に両親が離婚したため父親はいない。母親は宗教法人コスモさん健康センターの信者で足が不自由なため、彼女を肉体的・精神的な暴力で束縛しながら自分の身の回りの世話をさせていた。
車の教習所でプンプンと再会、彼の充実した暮らしぶりを聞き普通の女の子を演じていたが、プンプンが自身の嘘と想いを告白すると本性を見せる。物語の終盤では、プンプンが母を殺害した後に、彼と逃避行をすることになる。

南条幸

高校時代のプンプンのクラスメイト蟹江梓の姉・美雪の友人で、漫画家志望。高校はプンプンと同じ母校で早稲田大学中退。高校生編でプンプンが梓との初デートでOG展を訪れた際に彼と出会う。出典していた天の川の作品の感想ノートにプンプンが書いた文章からプンプンの才能を見出し、2年後に偶然再開した際に漫画の原作執筆を依頼する。
辛辣な発言が目立つも面倒見が良く心優しい性格。眼鏡を掛けており口元にほくろがある。スレンダーでクールビューティーな容姿をしているが、外国人の母を持つハーフで幼い頃から容姿にコンプレックスを持っていた為、過激なダイエットと整形手術で今の容姿になったと告白している。
過去に大学時代の同級生と結婚していたが現在は独身。コンプレックスの裏返しからくる高いプライドから自分勝手に振る舞う所があり、言動に刺々しさがある事からプンプンと度々衝突するも不器用ながら愛を育んでいき最後まで彼の理解者であり続けた。

おやすみプンプン

マンガ「おやすみプンプン」の見どころ

初めてこの作品を開いた時、詳細に描き込まれた人物や背景のなかにいる「プンプン」の存在にびっくりするはずです。なぜこんなとんがったヒヨコのような造形？と。でも読み進むに従い、次第に「これはプンプンという名の生き物なのだ」と受け入れていく自分がいます。プンプンの悩み、思い、恋心、焦り、情けなさ・・・それは誰もが持つ感情で、顔も体つきの特徴もない、誰にも似ていない「プンプン」は常にかつての自分自身と重なり続けます。
作家の伊坂幸太郎はこの作品を「前衛でありつつも王道」と表現していましたし、心理描写がリアルすぎて、ネットでは「鬱漫画」という評価もある作品ですが、作者の浅野いにおが「ハートフルラブコメディ」と言い切るところに、この作品の存在原点があるのだと思います。
2001年以降の「ゼロ世代」の象徴とも目された作品です。ぜひ読んで、ご自身で評価してみていただきたいと思います。