【親父のつまみ】金と銀の紙に包まれた『あれ』の名前と原料は何?
2017年7月8日 更新

【親父のつまみ】金と銀の紙に包まれた『あれ』の名前と原料は何?

70~80年代頃、酒のつまみとして定番だった金と銀のアルミ箔でキャンディー風に包まれた四角いお肉みたいな謎の物体。 名前は?材料は?今も売ってるの?そんな疑問にお答えします。

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親父の定番つまみだった金と銀の『あれ』

金と銀のアルミ箔で一個ずつ包装された、1センチ角のサイコロ状になった謎の食べ物。
70年代から80年代にかけては定番のおつまみであった。
お父さんがお酒のつまみとして食べていたのを分けてもらったという子供も多いはず。
また、「法事にいくと置いてあった」、「親戚の集まると必ず出てきた」という経験もあるのでは?

ビーフジャーキーみたいなパサッとした食感と味をなんとなく覚えていて「ああ~、懐かしいあれを食べたいなぁ」と思っても、名前や材料を知らないしわからない…
そんな金と銀の『あれ』について紹介していく。
キャンディーみたいに包まれた四角い食べ物

キャンディーみたいに包まれた四角い食べ物

写真を見れば「おお、知ってる!」となるほど有名な食べ物だが、意外と名前や材料を知らない人が多い。

金と銀の『あれ』の原材料はマグロだった!

何かのお肉みたいな気がしていた『あれ』の原材料はマグロ。
乾燥させたツナ(マグロ)に醤油や砂糖で味付けて固めたものである。
正体はサイコロ状に加工されたマグロ!

正体はサイコロ状に加工されたマグロ!

金と銀で味が違うという幼い頃の印象があったけれど、実は同じ味である。

名前は『ツナピコ』『スーパーツナ』など様々

1975年(昭和50年)に角煮を改良し乾燥させたマグロを金銀のアルミ箔でキャンディー風に包んで売り出した焼津・石原水産株式会社。
その石原水産では『ツナピコ』という名で販売。
個性的な包装で大ブレイクした『ツナピコ』

個性的な包装で大ブレイクした『ツナピコ』

当初はかつおたたき製造工場に新作業場を増築し生産していた石原水産だったが、商品が飛ぶように売れて増産するため翌年には隣接町に新工場を展開するに至った。
当時『ツナピコ』は商標登録されておらず、多くの会社から類似商品が同一名称で販売されていた。
※『ツナピコ』は株式会社なとりによって1993年に商標登録されている。

『ツナピコ』以外にも『スーパーツナ』、『スーパーキューブ』、『ファミリーツナ』、『まぐろキューブ』などの様々な名前が確認されている。

現在も店舗やネットで販売中。

スーパーなどで見かけなくなった気がするが、現在も一部のスーパーやコンビニ、そしてネットショップで販売されている。

国内製造 ツナピコ スーパーツナ まぐろ角煮 500gチャック付き袋 静岡水揚げマグロ使用

1,700
使用原料のまぐろは静岡港で水揚げされたまぐろを静岡にてツナピコへ加工しております。

【送料込】静岡県産まぐろ使用 業務用ツナピコ・まぐろ珍味 500g ファミリーツナ

1,780
新鮮なまぐろを原料に独特の味付をした栄養価の高い定番のおつまみです。
おやつおつまみやお茶漬け等にどうぞ。
ローソンセレクト ツナピコ

ローソンセレクト ツナピコ

ローソン標準価格148円(税込)
独特の濃い味付けはビールやワインと相性抜群。
忘れかけていたあの味をもう一度味わってみましょう。

酒のつまみ以外の用途にも…

ツナピコでおにぎり

ツナピコでおにぎり

ツナピコをほぐして入れるだけで簡単・美味しいおにぎりが出来上がり。
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