via news.mynavi.jp
青空に浮かぶ飛行船に出会って、ワクワクした経験はありませんか?
かつては、よく飛行船が空を飛んでいるのを見ましたよね。
ただ、いつの頃からか、飛行船をめっきり見なくなった気がします・・・
かつては、よく飛行船が空を飛んでいるのを見ましたよね。
ただ、いつの頃からか、飛行船をめっきり見なくなった気がします・・・
なぜ飛行船を見なくなったのか?
「元来、多数の飛行船が飛んでいたわけではないですが、確かに最近はほとんど飛行船を見なくなりました。背景として、インターネットの登場などにより、企業が飛行船での宣伝活動を減少させたことが、主な理由だと思います」
2010年に飛行船「スヌーピーJ号」を飛ばしたアリコジャパンの担当者談。
(「アリコジャパン」は2011年4月に「メットライフアリコ」へ、2014年7月には「メットライフ生命保険」へと改名。)
さらに、日本では飛行船を使いにくい事情もあるらしい。
(「アリコジャパン」は2011年4月に「メットライフアリコ」へ、2014年7月には「メットライフ生命保険」へと改名。)
さらに、日本では飛行船を使いにくい事情もあるらしい。
「日本では、発着場の確保(今回のタイプでは210m×280mの平坦な敷地などが必要)が難しいことが、ひとつの理由かもしれません。また、当社の飛行船のパイロットやスタッフは、世界中から参加しています。他のメディアに比べて、運営コストが高いと判断する企業も多いのではないでしょうか」
有人船は世界でも20隻程度しかなく、飛行船パイロットは宇宙飛行士より少ないとされてるらしいです。パイロットのほかにも運航を支援する陸上クルーを1隻につき十数人集める必要があったり、悪天候への備えも悩みのタネみたいです。
ということで、現在、日本で運用されている唯一の有人飛行船はメットライフ生命の「スヌーピーJ号」のみとなっています。
via prtimes.jp
日本で見られる飛行船は企業広告がほとんど
現在はメットライフ生命が運用する「スヌーピーJ号」のみですが、かつては様々な企業が広告・宣伝に飛行船を利用しました。
日本初の飛行船を使った広告はキドカラー号
キドカラー号
1968年に日立製作所のカラーテレビ「キドカラー」の宣伝のため、日本で最初の飛行船を使った商品PRが行われました。
当時としては非常に画期的なプロモーション活動で、半年をかけて日本全国を飛ばし、「キドカラー号」の愛称で話題になりました。
当時としては非常に画期的なプロモーション活動で、半年をかけて日本全国を飛ばし、「キドカラー号」の愛称で話題になりました。
via i.imgur.com
その後、様々な企業が広告に飛行船を利用。カメラやビールなど様々なブランド名を掲げた飛行船を見かけました。
アナタはどの飛行船を見たことがありますか?
アナタはどの飛行船を見たことがありますか?
積水ハウスの宣伝活動を目的として岡本太郎にデザインが依頼された飛行船。
巨大な目玉模様やカラフルな原色のデザインなど、他の飛行船とは一線を期する塗装を施され、レインボー号と名付けた。
塗装にあたってはスポンサー企業の積水ハウスの社名が最初は船体に書かれていたが、それに対してデザイン担当の岡本太郎が「大空はみんなのものだ。そこに広告を入れて飛ばすなんてけしからん!」と発言をし、また積水ハウス側もそれを受け入れたため、宣伝用飛行船としては異例の会社名や商品名の入っていない機体として日本の空を飛ぶこととなった。
via flyteam.jp
飛行船 「アサヒスーパードライ」広告 - YouTube
※1990年
via www.youtube.com