レナルズの死の体験が記録されているテープにマイケルが執着!!
レナルズの死後、マイケルはレナルズの「死」を記録したテープに執着し、軍の管理下に置かれたテープを再生しました。
ブレインストームを被ってテープを再生すると、料理を食べている映像なら食べてる料理の味や香りは勿論のこと、腹がふくれる感覚まであるとの事。快楽も伝わっちゃうみたいだしね。
女博士が残した死ぬ間際の記録は普通に再生したら見てる人が死んじゃうんだけど、マイケルは機械をいじって肉体への感覚を全て取り除いた状態で死後の世界の記録を見ます。
Brainstorm - death trip (end)
マイケルは、他者のオルガスムスをリピート体験しすぎて体に異常をきたし、地球を見たり銀河を見たり...そして謎フィールドに到達する。
via youtu.be
最後は妻カレンの呼びかけにより、生の世界へとマイケルは戻ることができるのですが、このシーンはそのまま水晶玉になって宇宙空間を漂っていきます。彼らが体験していた人生は、実は「メモリー」のひとつでもあったのだと暗示しているようです。こういう世界観は、実は yu の好みです。そう、すべては幻想でありながら、やはり愛さずにはいられない人生なのです。ちなみにエンドクレジットの終わりには、「TO NATALIE」と出てきます。ナタリー・ウッドの遺作になった作品なのです。
Brainstorm trailer(予告)
ブレインストームを使用して見える世界。
via youtu.be
映画評論
MATRIXが登場するはるか昔,人間の脳に入ってくる五感情報を記録して他の人に完全な疑似体験をさせるシステムが描かれていた!サルでの実験に始まり,戦闘機やF1のコックピット・ジェットコースターなどの疑似体験からSEXまで...途中,装置の小型化とか軍事への応用まで,こんな装置が作られたら如何にもというお話が続きます.最後には死後の世界の記録にまで発展し,これを体験した主人公にも心臓発作のショック症状が...頭に着けるだけでそんな情報が取り出せたり,再生できたりするものだろうか?と冷静になりつつもそれ以外の部分は完全なリアリティを持っています
人間の体験した記憶や感覚を、そのまま他人が追体験できる革命的新システム“ブレイン・スキャン”。
悪用しようとする者や、快楽の記録を楽しみ過ぎて「ドランカー」状態になる者
などが現れ、主人公はついに同僚の記録した「死」の記録を追体験しようとする。
科学者のあくなき好奇心と、臨死体験がテーマです。
その「死」の映像は「当時」の最先端のSFX技術で描かれています。
技術的にはもちろん現在に及びませんが、「テクノロジー」よりも「SFマインド」を楽しめる
この映画は、SF好きには堪りません!!現実では、想像のつかない未知の体験は、好奇心が高まります。また死後の世界を観ることが出来るのでとても興味深い作品です。是非、ご覧ください。
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